バイリンガルニュース

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バイリンガルニュース
概要
司会 Michael & Mami
ジャンル 言語コース
言語 日本語
他言語 英語
更新 毎週木曜日
時間 不規則
製作
製作 Bilingual News
音声形式 MP3
放送
初回 2013年5月
ウェブサイト 公式Twitter, 公式Facebook

バイリンガルニュース』(: Bilingual News)は、2013年5月からiTunes Storeで無料配信されている英会話ポッドキャストコンテンツである。

毎週木曜更新。

概要[編集]

英語担当のMichaelと日本語担当のMamiが独自のセンスで選んだニュースを英語と日本語で紹介した後、バイリンガル会話形式(英語と日本語を交互に話すスタイルについて、2人が名付けた造語[1])で意見を交わすというユニークな形をとっている。

扱う分野は幅広く、日本のメディアでは報道されにくい事象も積極的に取り上げている。

カテゴリは「言語コース」であるが、終始独特なゆるい雰囲気が漂い、一般的な語学番組とは一線を画す。時に際どいテーマにも触れるせいか、RIAAParental Advisory Label[注 1]を付けている。

「発言に制約を設けたくない」との理由からスポンサーは付けない主義を貫いており、運営費は出演者が負担している[2]

爆笑問題太田光が2013年7月2日深夜(7月3日 1:00 - 3:00)放送の『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』で当番組について語ったのを機に、一躍人気コンテンツに躍り出た。程なくPodcastの総合ランキングで1位を獲得し、その後も長期にわたって上位をキープしている。

出演者[編集]

  • Michael(マイケル、1987年[注 2] - )
    • アメリカ人の父親と日本人の母親を持つハーフ。東京生まれ、日本育ち、日本国籍上智大学卒業[注 3]。O型。
    • 妹が1人、弟が1人いる。
    • 日本語が必須でないインターナショナル・スクールに通っていたこともあり[2]、日本語は理解しているが流暢に話せない。また、日本の芸能情報にはかなり疎い。
    • 本業はIT関連。自身の会社を経営している。独学で得た情報技術の知識を活かし、コンテンツ配信の環境整備、アプリ開発などは彼が担っている。
    • アメリカ以外の外国に行ったことがない。
    • バイリンガルニュースを始める前から日本語力アップの目的で『爆笑問題カーボーイ』のPodcastを聴いており、彼らのアプローチに感銘を受けていた[3][4]
  • Mami(まみ、1986年10月22日[2] - )
    • 日本人。 帰国子女ではなく、東京生まれ、東京育ちのバイリンガル(留学経験もない)。上智大学卒業[5]。O型。既婚[6]
    • 5歳下の弟がいる[2]
    • 母親は留学経験があり英会話に堪能だが、母親から英語を習ったことはなく、会話も常に日本語[7]
    • 祖父母は年の半分をハワイで過ごすような生活を送っていた[8]
    • 以前はコミュニケーション・コンサルタントとして外資系PR会社に勤務していた(現在はフリーランス)。
    • 海外経験が豊富。仕事やプライベートで多彩な国々を訪れている。
    • 2015年1月8日配信のエピソード内で婚約したことを報告し[9]、同年秋にハワイで挙式。

※2人ともいわゆる一般人であり、苗字や鮮明な顔写真は公開していない。

MichaelとMamiの関係
恋人ではなく、友人同士。出身大学は同じであるが、知り合ったのは卒業後。「変なこと」を真面目に議論できる人であったため親しくなった[2]

特徴[編集]

ニュースの選び方
それぞれが英語のニュース系サイトなどから面白いと思った記事を複数個選び出し、更にそこから3つずつ選定する[2]
原則、先にMamiが日本語で読み上げるニュースはMamiが、Michaelの英語から始まるニュースはMichaelがピックアップしたものである[2]
収録方法
配信当日の午後、Michaelの自宅で収録している[2](まれに別の場所に出向いたり、インターネット経由で収録することもある)。スタッフはおらず、収録前の作業(マイクのセッティングなど)も含め、完全に2人で行う[2]
台本なしの一発本番。録り直し、編集はしない。自然なリアクションにするため、打ち合わせも最小限にとどめている[1]
BGM効果音は一切使用していない。
収録時間
当初15分程度を目指していたため[2]、最初の数回は30分以下であった。次第に拡大され、通常回は1時間30分〜2時間弱になることが多い。
ゲストを招いての特別編は3時間を超えるケースもある。
更新頻度
週1回ペースで始まったが、2013年7月頃から配信頻度が高くなり、長らく月曜日と木曜日の週2回配信が定着していた。
2014年10月中旬より現在の毎週木曜日配信に改められた。

