バルトロメ島

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バルトロメ島
Isla Bartolomé
Bartoleme Island.jpg
バルトロメ島からの景観(対岸サンチャゴ島
座標 南緯0度17分 西経90度33分 / 南緯0.283度 西経90.550度 / -0.283; -90.550座標: 南緯0度17分 西経90度33分 / 南緯0.283度 西経90.550度 / -0.283; -90.550
面積 1.2 km²
最高標高 114 m
所在海域 太平洋
所属諸島 ガラパゴス諸島
所属国・地域 エクアドルの旗 エクアドル
地図
バルトロメ島の位置(ガラパゴス諸島内)
バルトロメ島
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バルトロメ島の海岸
(右にピナクル・ロック)

バルトロメ島スペイン語: Isla Bartolomé、バーソロミュー島、英語: Bartholomew Island)は、ガラパゴス諸島の火山島の1つであり、この火山の小島はサンチャゴ島の東海岸のすぐ沖に位置する。バルトロメ島およびサンチャゴ島のサリバン湾スペイン語版の名は、自然主義者でチャールズ・ダーウィンの生涯の友人であり、英国海軍艦船ビーグル中尉として乗船したバーソロミュー・ジェームズ・サリバン (Bartholomew James Sulivan) にちなんで名付けられた[1]

地理[編集]

総面積わずか 1.2km2、標高114m のこの島は、群島のうち最もよく知られる美しい景観を見せる[1][2]。約30万年前のマグマの活動により形成されたバルトロメ島は[2]、ガラパゴスの群島のなかでも「若い」島の1つである。島は死火山および赤、オレンジ、緑、輝く黒色のさまざまな火山性地層よりなる。バルトロメ島の山頂には容易に登れ[3]、対岸のサンチャゴ島の壮大な景色を提供する。また、いくつかの火砕丘があり、スパターコーン: Spatter cone、溶岩滴丘)[4]タフコーン: Tuff cone、凝灰岩丘)、それに溶岩流: Lava flow)が見られる[1]

バルトロメ島では、この島の際立った特徴となるピナクル・ロック(: Pinnacle Rock)が知られている[1]。島の西端付近にあるこの尖塔状の岩は[2]、かつて水中の火山よりマグマが噴出した際に形成された[1]

ガラパゴスペンギン

バルトロメ島にはもう1つ訪問可能な地域があり、そのピナクル・ロックの周辺は、泳ぎかつシュノーケリングができ[1]、水中の世界を観察できる。ガラパゴスペンギンウミガメネムリブカその他熱帯魚が見られる。南北一対となる湾は狭い地峡によって分離されている。

生物[編集]

ガラパゴスペンギンがよく見られ[5]、ピナクル・ロックの背後にある小洞窟の集団繁殖地に営巣する[1]。季節により、バルトロメ島はアオウミガメの繁殖および営巣地となる。サギ類は、穏やかな浜を利用している。ガラパゴスのヨウガンサボテン英語版が、新しい溶岩台地に生えている。

1976年には、チャールズ・ダーウィン研究所と国立公園管理事務所により、野生化したクマネズミが駆除された[6]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d e f g Santiago”. Galápagos Conservancy. 2017年7月21日閲覧。
  2. ^ a b c 水口 (1999)、171頁
  3. ^ 藤原幸一 『ガラパゴス博物学』 データハウス、2001年、190-191頁。ISBN 4-88718-616-9
  4. ^ 水口 (1999)、31・171頁
  5. ^ 水口 (1999)、69・171頁
  6. ^ 伊藤秀三 『ガラパゴス諸島』 角川書店角川選書〉、2002年、29頁。ISBN 4-04-703340-5

参考文献[編集]

  • 水口博也 『ガラパゴス大百科』 TBSブリタニカ、1999年ISBN 4-484-99300-7

関連項目[編集]

外部リンク[編集]