パタニティテスティングコーポレーション

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パタニティテスティングコーポレーション
Paternity Testing Corporation
種類 民間企業
本社所在地 アメリカ合衆国ミズーリ州コロンビア
設立 1996年5月23日
業種 DNA鑑定
事業内容 親子DNA鑑定
代表者 ワインスティーブンスコット
外部リンク http://www.ptclabs.jp/
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PTCとして知られるパタニティテスティングコーポレーション (Paternity Testing Corporation) は、 アメリカ合衆国ミズーリ州コロンビアに本社を置く、親子DNA鑑定会社[1]。米国において最も信頼性の高い、DNA鑑定によって親子関係を鑑定する会社のひとつであり、全米に2500以上のDNAを収集する拠点のネットワークもち、さらに世界各地にも展開している[2]。パタニティテスティングコーポレーションは、1996年に設立されて以来ずっと、ミズーリ州コロンビアの主要となる研究室で独自の検査をすべて実行している[3][4]。

歴史[編集]

パタニティテスティングコーポレーションは、1996年に、ミシェル・ベックウィズ (Michelle Beckwith) と、キム・ゴーマン、ジョー・ゴーマン (Kim and Joe Gorman) によって創立された。当初の研究施設はミズーリ州コロンビアに設けられていたが、後に同じくコロンビア市域内のべつの場所に新たな研究施設が開設され、移転した[5]。

パタニティテスティングコーポレーションは、親子鑑定研究のために様々な州政府や連邦政府との契約にもとづく検査、研究業務を行なってきている[6]。その中には、米国の多くの地域における児童福祉のための強制的DNA親子鑑定が含まれています。パタニティテスティングコーポレーションは、検査を世界的に提供しており、2009年には日本[7]、シンガポール[8]、タイ.[9]を含む、アジアへも検査サービスの提供をはじめた。

パタニティテスティングコーポレーションは、個人や州政府関係機関などのみならず、世界各国の法執行機関や刑事法医学研究室と協力し続けている[6]

パタニティテスティングコーポレーションは、AABB[10]、国際標準化機構 (ISO)[11], ニューヨーク州保健局 (New York State Department of Health)[12]、 FQSI[13],FBI QASプログラム[14]などから認証を受けている。

法医学の開発[編集]

PTCは、性的暴行犯罪者を識別する犯罪研究所を支援するために、精子の分離キットを開発しました。[15] 彼らはまた、市販されているこの処理キットを開発しました。このキットで性的暴行被害者から適切に容疑者のDNAプロファイルを見つけ識別できるように大幅に精度が上がりかかる時間の減少に繋がりました。[15] 以前の差分抽出検査は時間がかかり、時には犯人を特定するための遺伝情報を提供できませんでした。[16] このキットは、犯罪者を捕捉する犯罪研究所、FBIより強力なオプションを提供します。[17]

人物の識別検査[編集]

パタニティテスティングコーポレーションが実行するY染色体、RFLPおよびポリメラーゼ連鎖反応人間の同一性のためのPCRタイプのDNA鑑定を行います。[18] PCRは現在、業界基準の検査です。[19]業界基準は、15遺伝子座、および遺伝子検査用の性別マーカーです。これは、ほとんどすべてのDNA鑑定研究所が提供する基本的な親子識別検査であると考えられています。[20]パタニティテスティングコーポレーションは、30種類の遺伝子座まで検査する能力を持っています。[21] PTCでは、10,000の父性指数を必要としてます。[22] 家族血縁関係のDNA認定プログラムは、99の父性指数の最低限必要量を持っていることを要件とします。[23]

パタニティテスティングコーポレーションはRFLP DNA検査を行い、[24]RFLP検査はPCRで特定の答えに到達することが不可能である場合に使用されています。RFLP法は、最も高価でより遅く、多くの遺伝物質を必要とし、実行されます。パタニティテスティングコーポレーションでは8つの異なるRFLP遺伝子座を持っています。：D2S44、D10S28、D17S79、D4S136、D7S467、D6S136、D5S110とD1S339：RFLP検査は、他のタイプの検査で決定的な結果を提供できない場合や、多くの場合、法執行機関、および他の研究室によってしばしば使用されています。[25]

Y染色体試験は世代にわたって男性の系列を検査するために使用されます。例えば、祖父には息子がいて、その息子の男の子供は突然変異が起こっていない場合、祖父と同じY染色体を所有します。[25]Y-染色体検査は、法医学的ケースでは広く使われています。家族の再構成の時に父親あるいは兄弟のサンプルが利用可能でない場合、検査を行うことはできません。[26]

刑事法廷関与[編集]

  • ジミー　エッカーの殺人事件の裁判[27]

このケースでは、証拠を刑事訴追するかどうかを決定するために現在もまだ証拠審理の進行中であります。最終的に弁護士のMr.Eackermanは新しく裁判を試行するか、または彼の信念をこのまま放棄するつもりです。このようなケースでの審理を援護するためにアラスカ州警察の要求によって膣から得られるＤＮＡサンプルが、パタニティテスティングコーポレーションに送られてきました。

