バロム・リヤチヤ5世
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バロム・リヤチヤ5世(バロム・リヤチヤ5せい、クメール語: បរមរាជាទីប្រាំ、1579年‐1599年)はカンボジアの国王(在位:1596年‐1599年)[1]。
バロム・リヤチヤ5世 បរមរាជាទីប្រាំ | |
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カンボジア国王 | |
在位 | 1596年 - 1599年 |
出生 |
1579年 カンボジア王国 |
死去 |
1599年 カンボジア王国 |
略歴
[編集]バロム・リヤチヤ5世はプレア・ラム1世によりラーンサーン王国に追われたサター1世(英語版)の次男[1]。
バロム・リヤチヤ5世は1596年のテレの王の反乱に乗じてポルトガル人のディオゴ・ヴェローゾ(英語版)とスペイン人のブラズ・ルイス(英語版)の支援を受けヴィエンチャンで挙兵し国王プレア・ラム2世を殺害しカンボジア国王に就いた。王位に就いてからは狩りや酒などの娯楽に耽り、政治の実権はディオゴ・ヴェローゾとブラズ・ルイスに握られていた。1599年にチャム人とマレー人が反乱を起こしバロム・リヤチヤ5世は自ら征討にでる決断を下し軍を進め、駐留した村を根城とした。ここで反乱軍が急襲しバロム・リヤチヤ5世は殺害された[1]。
脚注
[編集]参考文献
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