バッテンベルク家

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バッテンベルク家Battenberg)は、ドイツヘッセン州を発祥とするヨーロッパの貴族、君主の家系。ヘッセン家の支流に属し、ヘッセン=ダルムシュタット方伯、後にヘッセン大公の家系となったヘッセン=ダルムシュタット家の分家である。バッテンベルクの名はヘッセン大公の邸宅の一つがあったバッテンベルク (エーダー) に由来する。

ヘッセン大公ルートヴィヒ3世が弟アレクサンダー大公子の妻ユリア・テレーザ・ハウケ伯爵夫人にバッテンベルク侯爵夫人(Prinzessin von Battenberg)の称号を与えたのが始まりである。ユリアの父ヤン・マウリツィ・ハウケ伯爵はロシア領ポーランドの軍人として活躍し、皇帝ニコライ1世によってポーランド立憲王国の国防副大臣に任命され、伯爵に叙されていたが、この結婚は貴賎結婚とされた。アレクサンダーとユリアの子供たちにはバッテンベルク侯爵(夫人)の称号が与えられたが、ヘッセン大公家の継承権は与えられなかった。

アレクサンダーとユリアの長男ルートヴィヒ・アレクサンダーイギリスに帰化し、ルイス・アレグザンダー・バッテンバーグと名乗っていたが、第一次世界大戦中にイギリスでの反ドイツ感情から、英語風にマウントバッテン(Mountbatten)と改姓した。ルイス・アレグザンダーは初代ミルフォード・ヘイヴン侯爵に叙されている。

バッテンベルク家の人物[編集]