公式アプリ[編集]

  • アプリ名はそのまま『バイリンガルニュース』。
  • 2014年1月にiOS版(iPadにも対応)、2015年2月にAndroid版、2015年11月にMac版がリリースされた。
  • ダウンロードは無料。アプリ内でエピソード別に用意された文字起こしテキストを購入するシステム[10]。通常回は100円、収録時間が長めの特別編のみ200円(初回から第3回までは無料)[注 4]。2015年8月から全ての回が月額240円で閲覧可能になるオプションが追加され、現在はこちらがメインとなっている。

略歴[編集]

  • 2013年5月15日、『バイリンガルニュース』スタート[注 5]
  • 2013年7月4日、iTunes StoreのPodcast総合ランキングで1位を獲得。
  • 2013年7月30日、ダウンロードが集中し、サーバがダウン。8月2日にサーバ移転完了[注 6]
  • 2013年8月13日TBSラジオ『爆笑問題カーボーイ』にMichael & Mamiがゲスト出演。
  • 2013年8月、赤字を補填するため、オリジナルTシャツ制作を企画する。リスナーからアイデアを募り、モチーフは「きつね寿司」に決定。Mamiの図案を元にMichaelがデザインし、9月から10月にかけて1000枚程度を自分達の手で販売した[11]
  • 2013年12月10日、『爆笑問題カーボーイ』に再出演。この日はスペシャルウィークであり、「流行語とバイリンガルニュースで振り返る2013年スペシャル」と題して放送された[12]
  • 2014年1月、App Storeにて公式アプリのダウンロード開始。
  • 2014年4月4日幻冬舎plusでMamiのコラム『バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり』の連載が始まる。
  • 2014年5月15日、1周年を記念し、第2弾Tシャツの構想を発表。
  • 2014年6月、Amazonで「ねこ星人[注 7]Tシャツ」の販売を始める。
  • 2014年6月19日、100回目となるエピソードを配信。
  • 2014年8月下旬から10月中旬にかけてMamiが離脱[7]。ピンチヒッターとしてMichaelの友人・知人達が代わる代わる登場して繋いだ。
  • 2014年10月16日、Mamiが復帰。この日から週1回配信に変更。
  • 2014年12月25日、4月から連載していたMamiのコラムに新たなコンテンツを加えたものが電子書籍化された。
  • 2015年1月、オリジナルグッズ第3弾「宇宙トレーナー」発売[注 8]
  • 2015年2月、Google Play StoreにてAndroid版公式アプリの提供開始。
  • 2015年6月、ポプラ社のウェブマガジン・WEB asta(アスタ)で『バイリンガルニュースMamiのお悩みシェア』スタート。
  • 2015年7月、オリジナルグッズ第4弾「ファービンクス[注 9]Tシャツ」発売。
  • 2015年10月27日、Michael & Mamiが『爆笑問題カーボーイ』に3度目のゲスト出演を果たす。
  • 2015年11月、文字起こしテキストアプリのMac版を発表。
  • 2015年12月8日、ポプラ社よりMamiの初の単行本『MY JOURNAL 英語で日記を書こう』が発売される。
  • 2016年1月、Michaelがデザインした「ねこ星人」のLINEスタンプをリリース。
  • 2016年8月26日、Mamiの連載をまとめた電子書籍『バイリンガルニュースMamiのもっと文字おしゃべり』発売。
  • 2016年12月、公式アプリに書き下ろしエッセイの掲載開始。

エピソード[編集]

  • 「ねこ星人Tシャツ」を着用した姿を競泳選手の古賀淳也がTwitterで公開している[13]
  • 爆笑問題の太田は2017年1月現在も『バイリンガルニュース』を愛聴しており、時偶お互いの番組を通して間接的な遣り取りをしている。また、爆笑問題の日曜サンデー放送時に「ねこ星人Tシャツ」及び「ファービンクスTシャツ」を[14][15]、自身の披露宴で「宇宙トレーナー」を身につけていた[16]
  • 黒木メイサのTwitterでMamiの単行本が紹介されている[17]

