ハルダウン

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ハルダウン位置にあるルクレール戦車。ターレットダウン状態でも車長用潜望鏡で観測可能

ハルダウン英語:Hull-down)は、斜面堤防を利用し砲塔以外を隠し、車体を防御する戦術。元は、帆船海戦の用語で、マスト上部の物見台やレーダーだけを水平線から出して偵察する技術であった。20世紀機甲戦の発展で、陸戦でもこの用語が使われることとなった。

砲塔も隠し、潜望鏡だけを出す状態をターレットダウンという[1]

船での利用[編集]

ハルダウンしているコンテナ船

地球が球形であることから、水平線の向こうに船体だけ隠すことが可能である[2]。空気が綺麗なら40mの高さのマスト上の物見台から、44km先に存在する別船の高さ40mのマストを見ることができる。また、同様に22km先の全船体を見つけることが可能である。

帆船ではや潮流など自然現象にも影響を受けるため、より速い段階で敵を発見し、敵の脅威度を分析し逃げるか戦うか、選択することが最重要であった。

関連項目[編集]

参考文献[編集]