かげきベイビー バーブー赤ちん

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かげきベイビー バーブー赤ちん』(かげきベイビー バーブーあかちん)は、のむらしんぼによる漫画作品。『月刊コロコロコミック』(小学館)にて、1993年12月号から1996年8月号まで連載されていた。『別冊コロコロコミック』(同)にも1995年8月号から1996年8月号まで掲載された。コミックス全5巻。

あらすじ[編集]

いつも元気なスーパーベイビー赤ちん。立ちはだかる悪や困難にちんちん技やうんち技で立ち向かう。スーパードリンクを飲んでパワーアップした赤ちんは、老師や貫太郎の助けを借りて、ライバルの金田親子、その親戚のリッチマン親子、大浴場のヤクザ、浜辺のヤクザなどを倒していく。

登場人物[編集]

赤ちん一家[編集]

赤ちん(赤井赤ちん)
主人公。スーパーベイビー。登場人物に「なんて過激な赤ん坊だ」と言わしめるほど過激な赤ん坊。酒乱。体重7.5ポンド。「バブ」が口癖。
最終回では墓地で登場した九尾の狐を九本のうんこで幻惑する。
赤ちんのパパ(赤井青太郎)
サラリーマン。コロコロ商事勤務、営業成績は最下位。初登場時32歳。「エラいぞ赤ちん」が口癖。
赤ちんのママ(赤井桃代)
主婦。初登場時25歳。パパと同じポーズのコマ多数。

金田一家[編集]

金田金太郎
赤ちんのライバル。読み方は「かねだかねたろう」。第六話から登場。
「世の中何事も…金だ、金だろう」ということで名づけられた金田コンツェルンの御曹司。赤ちんをマネるが、ウンチ技やちんちん技はできない。体重9.3ポンド。「ばぶ」が口癖。
金太郎のママ
金田コンツェルンの奥様。第六話から登場。
赤ちん親子をライバル視している。欲しいのは金ではなく「名誉と名声」。
物語中盤で「金田親子の正体を今、明かすことはできないが」(老師談)と重大な秘密の存在が示唆されていたが、結局明かされることはなかった。
老師(姿焼左ェ門)
全日本赤ちゃん柔道連盟。姿道場主(あるじ)。
貫太郎
犬。元金田家のお手伝い犬。一億円で購入されたが捨てられ赤ちん一家に住みつく。

リッチマン一家[編集]

金田家の遠い親戚。アメリカの大財閥。大牧場経営とコンピューター・自動車の販売。

ダディ
十年ぶりの来日。赤ちんをロープで縛り、カウボーイの血が騒ぐ。
マミィ
羽子板で顔に墨を塗られて感激。
ベイブ
獅子舞にかじられる。

金田コンツェルン[編集]

存在が明らかになっているものは以下

組織[編集]

  • 特殊部隊
  • 建設部隊
  • ケーキ職人部隊
  • 電化製品部
  • 少年合唱団
  • 調理部
  • 商品サービス部
  • 救助部隊
  • おみこし課

関連施設・イベント[編集]

  • カネディランド
  • カネダヤ
  • かねだ警察署
  • カネデバー号
  • カネラントオリンピック
  • カネダグランプリ
  • 金田家専用キャンプ場
  • 金田スケート場
  • ブジTV(買収
  • 生物研究所