特別編[編集]

  • ゲストはすべて多言語話者。ニュース紹介はせず、全編フリートークで構成されるため、「バイリンガル会話」としている。
配信日 # ゲスト 備考
2013年
8月21日
18 Ry(ライ)
10月3日 29 Matt Cab(マット・キャブ) シンガーソングライター[18]
11月1日 37 ダンドイ舞莉花(ダンドイ まりか) タレント / 女優
12月19日 51 Miesha(ミーシャ)
12月23日 52 Colin(コリン)
2014年
1月2日
54 Crystal Kay(クリスタル・ケイ) 歌手
2月3日 62 Nicholas Pettas(ニコラス・ペタス) 空手家 / キックボクサー / 俳優
2月24日 68 吉田研作(よしだ けんさく) 上智大学教授 / 上智大学言語教育研究センター長
3月24日 76 Koji
5月5日 88 Emi
7月10日 105 山村憲之介(やまむら けんのすけ) 俳優
8月18日 116 Ryo Shiba(しば りょう) 弁護士 / 作家
8月21日 117 Aya
12月25日 142 Mina
2015年
2月26日
150 Matt Cab (※2回目の出演)
3月19日 153 Hirano 農場経営者
5月28日 163 宮川達彦(みやがわ たつひこ) エンジニア / ポッドキャスト『Rebuild.fm』運営
7月9日 169 Anna
8月27日 176 高橋有希(たかはし ゆうき) エンジニア冒険家[注 10]
10月29日 185 ゲストを招かずにMichaelとMamiがハワイでおしゃべり
12月24日 193 Sara
2016年
2月11日
199 高井研(たかい けん) 海洋研究開発機構 深海・地殻内生物圏研究分野分野長
3月31日 206 中山浩幸(なかやま ひろゆき) 高エネルギー加速器研究機構 素粒子原子核研究所 助教
4月14日 208 Edyta(エディータ) 上智大学理工学部 機能創造理工学科 助教
6月2日 215 今泉健一郎(いまいずみ けんいちろう) Kojima Productions プロデューサー
6月16日 217 恐竜くん 古生物学者 / サイエンスコミュニケーター
7月21日 222 二木あい(ふたき あい) 水中表現家
8月11日 225 カンナ バレリーナ
9月15日 230 小松英一郎(こまつ えいいちろう) マックスプランク宇宙物理学研究所 所長
11月24日 240 袴田武史(はかまだ たけし) ispace代表取締役 / HAKUTO代表
12月29日 245 川端裕人(かわばた ひろと) 小説家
2017年
1月26日
249 宮川達彦 (※2回目の出演)
2月23日 253 高橋政代(たかはし まさよ) 理化学研究所 多細胞システム形成研究センター
網膜再生医療研究開発プロジェクト プロジェクトリーダー
3月30日 258 Slavek(スワベック)
4月13日 260 REINA(レイナ) タレント / 元お笑い芸人
  • 2014年8月28日から10月13日の代替出演者。バイリンガル会話形式でニュースを紹介した回(特別編 ニュース)とフリートーク中心の回に分かれる。
配信日 # 出演者 内容
8月28日 118 Emi 特別編 ニュース
9月1日 119 Emi, Ry バイリンガル会話
9月4日 120 Miyuko
9月8日 121 Emi 特別編 ニュース
9月11日 122 Miyuko
9月15日 123 Emi
9月18日 124 Marisa
配信日 # 出演者 内容
9月22日 125 Marisa, Ry 特別編 ニュース
9月25日 126 Marisa
9月29日 127 Miyuko
10月2日 128 Emi
10月6日 129 Miyuko バイリンガル会話
10月9日 130 Emi 特別編 ニュース
10月13日 131 Aya

関連グッズ[編集]

  • きつね寿司Tシャツ(2013年発売、現在入手不可能)
  • ねこ星人Tシャツ(2014年発売、現在入手不可能)
  • 宇宙トレーナー(2015年発売)
  • ファービンクスTシャツ(2015年発売)
  • ねこ星人LINEスタンプ(2016年発売)

メディア[編集]

ラジオ[編集]

書籍[編集]

  • MY JOURNAL 英語で日記を書こう(2015年12月8日、ポプラ社) - Mami著

雑誌・フリーペーパー[編集]

