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ハリー・リード国際空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ハリー・リード国際空港
Harry Reid International Airport
空港全景(2012年)
FAA 空港図
FAA 空港図
IATA: LAS - ICAO: KLAS
概要
国・地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 ネバダ州パラダイス
母都市 ラスベガス
種類 公共
所有者 クラーク郡
拠点航空会社
敷地面積 1,130 ha
標高 665 m (2,181 ft)
座標 北緯36度04分48秒 西経115度09分08秒 / 北緯36.08000度 西経115.15222度 / 36.08000; -115.15222
公式サイト 公式ウェブサイト
地図
空港の位置
空港の位置
LAS
空港の位置
空港の位置
LAS
空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
01L/19R 2,739×46 コンクリート
01R/19L 2,979×46 アスファルト
07L/25R 4,423×46 アスファルト
07R/25L 3,208×46 アスファルト
統計(2024年)
旅客数 5,844万人
出典:連邦航空局[1]公式サイト[2]
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空港の一覧
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ハリー・リード国際空港(ハリー・リードこくさいくうこう、: Harry Reid International Airport)は、アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス郊外にある国際空港である。

概要

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ダウンタウンの8Km南に立地している。2021年にマッカラン国際空港 (McCarran International Airport) から改称された。

歴史

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ウェルカム サイン

アメリカ合衆国開拓の英雄、デヴィー・クロケットの子孫で飛行士のジョージ・クロケットが現在の空港の土地にアラモ空港を1942年に開設。1948年にクラーク郡がクロケットからこの飛行場を買い取りクラーク郡営空港とし、すべての商業便はこの空港に集約した。ネバダ州選出のアメリカ合衆国上院議員で合衆国民間航空法を草稿したパトリック・マッカランにちなんで1948年12月20日に「マッカラン飛行場(McCarran Field)」と改名した。

1963年にはターミナルの位置がラスベガス・ブルバード・サウス側からパラダイス・ロード側に移動[3]し、この頃までに年間150万人の利用客があった。この新しいターミナルの設計はウェルトン・ベケット建築事務所とジョン・レプローグルで、JFK空港のTWAターミナルを参考に設計された。これはその7年後にシカゴ・オヘア国際空港ユナイテッド航空ターミナルへと引き継がれることになる。

1978年、航空規制緩和法が制定され、マッカラン空港の就航航空会社が7社から14社に倍増した。「マッカラン2000」と呼ばれる空港拡張計画が発表され、1982年に3億ドルの公債で予算化された。新中央ターミナルビル、9階建て駐車場、滑走路の追加・拡張、搭乗ゲートの追加、乗降客用施設刷新、空港へのトンネル及び道路追加を含む全3期の計画であった。第1期は1987年に完了した。

1970年代以来アメリカン航空用とパシフィック・サウスウエスト航空用にそれぞれターミナルがあった場所に、1986年から1987年の間にターミナル2が建設された。

1990年代には全搭乗口とチェックインカウンターが刷新され、空港全体で共通のコンピューターシステム「CUTE(Common Use Terminal Equipment、共用ターミナル機器)」が導入された。

1998年にはコンコースD南東・南西ウィング(28ヶ所の搭乗口がある)が開設された。コンコースDは元々の「マッカラン2000」からの追加であった。

2003年に乗客が航空会社のカウンターに行かなくても搭乗券を受け取れる「スピードチェック」キオスクを導入。これは全米で最初、世界でも画期的なシステムであった[4][5][6]。またラスベガス・コンベンションセンターにもこのキオスクが6基設置された。2005年には荷物タグが印刷出来るように改良された。

2005年から空港全体で無料公衆無線LANが提供されている。このサービスは18万平方メートルの面積に及ぶ[7]

2005年にはまた、コンコースD北東ウィング(10ヶ所の搭乗口がある)が、2008年にはコンコースD北西ウィング(9ヶ所の搭乗口がある)が開設された。

2012年にターミナル3が開業した。ターミナル2は解体された。

2021年2月16日、クラーク郡議会は、空港の名称を、ネバダ州選出連邦上院議員を長年務めたハリー・リードに因んで「ハリー・リード国際空港(Harry Reid International Airport)」に改名する提案書を連邦航空局(FAA)に提出することを決定[8]。申請が認められ、同年12月14日付けで正式に改称された。

ターミナル

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ターミナル レイアウト

ハリー・リード国際空港はパラダイス・ロードで東西に分断されている。西地区にターミナル1、東地区にターミナル3が立地している。ターミナル2はかつて国際線を扱っていたが、2016年に解体され現在は欠番となっている。

ターミナル1

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ターミナル1は1963年3月に開設。1970年、1974年に現在のコンコースA、Bに拡張された[9]。それぞれ中央のセキュリティー前のエリアに接続されている。南側にはコンコースCが設置され、トラムのグリーンラインで移動出来るようになっている。コンコースDはサテライトとして、1998年に開設された[10]。Dにはトラムのブルーラインが接続されている。

