ハーピー (航空機)

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IAI ハーピー

2007年のパリ・エアショーで展示されたハーピー

2007年パリ・エアショーで展示されたハーピー

ハーピー(IAI Harpy)は、イスラエルイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ社が1990年代に開発した無人攻撃機である。


概要[編集]

IAI ハーピーは、高性能爆薬弾頭を備えた誘導爆弾を搭載可能で、レーダーサイトなどの敵防空網への攻撃(SEAD)を主眼に開発されている。 後年、より大型の無人攻撃機であるIAI ハロップが開発されたが、IAIハロップはIAI ハーピー 2とも呼称される事があり、これに対応して、IAIハーピーはIAI ハーピー 1と呼称される事もある。

採用国[編集]

中国への輸出問題[編集]

2004年に、アメリカ合衆国中国への武器や軍事技術の輸出制限政策で、IAIハーピーが焦点の一つとなった。1994年に約55万USドルで中国に輸出されていたIAIハーピーが、アップグレードの為、この年にイスラエルに戻ってきていたのであるが、アメリカは近代化改修されたIAIハーピーが台湾やアメリカ軍にとって脅威となる事を警戒し、イスラエルに対し、アップグレード契約を破棄し、IAIハーピーを中国に返却しないよう要求した。イスラエルの発表によると、IAIハーピーにはイスラエルの独自開発技術だけが使われており、アメリカ製の軍事技術は含まれていない、との事であった。結局、2005年に、IAIハーピーはアップグレードを施されずに、中国に返却された。この出来事はアメリカとイスラエルの関係を一時的に冷却させる事になり、イスラエルは、統合打撃戦闘機計画への、Security Cooperation Participation(安全保障協力参加)を(結果的には一時的にであるが)見合わせる事にした。その後、2005年11月には、イスラエルは統合打撃戦闘機計画へ再度参加する事となった。

性能諸元[編集]

  • 全幅:2.1m
  • 全長:2.7m
  • 運用自重:135kg
  • 兵装搭載量:32kg
  • エンジン:UEL製AR731 ロータリーエンジン
  • 最大速度:100kt
  • 航続距離:270nm
  • 乗員:0名

関連項目[編集]