バーメイン・スタイバーン

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バーメイン・スタイバーン
基本情報
本名 バーメイン・スタイバーン
通称 B. WARE
階級 ヘビー級
身長 188cm
リーチ 203cm
国籍 カナダの旗 カナダ
誕生日 (1978-11-01) 1978年11月1日(38歳)
出身地 ハイチの旗 ハイチラ・プレイン
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 28
勝ち 25
KO勝ち 21
敗け 2
引き分け 1
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バーメイン・スタイバーンBermane Stiverne1978年11月1日 - )はカナダプロボクサーハイチのラ・プレイン出身。元WBC世界ヘビー級王者。身長のわりに長いリーチから放たれる強打は抜群の破壊力がありKO率は80%を超える。日本語表記ではバーメイン・スティバーンとも表記される。ドン・キングのドン・キング・プロダクションズ所属。トレーナーはドン・ハウス。アシスタントトレーナーはマネージャーを兼任しているカミール・エステファン。

来歴[編集]

10歳の時に家族と共にハイチからマイアミへ移住。大学時代はアメリカンフットボールをやっていたが怪我で断念しボクシングへ転向した[1]

アマチュア時代[編集]

アマチュア時代の戦績は59戦49勝10敗。

プロ時代[編集]

2005年7月29日、スタイバーンは25歳でプロデビューを初回1分26秒TKO勝ちで終えた。

2006年7月8日、フランクリン・ロウレンスと対戦し初回57秒TKO勝ち。

2007年7月7日、デメトリス・キングと対戦し4回1分59秒TKO負けでキャリア初黒星となった。

2008年7月11日、ブラッド・グレゴリーと対戦し初回2分35秒TKO勝ち。

2009年2月14日、ロベルト・ホーキンスと対戦し8回3-0(2者が77-73、78-72)の判定勝ち。

2010年11月11日、ラモン・ヘイスと対戦し初回2分8秒KO勝ち。

2011年1月29日、カートソン・マンスウェルとWBCインターナショナル並びにWBC全米並びにWBAフェデラテンヘビー級王座決定戦を行い、2回1分52秒TKO勝ちで王座獲得に成功した。

2011年6月25日、WBC世界ヘビー級3位レイ・オースティンとWBC世界ヘビー級シルバー王座決定戦を行い、8回までの判定では0-2(85-85、2者が84-86)とオースティンに僅かにリードを奪われていたが、10回に右フックで痛烈なダウンを奪うとレフェリーが試合をストップ。10回43秒逆転TKO勝ちで王座獲得とビタリ・クリチコへの指名挑戦権獲得に成功した。

2012年4月14日、ウィーリー・ヘリングと対戦し8回3-0(2者が79-73、77-75)の判定勝ち。

2013年4月27日、クリス・アレオーラと対戦し3回にアレオーラからダウンを奪って試合を優位に進め12回3-0(2者が117-110、118-109)の大差判定勝ちで初防衛に成功した[2]

2013年8月、スタイバーンが挑戦権を獲得したにもかかわらず、王者ビタリ・クリチコは2012年9月以降試合を1度も行っておらず引退か現役続行か曖昧な状態が続いていた。さらにビタリは最後に行った指名戦が2011年9月のトマシュ・アダメクとの試合で2年以上指名戦を行っていなかった。2度も指名挑戦者決定戦に勝ちビタリへの挑戦権を得ていたスタイバーンは、ビタリ側が3度に渡り指名戦入札を回避したことで「WBCがビタリを贔屓しているとは思いたくないが、期限内に指名戦を戦わなかったアンドレ・ウォードセルヒオ・マルティネスの王座を剥奪したWBCがビタリのベルトを剥奪しないのは公平でない、WBCは自身のルールを守っておらず選手を平等に扱ってもいない」とWBCとビタリを批判した[3][4]

2014年5月10日、約1年ぶりの試合をロサンゼルスのガーレン・センターでビタリ・クリチコの引退に伴い空位になったWBC世界ヘビー級王座決定戦をWBC同級2位のクリス・アレオーラとダイレクトリマッチを行い、6回に右フックで2度ダウンを奪った後ダメージの残るアレオーラにさらに連打をまとめるとレフェリーが試合をストップ、6回2分2秒TKO勝ちで王座獲得に成功した[5]。ちなみにESPNが久々にボクシングのヘビー級世界戦の生中継をフライデーナイトファイト放送枠を土曜日の夜ながら急遽拡大スペシャルにして特番放送。試合後に行われたリング上のインタビューでは感極まる場面も見せ、35歳にして涙の世界王座初戴冠となった。

WBCからWBC世界ヘビー級1位デオンテイ・ワイルダーとの指名戦指令と、交渉期限の9月12日までに交渉がまとまらなければ入札になることが発令される。しかし期限までに交渉がまとまらなかったことで10月1日まで交渉期限が延期されるが、10月1日までにも交渉がまとまらなかった事で、今度は新たな期限は設定されず無期限の延期になった[6]

2014年12月、WBC総会で翌年1月17日のデオンテイ・ワイルダーとの指名戦に続き、ブライアント・ジェニングスと2戦連続の指名戦を行うよう決定が下される。ブライアント・ジェニングスが指名戦を回避する場合は、アレクサンデル・ポベトキンVSマイク・ペレスの勝者と指名戦で対戦することも合わせて決定した[7]

