パク・ジェボム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
パク・ジェボム(Jay Park)
出生名 パク・ジェボム (Jay Park, Park Jaebeom)
生誕 (1987-04-25) 1987年4月25日(30歳)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ワシントン州エドモンズ
職業 歌手BボーイダンサーMC作詞家作曲家CEO
活動期間 2008–present
レーベル JYP (2008-2010)
SidusHQ (2010-2016)
ユニバーサルJ (日本)
AOMG (2013–present)
H1GHR MUSIC (2017–present)
Roc Nation (2017–present)
公式サイト twitter.com/jaybumaom
facebook.com/jaypaom

パク・ジェボム(박재범[朴載範]、1987年4月25日 - 英語名 Jay Park)は、韓国で活動する韓国系アメリカ人歌手2008年から2010年2月まで韓国のアイドルグループ2PMのリーダーであった。2010年2月2PMを脱退し、2010年7月からSidus HQに所属し、ソロで活動を再開。[1] 契約終了後、2013年自身の会社AOMGを設立。CEOとしてクルーを率いながら自らもアーティストとして意欲的に活動し、所属アーティストたちも含め存在感と影響力のあるレーベルに大きく成長。2017年、新たに別のレーベルH1GHR MUSICを立ち上げ、所属するシアトルとソウルのHIPHOPアーティストの、よりグローバルな活動をサポートしている。

来歴[編集]

地元シアトルのダンスチームに所属し、ブレイクダンスを得意としていた。のファンであった母の勧めでアメリカのJYPEオーディションに参加。そこでプロデューサーパク・ジニョンの目にとまり、練習生として2005年1月に韓国へ。朝鮮語習得と歌唱練習に4年を費やし、2008年に2PMのリーダーとしてデビュー。

言語をハンデに背負いながら、抜群のダンス力とリーダーシップで、他のメンバーをひっぱっていた。[要出典]

脱退問題[編集]

2009年9月5日、ジェボムが練習生時代にアメリカのウェブサイトマイスペースに書いた当時の韓国での厳しかった生活に対する文句が一部のネットユーザーにより明らかになり、その内容が韓国と韓国人に対する卑下だと誤訳され韓国で論議になった。ジェボムはこの日午後12時3分、2PMのファンカフェに謝罪文を掲載[2]。約2時間後の2時56分には当時の彼の事務所であったJYPE側で追加謝罪文を掲載した。しかし彼への批判は収まらず、9月8日12時頃2PMから脱退するとファンカフェを通じて明らかにし、同日午後6時30分のシアトル行飛行機に乗ってアメリカに帰国した。

問題の文章は、一人でアメリカから韓国に来て韓国語も話せず、文化になじめなかった時期に書かれたものであり、一部では、ジェボムが復帰するまで2PMのCDなどの関連商品を一切買わない、支持しないというボイコット運動も行われていた[3]

しかし、2010年2月26日、JYPEよりジェボムの解雇が正式に通達された。

アメリカ帰国、そして韓国での再始動[編集]

アメリカ・シアトルに戻り、B-boyダンサーとしてブレイクダンスチームAOM(Art Of Movement)で活動する一方、ソロとしても活動をスタートさせたジェボムは、B.o.Bとブルーノ・マーズのヒット曲「Nothin’ On You」のカバーをYouTubeで発表。この動画が200万回以上の再生回数となり反響を呼ぶ。韓国ではB.o.BがJay Parkバージョンをリリースし、またジェボムも「Count On Me (Nothin’ On You)」と題して自身のカバーを発表、ヒットを記録した。

またこの頃からAOMの仲間だったCha Cha Maloneが作曲家・プロデューサーとして活動を共にするようになった。[4]

2010年6月、再びソウルに戻ったジェボムは7月Sidus HQと契約、韓国での活動を再開する。

2011年4月、ミニアルバム「Take A Deeper Look」を発表。テディ・ライリーが故マイケル・ジャクソン用に制作していたという曲「Demon」もリリース。2012年2月にはファースト・アルバム「New Breed」を発表し、韓国チャートで1位になった。

