三和エナジー

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三和エナジー株式会社
Sanwa Energy Corporation
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
222-0026
神奈川県横浜市港北区篠原町1200
北緯35度29分59.8秒 東経139度37分03.6秒 / 北緯35.499944度 東経139.617667度 / 35.499944; 139.617667座標: 北緯35度29分59.8秒 東経139度37分03.6秒 / 北緯35.499944度 東経139.617667度 / 35.499944; 139.617667
設立 1967年12月22日
業種 卸売業
法人番号 9020001020367 ウィキデータを編集
事業内容 石油製品小売販売業ほか
代表者 高松 克行(代表取締役)
資本金 9,000万円
売上高 連結111億円
(2014年7月期)
純利益 8億5720万6000円
(2023年9月期)[1]
総資産 94億0967万4000円
(2023年9月期)[1]
従業員数 連結200人
(2018年10月期)
決算期 7月31日
外部リンク www.sanwa-energy.com
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三和エナジー株式会社(さんわエナジー)は、日本石油製品小売業者である。

概要[編集]

神奈川県横浜市に本社が所在する。燃料配送事業業界で唯一、クレジットカード支払い機能を搭載した車両を持ち、クレジットカード支払が可能な燃料配送を行っている。タンクローリーには「カードOK」のデザインがされている。

東日本(北海道を除く)に計12ヶ所のエナジーポイント(配送拠点)があり、燃料小売配送では業界トップの広域配送ネットワークを持つ。

2009年より東京23区内の灯油販売も開始した。2010年6月より環境志向の高いバイオ燃料、毒性が極めて低い生分解性バイオ潤滑油の販売も開始した。バイオ潤滑油に関しては、ネットショップ「バイオブレンド ジャパン」での販売も行っている。

主な事業[編集]

燃料配送事業
関東一円をタンクローリーで走り、燃料や石油製品他を配送、販売する。タンクローリーには白色と黄色の2種があり、黄色のタンクローリーにはエナジーエクスプレスのマスコットガールが描かれている。2008年9月よりクレジットカードによる決済が可能になった。
EESS事業(EMERGENCY ENERGY SUPPORT SYSTEMの略称)
地震などの災害発生時に起こる停電対策として、利用者が所持する非常用発電機へ24時間365日体制で燃料を配達する事業。活動実績は、2000年三宅島噴火、2004年新潟県中越地震、2006年東京大停電、2007年新潟中越沖地震、2011年東北地方太平洋沖地震など。
バイオ事業
バイオ燃料(B5[要曖昧さ回避]B100)の販売を2010年6月1日より開始した。B5[要曖昧さ回避]の製造には、経済産業省の軽油特定加工業者登録が必要で三和エナジーでは2009年11月に業者登録を取得している。2011年4月にはエナジーポイント埼玉中央にて大規模なB5[要曖昧さ回避]製造プラントを設置し関東一円でのB5[要曖昧さ回避]販売を行っている。
fuL(フューエル)事業
次世代重機用燃料fuL(フューエル)の販売を2015年3月1日より開始。fuLは、fuel燃料の意味、full最高の意味とfuture未来の意味を掛け合わせて作った造語。3次規制などの新型重機にも対応した次世代重機用燃料。地方税の定める軽油の範囲外であり、環境条例とオフロード法に適合した軽油に比べて低価格で環境対応したクリーンな次世代燃料の販売事業。

沿革[編集]

  • 1967年12月 - 『株式会社共石六角橋サービスステーション』設立。資本金100万円。
  • 1983年5月 - 共同石油株式会社(現・ENEOS)の特約店となる。
  • 1985年
    • 4月 - 神奈川県横浜市にエナジーポイント横浜開設。
    • 10月 - 本社を神奈川県横浜市篠原町に移設。
  • 1988年9月 - 神奈川県相模原市にエナジーポイント西東京開設。
  • 1991年3月 - 神奈川県平塚市に平塚機材センター開設。
  • 1993年
    • 4月 - 茨城県常総市にエナジーポイント茨城南開設。
    • 6月 - エナジーポイント横浜拡張、新社屋完成。
  • 1994年4月 - 本社登記を現住所へ移転。
  • 1999年10月 - 三和エナジー株式会社へ商号変更、千葉県市原市にエナジーポイント千葉中央開設。
  • 2001年4月 - 緊急時燃料供給システム(EESS)事業開始。
  • 2003年8月 - 埼玉県上尾市にエナジーポイント埼玉中央開設。
  • 2005年8月 - エナジーエクスプレス事業開始。
  • 2007年
    • 5月 - 東京都江戸川区に東京支店開設。
    • 2007年10月 - 東京都江戸川区にエナジーポイント東京東開設。エナジーポイント西東京が、エナジーポイント相模原に商号変更。
  • 2008年
    • 2月 - 埼玉県越谷市にエナジーポイント埼玉東開設。
    • 9月 - 資本金8,000万円を9,000万円に増資
    • 11月 - 東京都東久留米市にエナジーポイント東京西開設
  • 2009年4月 - 山梨県笛吹市にエナジーポイント相模原・山梨出張所開設。
  • 2010年
    • 2月 - エナジーエクスプレス事業終了。クレジットカード決済運用本稼動。
    • 6月 - バイオ事業開始。
  • 2011年
  • 2014年1月 - 岩手県釜石市にエナジーポイント釜石、福島県いわき市にエナジーポイントいわきをそれぞれ開設。
  • 2015年3月 - 次世代燃料「fuL(フューエル)」販売開始。
  • 2016年
    • 3月 - エナジーポイント湘南開設。
    • 4月 - エナジーポイント郡山開設
    • 8月 - 東京事務所開設。
  • 2017年4月 - 栃木県さくら市にエナジーポイント宇都宮開設

関係会社[編集]

脚注[編集]

外部リンク[編集]