Webメディア[編集]

連載[編集]

電子書籍[編集]

  • バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり(2014年12月25日、幻冬舎
  • バイリンガルニュースMamiのもっと文字おしゃべり(2016年8月26日、幻冬舎)
  • アズミ・ハルコは行方不明』映画公開記念 無敵女子対談「女の子、Yeah~~☆☆!!!!」(2016年11月25日、幻冬舎) - 2013年12月27日に幻冬舎plusに掲載された対談記事をまとめたもの

その他[編集]

Mamiが担当した記事など

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 未成年者にとって不適切な内容が含まれている可能性があることを利用者に警告するためにメディア製作者が付けるラベル。これが設定されているPodcastはタイトルの横に「EXPLICIT」または「E」というアイコンが表示される。
  2. ^ 2013年12月2日配信のエピソードで、この間の誕生日で26歳になったと発言している。
  3. ^ Mamiと出身大学が同じであることを公にしているため。
  4. ^ 2015年4月、Appleがアプリ(アプリ内課金も対象)の価格を改定したことに伴い、iOS版は100円→120円、200円→240円に値上げされた。
  5. ^ 2014年5月15日のエピソードを1周年記念として配信している。
  6. ^ Podcastのエピソードをアップロードするサーバは制作者側で用意する必要がある。
  7. ^ モチーフとなっているのはMamiの当時の愛猫「くまちゃん」である。
  8. ^ 与圧服を着用した人物と空飛ぶ「くまちゃん」がデザインされている。パイロットが座っているのはSR-71のコックピットだと思われる。
  9. ^ Mamiの愛猫「ファービー」とスフィンクスの掛け合わせ。
  10. ^ スペースXの技術者。

出典[編集]

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  1. ^ a b 台本も編集も一切ナシのナマ教材!?「バイリンガルニュース」がウケるワケ”. アルク (2014年1月27日). 2015年1月11日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j バイリンガルニュース・Mami、2万字インタビュー”. マトグロッソ (2013年10月24日). 2015年1月11日閲覧。
  3. ^ Bilingual News podcast storming the charts in Japan”. Tokyo Weekender (2013年8月5日). 2015年1月12日閲覧。
  4. ^ 火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ. JRN. TBSラジオ. 2013年8月14日放送.
  5. ^ Mami 『MY JOURNAL 英語で日記を書こう』 ポプラ社2015年12月8日ISBN 978-4591147726 - 著者プロフィールより
  6. ^ 結婚しました!”. 幻冬舎plus (2015年11月6日). 2016年2月23日閲覧。
  7. ^ a b バイリンガルニュースMami 『バイリンガルニュースMamiの文字おしゃべり』 幻冬舎2014年12月25日ASIN B00QWVL2I0
  8. ^ 『NHK ラジオ 英会話タイムトライアル 2016年6月号』 NHK出版2016年5月14日ASIN B01CR05YCE
  9. ^ ゼクシィホラー体験”. 幻冬舎plus (2015年1月16日). 2015年1月17日閲覧。
  10. ^ バイリンガルニュース: 大人気ポッドキャストの公式アプリ。旬のニュースを教材に英語を学べる。無料。”. AppBank (2014年2月8日). 2015年1月17日閲覧。
  11. ^ 火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ. JRN. TBSラジオ. 2013年12月11日放送.
  12. ^ 流行語とバイリンガルニュースで振り返る2013年スペシャル”. TBSラジオ (2013年12月). 2015年1月11日閲覧。
  13. ^ 届いた!”. 古賀淳也 Twitter (2014年6月17日). 2015年1月11日閲覧。
  14. ^ 9月7日の日曜サンデー”. TBSラジオ (2014年9月7日). 2015年1月11日閲覧。
  15. ^ 8月16日の日曜サンデー!”. TBSラジオ (2015年8月16日). 2015年8月18日閲覧。
  16. ^ SUN社員達と、ささやかな披露宴を田中裕二が紹介してくれたお店でしたの。”. 太田光代 Twitter (2015年2月26日). 2015年3月6日閲覧。
  17. ^ バイリンガルニュースのMamiちゃんの書いた本が届いた〜”. 黒木メイサ Twitter (2015年12月18日). 2016年2月23日閲覧。
  18. ^ Matt Cab”. STAR BASE RECORDS. 2017年2月9日閲覧。

外部リンク[編集]