AOMG創立、CEOに就任[編集]

2013年、Saturday Night Live Koreaにレギュラー出演しコメディもこなす一方、「Joah」が大ヒット。盟友Dok2との親交も深まる中、ジェボムはDok2の運営するレーベル「Illionare Records」への所属を希望するも、ジェボムのアーティストとしての規模の大きさから断られ、結果として自らレーベルを設立することとなる。

2013年9月、「AOMG」が創立された。メンバーはAOMからのダンス仲間でプロデューサーのCha Cha Malone、シンガー兼プロデューサーのGray、作曲家のJun Goon。レーベル名「AOMG」はシアトルで所属していたブレイクダンスチームAOMから発展させたもので、「Always OMGrind」「Above Ordinary Music Group」という意味を持つ。

2014年3月、Simon Dominicが所属していたレーベルであるアメーバ・カルチャーを離れ、AOMGにダブルCEOとして迎え入れられ、その後2年間でUgly Duck、Loco、Elo、Hoody、DJ Pumkin、DJ WegunがAOMGに参加する。

「Show Me The Money」プロデューサーとして[編集]

2012年から放映がスタートされ、シーズンを追うごとに人気が増しているラップオーディション番組「Show Me The Money」のシーズン4(2015年)プロデューサーに就任。審査員でもあり、自らもパフォーマンスを行いながら候補者を優勝まで導く役割を持つが、このシーズンでは優勝に至らなかった。(2017年シーズン6では盟友Dok2とのコンビで再びプロデューサーに就任)

この時の経験から「ヒップホップマインドが刺激された」とシンガーのジェボムが全編にわたりラップを繰り広げたラップアルバム「Worldwide」をリリース。人気ラッパー総出演とも言える豪華なゲスト陣でも話題を呼んだ。中でもシングル「MOMMAE(ft. Ugly Duck)」は扇情的なPVが話題となり、自らのYouTube再生回数の最高をマークする。

リリースとフィーチャリング・ラッシュ[編集]

以降、レーベルのアーティストのみならず、新人を含む多くのアーティストの曲にフィーチャリングアーティストとしてひっぱりだこの状態になる。その中で前作から1年も経たないうちに「ラップをたくさんしたから、今度は歌いたくなった」とアルバム「EVERYTHING YOU WANTED 」をリリース。アルバムはKorean Music Awardsの「2017 Best R&B&Soul Album」を受賞、アーティストとしても「2017 Artist of the Year」を受賞。

また一方ではバスケットボール・バラエティ番組「buzzer beater」にプレイヤーとして出演するなど、幅広く活躍。

新レーベル、H1GHR MUSIC創立[編集]

2017年、普段から交流のある若いラッパーや作曲チーム、そしてシアトルのラッパーたちをメンバーにして新たなレーベル、H1GHR MUSICを創立。メンバーは韓国からSik-K、pH-1、GroovyRoom、Woogie、G.soul、国外ではYultron、Avatar darko、Raz Simone、Jarv Dee、Phe REDSが参加。韓国側にも英語を話せるメンバーが多く、よりグローバルな活動を目指している。

Roc Nationと契約[編集]

2017年7月、ラッパーJay-Zが率いる「Roc Nation」との契約を発表。アジア系アメリカ人としては初めてとなる。

ディスコグラフィ[編集]

アルバム[編集]

  • 信じてくれるかい(2010年7月13日)
  • Take A Deeper Look (2011年04月27日)
  • New Breed (2012年2月7日)
  • EVOLUTION (2014年9月1日)
  • WORLDWIDE (2015年11月5日)
  • EVERYTHING YOU WANTED (2016年10月25日)

脚注[編集]

  1. ^【記事】ジェボム、2PM電撃脱退宣言
  2. ^【記事】2PMチェボム、韓国卑下文公式謝罪「あまりにも幼かった」
  3. ^【記事】ファンら「ジェボムのいない彼らを応援することはできない」
  4. ^英語版wiki