ハン・ジュリ
| ハン・ジュリ | |
|---|---|
| ストリートファイターシリーズのキャラクター | |
| ゲームでの初登場 | スーパーストリートファイターIV |
| 声 |
喜多村英梨(日本語) ジェシカ・ストラウス(英語) |
| 詳細情報 | |
| 肩書き | 元S.I.N.の構成員(『ストV』) |
| 格闘スタイル | テコンドー |
| 出身 |
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ハン・ジュリ(Han Juri、朝: 한주리、韓蛛俐)は、カプコンが開発・販売している対戦格闘ゲーム『ストリートファイターIV』シリーズなどに登場する架空の人物。
ゲーム中では単にジュリ(漢字表記は「蛛俐」)と表記される。
担当声優は喜多村英梨(日本語)、ジェシカ・ストラウス(英語)。
概要
[編集]ハカンとともに『スーパーストリートファイターIV』(以下『スパIV』と表記)で新規追加されたキャラクターの1人。
当初、「韓国の人が抗議にくるような、強烈なキャラにしよう[1]」というプロデューサーの指示と「韓国人の女性」「足技(テコンドー)」というコンセプトだけがあり、最初は老婆やスケート選手など様々な案が出されていた[2]。途中から「悪役」というエッセンスが加えられることで先鋭化し、現在の形になった。キャラクターコンセプトデザイン(衣装デザイン[3])はイラストレーターのStudio CUBE.(岩田将尚、小松亜紗美)によるもの[4]。
蜘蛛とテコンドーの道着をモチーフにした衣装で、イメージカラーはピンク[1]。他の女性キャラクターとは違い、表情の豊かさよりも「眼で語る」ことを念頭に置いてモデリングされている[1]。
なお、『スパIV』はキャラクターのプロフィールやキャッチコピーなどが一度発表された後に変更・修正されることがあったが[5]、ジュリはそれがより顕著なキャラクターで、ゲーム発売前の初期設定と製品版では年齢設定などが変更されている。
キャラクター設定
[編集]S.I.N構成員で、セスの懐刀を務める。コードネームは「スパイダー」。左眼に埋め込まれた風水エンジンと呼ばれる特殊な義眼によって超常的な能力を得ている。任務はその能力を活かした殺し屋まがいの汚れ仕事だが、文句を言うどころか楽しみながら、結果的には忠実に任務を遂行していく。
シャドルーを調査していた高名な検事を父親に持つ。15歳にして韓国テコンドー界のトップに君臨するほど天賦の才を持って生まれたが、家族とドライブ中に両親もろともシャドルーに拉致され暴行を受け、父親を、そして自分の左眼を失った。それ以来、ベガを殺すためにセスに接近、彼の立場を利用する目論みでS.I.Nに服従している。
ジュリの左眼に埋め込まれた風水エンジンはセスが開発した「気」の増幅装置で[6]、これによりジュリは自身の持つ「気(内気功)」だけでなく、周囲の樹木や生物から発せられる「気(外気功)」も無理矢理絡め取り、己の力として利用することができる[7]。リュウたちの使用する「波動」やベガの使用する「サイコパワー」と違って、「気」がフワフワした柔らかいものに見えるのは「気」の性質や発生原理が彼らのものと異なるためである[注釈 1]。
自身のコードネームであり、「好きなもの」でもある蜘蛛はリュウが苦手とするもの。また、食べ物の好みもライバルにあたる春麗とは正反対になっている[要出典]。
本人のストーリーでのライバルバトルの相手は父親の仇であるベガ。また、春麗とキャミィでプレイした場合のライバルバトルにも登場する。
ジュリをメインにしたXbox 360版『スパIV』の特典アニメ(OVA)では、ゲーム本編の裏側的な話が描かれており、春麗、ガイル、キャミィたちと戦って勝利している。