ターミナル3

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ターミナル3が2012年6月に開業した。コンコースEとして国際線及び他の定期便が利用する。14個のゲートのうち東側6個が国際線仕様になっている。コンコースDからトラムがターミナル3に接続している[11]

ターミナル3には国外の航空会社及びアラスカ航空フロンティア航空ジェットブルー航空サンカントリー航空が利用する。ハワイアン航空ユナイテッド航空が発券及び荷物カウンターを設置するが、これらは引き続きターミナル1コンコースD(1-D)を利用している。

貨物ターミナル

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フェデックス・エクスプレスUPS航空の物流施設がある。

他のターミナル運用

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  • 運航支援事業者
  • エグゼクティブ・ターミナル
  • ヘリコプター
  • エリア51 (Area 51)、ネバダテストサイト (The Nevada Test Site) 、及び他の政府施設にサービスしているジャネット・ターミナル (JANET Terminal) もあると言われている。[誰によって?][要出典]

就航路線

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航空会社就航地
アメリカ合衆国の旗 サウスウエスト航空オールバニアルバカーキアマリロアトランタオースティンボルチモアカンクン(2026年6月4日より運航開始予定)、バーミングハム(AL)、ボイシボーズマンバッファローバーバンクシカゴ/ORDシカゴ/MDWクリーブランドコロラドスプリングスコロンバス(OH)、ダラス/ラブデンバーデモインデトロイトエルパソ、ユージーン、フレズノグランドラピッズホノルルヒューストン/ホビープエルト・バヤルタ(2026年6月4日より運航開始予定)、インディアナポリスカフルイコナカンザスシティリフエリトルロックロングビーチロス・カボス(2026年6月4日より運航開始予定)、ロサンゼルス/LAXルイビルラボックメンフィスミッドランドミルウォーキーミネアポリス=セントポールナッシュビルニューオーリンズオークランドオクラホマシティオマハオンタリオ(CA)、サンタアナオーランドパームスプリングスフェニックスピッツバーグポートランド(OR)、ローリー/ダーラムリノロチェスターサクラメントセントルイスソルトレイクシティサンアントニオサンディエゴサンフランシスコサンノゼ(CA)、サンタバーバラシアトルスポケーンタンパツーソンタルサワシントン/ナショナルウィチタ
季節運航フォートローダーデール
アメリカ合衆国の旗 アレジアント航空アップルトン、アシュビル、ベルビル、ベリンガムビリングスビスマークボイシボーズマンシーダー・ラピッズ、チャタヌーガ、シカゴ/RFDシンシナティデモイン、デスティン、ユージーン、ファーゴフェイエットビル、フリント、フォートウェイン、フレズノ、グレイシャーパーク/カリスペル、グランドフォークス、グランドアイランド、グランドラピッズ、グレートフォールズ、アイダホフォールズインディアナポリス、ノックスビル、ラレド、レキシントン、マッカレン、メドフォード、メンフィス、マイノット、ミズーラ(MT)、モリーン、モントレー、オマハピオリア(IL)、フェニックス/メサ、ラピッドシティ、サンタマリア、シュリーブポート、スーフォールズ、サウスベンド、スポケーンスプリングフィールド/ブランソン(MO)、ストックトン、トリシティズタルサウィチタ
アメリカ合衆国の旗 フロンティア航空アトランタオースティンシカゴ/ORDシカゴ/MDWシンシナティクリーブランドダラス/フォートワースデンバーエルパソエバレットヒューストン/インターコンチネンタルロサンゼルス/LAXロサンゼルス/サンタアナニューヨーク/JFKオクラホマシティオンタリオ(CA)、オーランドバーバンク(2025年12月4日より運航再開予定)、フェニックスポートランド(OR)、ローリー/ダーラムリノセントルイスソルトレイクシティサンアントニオサンディエゴサンフランシスコサンノゼシアトルツーソンワシントン/ダレス
季節運航フィラデルフィアサクラメント
アメリカ合衆国の旗 アメリカン航空シャーロットシカゴ/ORDダラス/フォートワースロサンゼルス/LAXマイアミニューヨーク/JFKフィラデルフィアフェニックスワシントン/ナショナル
アメリカ合衆国の旗 デルタ航空アトランタオースティンボストンシンシナティデトロイトロサンゼルス/LAXミネアポリス=セントポールニューヨーク/JFKローリー/ダーラムソルトレイクシティシアトル
アメリカ合衆国の旗 デルタ・コネクションロサンゼルス/サンタアナサクラメント(2026年1月12日終了予定)、サンディエゴサンノゼ(2026年1月12日終了予定)
アメリカ合衆国の旗 ユナイテッド航空シカゴ/ORDデンバーヒューストン/インターコンチネンタルロサンゼルス/LAXニューアークサンフランシスコワシントン/ダレス
アメリカ合衆国の旗 アラスカ航空アンカレッジボイシエバレットロサンゼルス/LAXポートランドサンディエゴサンフランシスコサンタローザシアトル
季節運航プエルト・バヤルタロス・カボス、サンルイスオビスポ
アメリカ合衆国の旗 ジェットブルー航空ボストンフォートローダーデールニューヨーク/JFK
アメリカ合衆国の旗 サンカントリー航空ミネアポリス=セントポール
季節運航:オークレア、ミルウォーキー、ウィリストン
アメリカ合衆国の旗 ハワイアン航空ホノルルカフルイ
カナダの旗 エア・カナダモントリオールトロントバンクーバー
カナダの旗 エア・カナダ ルージュトロント
季節運航モントリオール
カナダの旗 ウエストジェット航空カルガリーエドモントントロントバンクーバー
季節運航ケロウナ、レジャイナ、サスカトゥーンウィニペグ
カナダの旗 ポーター航空トロント
カナダの旗 フレア航空季節運航バンクーバー
メキシコの旗 アエロメヒコ航空メキシコシティ
季節運航グアダラハラモンテレイ
メキシコの旗 ボラリスグアダラハラメキシコシティ
メキシコの旗 ビバアエロブスグアダラハラメキシコシティモンテレイ
エルサルバドルの旗 アビアンカ・エルサルバドル季節運航サンサルバドル
パナマの旗 コパ航空パナマシティ
イギリスの旗 ブリティッシュ・エアウェイズロンドン/LHR
イギリスの旗 ヴァージン・アトランティック航空ロンドン/LHR
季節運航マンチェスター
オランダの旗 KLMオランダ航空アムステルダム
ドイツの旗 コンドル航空季節運航フランクフルト
ドイツの旗 ディスカバー・エアラインズフランクフルト
フランスの旗 エールフランス航空 パリ/CDG(2026年4月15日より運航開始予定)[12]
スイスの旗 エーデルワイス航空季節運航チューリッヒ
アイルランドの旗 エアリンガス季節運航ダブリン
大韓民国の旗 大韓航空ソウル/仁川
オーストラリアの旗 カンタス航空シドニー(2026年12月29日より運航開始予定)[13]