2015年1月17日、MGMグランド・ガーデン・アリーナでWBC世界ヘビー級1位の指名挑戦者でWBCアメリカ大陸ヘビー級王者デオンテイ・ワイルダーと対戦するが、12回0-3(109-118、108-119、107-120)の判定負けを喫し初防衛に失敗し王座から陥落した[8]

2015年11月14日、ザ・ジョイントでデリック・ロージーとヘビー級10回戦で復帰。初回こそダウンを奪われたが何とか巻き返し10回3-0(2者が96-93、95-94)の判定勝ちで10ヵ月ぶりの復帰戦で白星を飾った[9]

2016年8月17日、WBCはWBC世界ヘビー級1位のアレクサンデル・ポベトキンとWBC世界ヘビー級2位のバーメイン・スタイバーンの間でWBC世界ヘビー級暫定王座決定戦に関する対戦交渉を開始するよう指令を出した[10][11]

2016年10月8日、ニューヨークのホテルで入札が行われ、ポベトキン擁するワールド・ボクシングが316万5000ドル(約3億2千万円)で入札して興行権を落札、ファイトマネーの分配は、ポベトキンが50%に当たる1,424,250ドル(約1億5千万円)、スタイバーンが50%に当たる1,424,250ドル(約1億5千万円)となった(10%の316,500ドルは試合勝者への賞金)。スタイバーン擁するドン・キング・プロモーションズの入札額は210万ドルだった[12]

2016年11月10日、同年12月17日にWBC世界ヘビー級1位のアレクサンデル・ポベトキンとWBC世界ヘビー級暫定王座決定戦を行うことが決定した[13][14]

2016年11月14日、WBCが11月4日に実施した抜き打ちドーピング検査でステイバーンの尿サンプルからメチルヘキサンアミンの陽性反応が検出されたことを発表。ステイバーンには75,000ドルの罰金が科せられたが、「メチルヘキサンアミンを故意に摂取した証拠がない」として出場停止処分は科せられず、同年12月17日のアレクサンデル・ポベトキンとの試合は挙行されることが発表された。ステイバーンは栄養補助食品にメチルヘキサンアミンが入っていたと主張した[15][16][17]

2016年12月17日、エカテリンブルクでWBC世界ヘビー級1位のアレクサンデル・ポベトキンとWBC世界ヘビー級暫定王座決定戦を行い王座獲得を目指す予定だったが、同月6日にVADAが実施したドーピング検査でポベトキンのサンプルから禁止薬物のオスタリンが検出された検査結果が試合の20時間前に判明した為、試合は中止となった[18][19][20]

獲得タイトル[編集]

  • WBCインターナショナルヘビー級王座
  • WBC全米ヘビー級王座
  • WBAフェデラテンヘビー級王座
  • WBC世界ヘビー級シルバー王座
  • WBC世界ヘビー級王座(防衛0)

脚注[編集]

  1. ^ Bermane Stiverne Emerges”. Max.Boxign. 2014年5月10日閲覧。
  2. ^ スティバーン、アレオーラに快勝 Boxing News(ボクシングニュース) 2013年4月28日
  3. ^ V. Klitschko injury angers Stiverne”. ESPN.com (2013年8月15日). 2013年8月24日閲覧。
  4. ^ クリチコ兄、リング復帰は来年 負傷?政治?”. Box On (2013年8月16日). 2013年8月24日閲覧。
  5. ^ スティバーンが新王者に、WBCヘビー級 Boxing News(ボクシングニュース) 2014年5月11日
  6. ^ WBC purse bid again postponed”. ESPN.com (2014年10月2日). 2014年10月2日閲覧。
  7. ^ WBC sets mandatories, pushes Floyd-Pac”. ESPN.com (2014年12月18日). 2014年12月23日閲覧。
  8. ^ ワイルダーが判定でWBCヘビー級新王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2015年1月18日
  9. ^ 前WBCヘビー級王者スティバーンが再起 Boxing News(ボクシングニュース) 2015年11月15日
  10. ^ With Wilder sidelined, Povetkin and Stiverne to fight for WBC interim heavyweight title Fightnews.com 2016年8月17日
  11. ^ ポベトキンとスタイバーンで暫定戦、WBCヘビー級 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年8月18日
  12. ^ Andrey Ryabinsky wins purse bid for Povetkin-Stiverne title fight”. ESPN.com (2016年10月8日). 2016年10月8日閲覧。
  13. ^ Alexander Povetkin to fight Bermane Stiverne on December 17 Boxing News 2016年11月10日
  14. ^ ポベトキンvsスタイバーン 12.17WBC暫定王座戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月10日
  15. ^ Stiverne fails drug test but fight with Povetkin still on”. Ring.com (2016年11月14日). 2016年12月6日閲覧。
  16. ^ Stiverne fails drug test, clash with Povetkin for interim WBC heavyweight title still on Fightnews.com 2016年11月14日
  17. ^ スタイバーン薬物反応もポベトキン戦は挙行か? Boxing News(ボクシングニュース) 2016年11月16日
  18. ^ Povetkin fails drug test, WBC withdraws sanctioning of Povetkin-Stiverne Fightnews.com 2016年12月17日
  19. ^ ポベトキンまた薬物検査陽性、WBC暫定戦は中止 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月18日
  20. ^ WBCヘビー級暫定戦、試合直前に中止 ポベトキンに禁止薬物の陽性反応”. スポニチ (2016年12月18日). 2016年12月24日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

空位
前タイトル保持者
ビタリ・クリチコ
WBC世界ヘビー級王者

2014年5月10日 - 2015年1月17日

次王者
デオンテイ・ワイルダー