『ストリートファイターV』(以下『ストV』と表記)では紫と黒色のライダースーツを着て、バイクを乗り回す。ヘレン[注釈 2]からシャドルー壊滅のための協力を何度も頼まれていたが「協力」することに興味がないため受け入れず、唯一残されたセスの丹田エンジンの応用機である風水エンジンを手に入れようとするベガ[注釈 3]と戦った際、子供の頃に奪われたのと同じように左目の中にある風水エンジンを奪われ(指で摘み取られ)S.I.N研究所跡地にて、風水エンジンとは別に作られたが使用しなかった「風水エンジン type a」を手に入れる[注釈 4]再びシャドルー基地に向かい慌てるファンと闘ったことでベガとシャドルーの幹部、CIAが騒いでいる事から新たなる大きな戦いが起こる事を感じ、ヘレンの仲間になる。
『ストV』の個別ストーリーでは、CIAにマークされているがターゲットではないので今は野放しにしている事をクリムゾン・ヴァイパーがジュリ本人に話している。
人物
[編集]性格は極めて残忍で享楽的。戦うこと、そして倒した相手を徹底的に破壊することを何よりの楽しみとする危険な快楽主義者である。また、相手の命を奪うことにためらいを持たず、ファイターとの戦いも「試合」ではなく「殺し合い」と考えているため、ルール無用の非道で容赦のない戦い方を好む。
闘いの最中も相手を見下すような発言を行なったり、蠱惑的な挑発を見せたりするなどして余裕を見せ付ける。
両親と左眼を奪われた恨みを忘れておらず、ベガや、かつて所属していたキャミィを含む親衛隊に対して激しい憎悪を抱いているが、互いの目的さえ一致すれば行動をともにすることもある狡猾で気まぐれな面もある。
主人であるセスに対しては基本的に協力しているものの、本心ではセスとベガの共倒れを狙っており、セスもそんなジュリの計画を看破した上で彼女を利用している。また、セスのアーケードモードでは打倒ベガを果たした後もセスとの協力関係を維持しているが、ジュリ自身のアーケードモードでは反旗を翻し、セスを亡き者にしている。
登場作品
[編集]- ストリートファイターIVシリーズ
- ストリートファイターV[8]
- ストリートファイター6
- ストリートファイター X 鉄拳
- PROJECT X ZONE - 序盤では敵として登場するが、後にソロユニットとして味方になる。
- PROJECT X ZONE 2:BRAVE NEW WORLD - 敵として登場。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c スーパーストリートファイターIVオフィシャルブログ「開発ブログ第5回 :ジュリについて(外見と性格編)」 - ウェイバックマシン(2009年11月9日アーカイブ分),2009年11月04日,2022年12月3日閲覧
- ^ スーパーストリートファイターIV・オフィシャルブログ「質問に答えちゃうシリーズ(11)」 - ウェイバックマシン(2010年3月29日アーカイブ分) ジュリの没デザイン案の一つ「オバチャン」が掲載されている
- ^ “制作実績”. イラストレーターStudio CUBE.【Official Web Site.】. 2010年10月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年2月8日閲覧。
- ^ “広告・WEB等の実績”. イラストレーターStudio CUBE.. 2020年2月8日閲覧。
- ^ スーパーストリートファイターIVオフィシャルブログ「ナッキーブログ:ディージェイ&紹介トレーラー! - ウェイバックマシン(2021年3月27日アーカイブ分)冒頭より。
- ^ 『ストリートファイター X 鉄拳』キャラクター紹介より。
- ^ a b スーパーストリートファイターIVオフィシャルブログ「開発ブログ第4回 :ジュリについて(技と性能編)」 - ウェイバックマシン(2021年2月14日アーカイブ分),2009年10月27日,2022年12月3日閲覧。
- ^ 「ストリートファイターV」,16人目は自称シャドルー四天王No.2の「F.A.N.G」。発売後にはアレックス,ガイル,いぶき,バイソン,ジュリ,ユリアンが配信 - 4Gamer.net2015年12月8日閲覧