ババイェツの歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
Baba Yetu
ババイェツの歌
ロン・レーガンの楽曲
収録アルバム シヴィライゼーション4 オフィシャルサウンドトラック
リリース 2005年10月24日[1]
ジャンル ゲーム音楽
時間 3分29秒[2]
作詞者 クリストファー・ティン(クリス・キアギリ訳)
作曲者 クリストファー・ティン
その他収録アルバム
コーリング・オール・ドーンズ
第53回グラミー賞最優秀ヴォーカル入りインストゥルメンタル編曲賞

ババイェツの歌スワヒリ語: Baba Yetu)は、クリストファー・ティン英語版作曲の曲。シヴィライゼーション4のテーマ曲である。2009年に発表された編曲版で第53回グラミー賞最優秀ヴォーカル入りインストゥルメンタル編曲賞を受賞し、ゲーム音楽として初のグラミー賞受賞作品となった。ババイェツとは、スワヒリ語で「わたしたちの父」を意味し、歌詞は主の祈りのスワヒリ語訳が元になっている[3]

歴史[編集]

2005年、ゲームデザイナーのソーレン・ジョンソン英語版スタンフォード大学在籍時のルームメイトであったクリストファー・ティンに依頼し、シヴィライゼーション4のテーマ曲として作曲された[4]。歌詞はクリス・キアギリによってスワヒリ語に訳され[3][5]、ロン・レーガンとスタンフォード・タリスマン英語版によって歌われた[6][7]。ゲーム中では、オープニング、セットアップ、メニュー画面で使用されている[8]。また、シヴィライゼーション4特別版には予約特典としてサウンドトラックが同梱されていたが[1]、その第10トラックに収録された[9]

2007年、アルフレッド・ミュージックからシングルとして発売[10]、2011年には、混声合唱SATB英語版)にオプションとして打楽器を伴うア・カペラ版として編曲を行ったものも発売されている[11]

2009年、初アルバムであるコーリング・オール・ドーンズ英語版にロン・レーガンとソウェト・ゴスペル・クワイア英語版の歌唱で収録された[3]

演奏[編集]

2006年ビデオ・ゲームス・ライブ英語版で演奏され、これがハリウッド・ボウルでの初演となった[12]。ビデオ・ゲームス・ライブは、ジョン・F・ケネディ・センターロイヤル・フェスティバル・ホールでも開催されている[13]

2009年にはドバイ・ファウンテンで流される曲の一つに選ばれている[14][15]

2013年1月には、第67回国際連合総会の新年コンサートで演奏されている[16]

受賞[編集]

2007年3月8日には、ゲーム・オーディオ・ネットワーク・ギルド(GANG)の最優秀オリジナル合唱曲部門で受賞し、同時にクリストファー・ティンは新人賞を受賞した[17]

2010年12月5日、第53回グラミー賞最優秀ヴォーカル入りインストゥルメンタル編曲賞英語版に、ゲーム音楽としては初となるノミネートが発表された[18]。ノミネート対象となったのはコーリング・オール・ドーンズ収録版であり、2011年2月13日受賞が決定、これはゲーム音楽として初のグラミー賞となった[19][20][21]

2011年の第10回インディペンデント・ミュージック・アワーズを、「映画・テレビ・マルチメディアの歌」と「ワールドビートの歌」の両部門で受賞した[22][23]

この他にも様々な評価を得ている[24]

出典[編集]

  1. ^ a b Sid Meier's Civilization IV (Special Edition)”. IGN. 2016年12月13日閲覧。
  2. ^ Calling All Dawns”. iTunes Store. 2016年12月13日閲覧。
  3. ^ a b c Calling All Dawns Digital Booklet (ZIP)”. クリストファー・ティン (2009年). 2014年8月28日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ Looking Back... Civilization IV”. CVG (2006年7月6日). 2014年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月31日閲覧。
  5. ^ Sample Page(s) 1 (PDF)”. アルフレッド・ミュージック. 2016年12月13日閲覧。
  6. ^ Nichols, Max (2007年9月1日). “Video Games Live”. N-Sider. http://www.n-sider.com/contentview.php?contentid=427 2012年7月13日閲覧。 
  7. ^ Talisman featured on Civilization 4” (2005年3月11日). 2014年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月21日閲覧。
  8. ^ Civilization IV”. 2K Games. 2016年12月13日閲覧。
  9. ^ Sid Meier's Civilization IV Official Soundtrack”. Game-OST. 2016年12月13日閲覧。
  10. ^ Baba Yetu”. アルフレッド・ミュージック. 2013年1月3日閲覧。
  11. ^ Baba Yetu - SATB”. アルフレッド・ミュージック. 2012年7月13日閲覧。
  12. ^ Christopher Tin's Civilization IV Song "Baba Yetu" Nominated for a Grammy”. IGN (2010年12月6日). 2016年12月13日閲覧。
  13. ^ David "djpretzel" Lloyd、Larry "Liontamer" Oji、Jillian "pixietricks" Goldin (2008年8月8日). “Composer Interview: Christopher Tin”. 2016年12月13日閲覧。
  14. ^ Holly Sands (2014年4月1日). “The Dubai Fountain”. Time Out Dubai. 2016年12月13日閲覧。
  15. ^ クリストファー・ティン (2009年5月27日). “Dubai Fountain Music - 'Baba Yetu'”. 2016年12月13日閲覧。
  16. ^ Viva Vox Choir (Belgrade) - New Year's Concert of the 67th Session of the General Assembly. UN Web TV. 2013-01-14. Event occurs at 25:29. 2013-01-15閲覧. 
  17. ^ 5th Annual GANG Awards - 2006 Released Games”. Game Audio Network Guild (2007年). 2016年12月13日閲覧。
  18. ^ Langshaw, Mark (2010年12月5日). “'Civ IV' theme nominated for Grammy”. Digital Spy. http://www.digitalspy.co.uk/gaming/news/a291495/civ-iv-theme-nominated-for-grammy.html 2012年12月31日閲覧。 
  19. ^ Senior, Tom (2011年2月14日). “Civilization 4 wins grammy for Baba Yetu six years after release”. PC Gamer. http://www.pcgamer.com/2011/02/14/civilization-4-wins-grammy-award/ 2012年12月31日閲覧。 
  20. ^ 奥谷海人 (2011年2月15日). “ゲーム音楽史上初の快挙。「Sid Meier's Civilization IV」のテーマソング「Baba Yetu」がグラミー賞を受賞”. 4Gamer. 2016年12月13日閲覧。
  21. ^ And The GRAMMY Went To ... Christopher Tin”. GRAMMY.com (2011年3月17日). 2016年12月13日閲覧。
  22. ^ Christopher Tin”. The Independent Music Awards. 2012年12月31日閲覧。
  23. ^ 10th Annual Independent Music Awards Winners Announced!”. The Independent Music Awards (2011年3月19日). 2016年12月13日閲覧。
  24. ^ クリストファー・ティン. “Press”. 2013年1月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年12月31日閲覧。

外部リンク[編集]