バカロレア (フランス)

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フランスのバカロレア (:baccalauréat) は、フランス教育省が発行する、中等教育レベル認証の国家資格である。1808年にナポレオン・ボナパルトによって導入され、2005年の時点では18歳に達したフランス国民の62%がバカロレアを取得している。なお、フランス以外の国のバカロレアに関しては、ここでは触れない。

フランスの中等教育制度

以下の3種類が存在する。

  • 普通バカロレア
  • 技術バカロレア(NQF レベルIV、EQF レベル4[1]
  • 職業バカロレア(NQF レベルIV、EQF レベル4[1]

フランスではバカロレアを取得することによって原則としてどの大学にも入学することができる。大学の定員を超えた場合にはバカロレアの成績や居住地などに応じて、入学できる大学が決まる。

普通バカロレア[編集]

普通バカロレアは、科学系(scientifique、通称: S)、人文系(littéraire、通称: L)、経済・社会系(économique et sociale、通称: ES)と分野別に分かれている。

  • Baccalauréat littéraire (L)
  • Baccalauréat économique et social (ES)
  • Baccalauréat scientifique (S)

ル・モンド紙によれば、52%がSを、32%がESを、16%がLを選択しているとされる[2]

3つのうち科学系が最も難しく、次いで経済・社会系が難しい。科学系卒業者は全ての分野の職業に就けるとされている。その結果、多くの若者は科学系進学を希望し、近年科学系の生徒数増加、そして経済・社会系の生徒数減少という現象が見られる。一方、人文系は弁護士ジャーナリストまたは作家などの将来図を持っている生徒が集まるとされているが、現実には科学系からグランゼコールへ進学しないと厳しい。2013年の普通バカロレアの合格率は、91.9%であった。

技術バカロレア[編集]

職業バカロレア[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b European Inventory on NQF 2012 FRANCE”. CEDEFOP. 2015年11月3日閲覧。
  2. ^ Le Monde, page 10, jeudi 12 juin 2014

関連事項[編集]

外部リンク[編集]