  • TheopolisヒューズジョンソンII殺人事件[28]

この事件は、13歳の妊娠した少女の法定強姦と殺人のケースです。パタニティテスティングコーポレーションは、息子TheopolisヒューズジョンソンIIIが死亡した少女の赤ちゃんの父であった可能性が99.992%あったことを示すレポートを発行しました。一方、ミズーリ州のハイウェイパトロールはまた、死亡した少女の膣から得たＤＮＡ綿棒から検出したＤＮＡが父親と思われるTheopolisヒューズジョンソンIIのDNAであるとの結論に達しました。少女は死亡の時にはすでに妊娠22週目でした。この事件はまだ継続中であります。

  • ジョニーブリスコーの殺人事件[29]

これは、顔見知りによって組み立てられた殺人の不正な判決のケースです。パタニティテスティングコーポレーションは、彼の潔白を証明するために、セントルイス警察の犯罪科学研究所で忘れられていたタバコの吸殻からDNAサンプルを検出しました。

  • Arbieディーンウィリアムズ殺人事件[30]

これは1982年の15歳のリンダ海峡の死への調査です。当時はまだ、DNA鑑定は行われていませんでした。1998年に、検察はパタニティテスティングコーポレーションへDNAが混入した枕カバーを送付してきました。パタニティテスティングコーポレーションは、枕カバーから部分的なDNAプロファイルを検出することができました。すでに別の事件で監禁されていた容疑者へ検察側が主導したのです。

  • アンソニーウッズレイプ事件[31]

これは不正な審判のケースです。ウッズ氏は、これまでに引き起こしたとされる不正行為を全面拒否し、彼は刑務所で18年間過ごしました。2005年にパタニティテスティングコーポレーションはこの事件から劣化したサンプルの部分的なプロファイルを得ました。パタニティテスティングコーポレーションはウッズ氏の無罪潔白を証明することができ、また彼は18年間刑務所で過ごした分のお金をもらい、最後には判決の逆転に繋がりました。

国立司法研究所の許可[編集]

  • 精子の検出および定量[32]

この許可は、精子検出の自動化を改善するために与えられました。これは、婦女暴行容疑の被害者のために精子を識別するために顕微鏡を使用しての現在の技術を置き換えることでした。[33]

  • 性的暴行事件に使用される選択的分解の自動処理[32]

レイプ疑惑の被害者から容疑者のDNAサンプルを残すための細胞の選択的分解のためにこの許可が与えられました。[34]

州の契約[編集]

パタニティテスティングコーポレーションは養育費の執行のために、過去にさまざまな州の契約を授与され、家族サービスを提供しています。[35] 現在、ミズーリ州と[36] ルイジアナ州で[37] 家族サービスのための州の契約を維持しています。

脚注[編集]

  1. ^ PTC History
  2. ^ Who is PTC
  3. ^ PTC history
  4. ^ PTC の歴史
  5. ^ Missouri Business Net 2005 showcase
  6. ^ a b Missouri 2005 Business showcase
  7. ^ PTC Japan
  8. ^ PTC Singapore
  9. ^ PTC Thailand
  10. ^ AABB Accreditations
  11. ^ FQS-1
  12. ^ Accreditations
  13. ^ 認可
  14. ^ FBI QAS
  15. ^ a b PTC Labs markets DNA kit to crime labs, Columbia Tribune by Jacob Barker
  16. ^ Test seen as crime scene breakthrough By T.J. GREANEY
  17. ^ National Institute of Justice Erase PosterTest seen as crime scene breakthrough By T.J. GREANEY
  18. ^ Family DNA Reconstructions
  19. ^ PCR
  20. ^ History of DNA by DDC
  21. ^ PCR Loci PTC Singapore
  22. ^ How to avoid an erroneous DNA test
  23. ^ Standards for Relationship Testing Laboratories, AABB
  24. ^ RFLP testing
  25. ^ a b Biotechnology by Ellyn Daugherty
  26. ^ ＰＴＣ
  27. ^ Peninsu Clarion,By KAREN GARCIA 07Jan11Peninsu Clarion, By ANDREW WAITE 15sept10
  28. ^ The Marshall Democrat, By ERIC CRUMP and MAGGIE MENDERSKI 11Nov11
  29. ^ Columbia Business Times, By Stephanie Rapp 09spet09
  30. ^ USA today, SPOKANE, Wash 05jun03
  31. ^ Innocence project
  32. ^ a b National Institute of Justice Awarded Grants
  33. ^ National Institute of Justice Reseach on Spem Identification and Quantification
  34. ^ National Institute of Justice 2011 Erase Sperm Isolation Poster, Chris Carson
  35. ^ DNA lab solves crimes, changes lives, By Stephanie Rapp
  36. ^ [oa.mo.gov/purch/agencyinfo/agcycontracts.xlsx Missouri State Vendor List]
  37. ^ Department of child support enforement LA

外部リンク[編集]

補遺: 2009年1月1日 (木) 12:34 UTC の版は en:Paternity Testing Corporation 16:13, 4 February 2012の翻訳

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