バミューダ・トライアングル (冨田勲のアルバム)

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バミューダ・トライアングル
Bermuda Triangle
冨田勲スタジオ・アルバム
リリース
時間
レーベル RCAレコード(US)
RVC=現・ソニー・クラシカル(日本)
専門評論家によるレビュー
冨田勲 アルバム 年表
宇宙幻想
(1977)
バミューダ・
トライアングル

(1978)
ダフニスと
クロエ

(1979)
EANコード
EAN 4988017654064
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バミューダ・トライアングル』は、冨田勲シンセサイザー音楽としての6作目のアルバムである。

概要[編集]

いわゆる「宇宙3部作」の第3作。バミューダの海底にあるといわれている巨大なピラミッド型隆起を舞台に、メドレー形式で進んでいく。

作品の内容上、海が見える環境で仕事をする事を考え、いつもの自室スタジオではなく伊豆に部屋を取って機材を持ち込み、前作で導入したローランドのMC-8などのマイクロ・コンピューター(デジタルシーケンサー)を駆使してこの作品のほとんどの素材を制作した[1]

アルバムのジャケット・デザインは横尾忠則、解説は小松左京。なお、冨田勲は前々から両者のファンだった[1]

オリジナルのマスター音源は、いわゆる4チャンネルステレオに加えて聴取者の頭上にスピーカーを配置した5チャンネル方式である[2]。ただしこの音源は一般には発売されず、通常のステレオフォニック再生で擬似的に体験出来る様にミックスダウンされたものが発売された。

収録曲目[編集]

A面[編集]

1 銀色の光を発しながら下降する丸い宇宙船

  • UFOの飛来と謎の電波(冨田

2 強力磁波

3 次元の異なった世界

4 バミューダの海底に沈む巨大なピラミッドと古代人たち

5 蛍光色に光る宇宙服を着たヴィーナス

6 地底王国アガルダで遊ぶ子供たち

  • 交響曲第5番:第2楽章(プロコフィエフ)~ブリッジ:未知との遭遇(J・ウィリアムズ)

7 地球という空洞の器

B面[編集]

8 ヴィーナスの唄

9 バミューダの夜明け

10 シベリアのツングースに激突したことのあるまばゆく光る円筒形の物体

11 古代人の奏するハープそしてヴィーナスと宇宙の子供たちの未来への唄

12 牛飼い座1448星雲団への幻想飛行

使用した機器装置[編集]

MOOG SYNTHESIZER
Moog III p
Moog System 55
Poly Moog
Scale Programmer 950-B
Bode Ring Modulator 6401
Bode Frequency Shifter 1630
ROLAND SYNTHESIZER
System 700
Strings RS-202
Revo 30
Stereo Phaser PH-830
SEQUENCER
Roland Micro Composer MC-8
(Digital Sequencer by Micro Computer)
GRAPHIC EQUALIZER
Victor SEA-7070 ×2
Roland GE-810
Roland GE-820
MIXERS
Quad/Eight Compumix (24 ch)
TEAC Model 1 (8ch) ×3
TEAC Model 3 (8ch) ×5
TEAC Model 1, Mixdownunit (8 ch)
TAPE RECORDERS
Ampex MM-1100 16 tracks
Ampex AG-440 4 tracks
TEAC 80-8 8 tracks
TEAC A-3340S 4 tracks
TEAC 7040GSL 2 tracks
Sony TC-9040 4 tracks
NOISE REDUCTION
dbx 187
TEAC dbx DX-8×4
ACCESSORIES
AKG BX20E Echo Unit
AKG BX10 Echo Unit
Roland RV-800 Stereo Reverd
Korg Vocoder
Binson Echorec "2"
Roland Space Echo RE-201
Eventide Clolworks "Instant Phaser"
Eventide Clolworks "Instant Flanger"
Eventide Clolworks "Harmonizer"
Fender "Dimention IV"
Fender Electronic Piano
Hohner Clavinet C
Mellotron
Leslie Speaker Model 147

外部リンク[編集]

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ a b ライナーノーツに記載された冨田自身の解説による。
  2. ^ 小松左京がアルバムの解説で試聴した体験を記述している。