計画

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下記の拡張改築計画が実施または検討中である。

ラスベガスモノレールの接続

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ラスベガスモノレールのハリー・リード国際空港への乗り入れが計画されている。この延伸計画はターミナル1とターミナル3の地下に駅を設ける案である[14]。この計画にはタクシー及びリムジン会社からの反対が上がっている[15]

脚注

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  1. FAA Airport Form 5010 for LAS (PDF) . Federal Aviation Administration. effective April 10, 2008.
  2. Clark County Department of Aviation Statistics”. 2025年9月13日閲覧。
  3. Peterson, Kristen (2007年11月26日). “Airport's art zone”. Las Vegas Sun 2007年11月26日閲覧。 {{cite news}}: 不明な引数|coauthors=が空白で指定されています。 (説明)
  4. “Everyone is a Winner with SpeedCheck at Las Vegas-McCarran International Airport; First Multiple-Airline Check In System Makes Public Debut Today”. Business Wire (CNET). (2003年10月16日). オリジナルの2012年5月30日時点におけるアーカイブ。 2008年8月4日閲覧。 {{cite news}}: 不明な引数|coauthors=が空白で指定されています。 (説明)
  5. Las Vegas Airport Unveils SpeedCheck”. Panacea Publishing International Limited (2007年1月23日). 2011年8月28日閲覧。
  6. First multiple-airline check-in system makes debut”. Kiosk Marketplace (2003年10月16日). 2009年1月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月4日閲覧。
  7. Thayer, Gary (2005年1月4日). “Las Vegas airport launches U.S.' largest free Wi-Fi network”. オリジナルの2006年11月14日時点におけるアーカイブ。 2007年5月4日閲覧。
  8. Many state leaders voice support for renaming Las Vegas airport - Las Vegas Sun Newspaper”. Lasvegassun.com (2021年2月16日). 2021年2月17日閲覧。
  9. Hall-Patton, Mark (September 27, 2010). “McCarran International Airport”. Online Nevada Encyclopedia. 2016年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2016年4月30日閲覧.
  10. New Terminal expands Las Vegas airport capacity (1998年6月15日). 2021年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月6日閲覧。
  11. Red Line Tram at McCarran International Airport”. www.mccarran.com. 2021年11月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月20日閲覧。
  12. Air France Adds Paris – Las Vegas Service in NS26”. 2025年10月23日閲覧。
  13. Qantas Schedules Sydney-Las Vegas Late-Dec 2026 Launch”. 2026年2月26日閲覧。
  14. Lawrence, Edward. Monorail Looks to Expand to McCarran Airport”. 8newsnow.com. KLAS-TV. 2011年9月19日閲覧。
  15. LV cab, limo companies rap monorail Archived 2006年10月23日, at the Wayback Machine.

関連項目

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外部リンク

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