ハワイ火山国立公園

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世界遺産 ハワイ火山国立公園
アメリカ合衆国
キラウエアのハレマウマウ火口、2009年
キラウエアのハレマウマウ火口、2009年
英名 Hawaii Volcanoes National Park
仏名 Parc national des volcans d'Hawaï
面積 929.34km2
登録区分 自然遺産
IUCN分類 II
登録基準 (8)
登録年 1987年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
ハワイ火山国立公園の位置
使用方法表示
指定範囲
キラウエアのプウ・オオ火口は活動が活発な火口である。2011年
キラウエアの溶岩流による大地
太平洋に流れ込むキラウエアの溶岩、2016

ハワイ火山国立公園(ハワイかざんこくりつこうえん、Hawaii Volcanoes National Park、略称:HAVO[1])は、アメリカ合衆国ハワイ州ハワイ島の南に広がる火山地帯を中心とした国立公園である。

概要[ソースを編集]

ハワイ火山国立公園は、133,200haの保護区内にマウナロアキラウエアの二つの巨大な活火山を有する。キラウエア火山から流れ出た熔岩は18.8億m3に達しており、周辺施設にもその影響が及んでいる[2]1987年プナへ続く海岸沿いの道路(137号線)が、1988年に南海岸にあったワハウラ・ビジターセンターが、1990年にはカラパナの町が、1994年にはカモアモア・ビーチとワハウラ・ヘイアウがそれぞれ熔岩によって飲み込まれた[2]

火山活動の中心部は公園北東部に位置するプウ・オオ火口で、流れ出る熔岩を見ることができる。

歴史[ソースを編集]

1916年に、マウイ島のハレアカラ山域と共に、国立公園に指定1961年、マウイ島側をハレアカラ国立公園に分離指定している。1987年にユネスコ世界遺産(自然遺産)にも登録されている。

地理[ソースを編集]

公園の面積は324.4km2ハワイ島の約3%にあたる。公園内には、1983年の噴火から、2004年現在も噴火活動を続けているキラウエア火山がある。また、ハワイ島の第二峰のマウナ・ロア山(標高は4,005m)の主要山地を含んでいる。

ハワイ島の火山の噴火の特徴として、比較的に穏やかな点があり、爆発的な噴火が少なく、溶岩流も火口から離れた場所では遅くなるため近づくことも可能である。そのため、キラウエア火山は世界一安全な火山とも言われている。キラウエアの火口のイキ火口から噴火の様子が観察できる。観察ツアーも存在するようである。キラウエア火山の噴火活動は、プナルウ黒砂海岸の形成に、大きな影響を与えていると考えられている。

交通[ソースを編集]

ハワイ火山国立公園への入口はハワイ州道11号線上にあり、ハワイ島東部の大都会であるヒロからは南西にケアアウを過ぎて、ヒロからの距離が約28マイル(約45km)の所にある。ハワイ島西部のコナからは南南東にあり、距離は95マイル(約152km)の所である。 [3]

登録基準[ソースを編集]

この世界遺産は世界遺産登録基準における以下の基準を満たしたと見なされ、登録がなされた(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (8) 地球の歴史上の主要な段階を示す顕著な見本であるもの。これには生物の記録、地形の発達における重要な地学的進行過程、重要な地形的特性、自然地理的特性などが含まれる。

他には、ハワイ火山は世界で最も激しい活火山活動であることも選定理由に挙げられる。

参照項目[ソースを編集]

脚注[ソースを編集]

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  1. ^ ハワイ島2005、p.204
  2. ^ a b ハワイ島2005、p.205
  3. ^ 『ハワイ・ドライブ・マップ』(ダイヤモンド・ビッグ社、1988年) ISBN 4-478-05336-7

参考文献[ソースを編集]

関連項目[ソースを編集]

外部リンク[ソースを編集]