ハムナプトラ/失われた砂漠の都

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索
ハムナプトラ/失われた砂漠の都
The Mummy
監督 スティーブン・ソマーズ
脚本 スティーブン・ソマーズ
製作 パトリシア・カー
ショーン・ダニエル
ジェームズ・ジャックス
出演者 ブレンダン・フレイザー
レイチェル・ワイズ
アーノルド・ヴォスルー
音楽 ジェリー・ゴールドスミス
撮影 エイドリアン・ビドル
配給 アメリカ合衆国の旗 ユニバーサル
日本の旗 UIP
公開 アメリカ合衆国の旗 1999年5月7日
日本の旗 1999年6月26日
上映時間 124分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
次作 ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
テンプレートを表示

ハムナプトラ/失われた砂漠の都』( - うしなわれたさばくのみやこ、The Mummy)は、1999年アメリカ映画スティーブン・ソマーズ監督・脚本のアドベンチャー映画。1959年英国ハマー・フィルム・プロダクションが制作した『ミイラの幽霊』(テレンス・フィッシャー監督)に続き、1932年公開の『ミイラ再生』(カール・フロイント監督)の二度目のリメイク作品である。

あらすじ[編集]

今から約3000年前。大神官イムホテップはセティ1世の愛人であるアナクスナムンと恋に落ちる。セティ1世から仲を疑われた2人はとっさに彼を殺害。イムホテップはアナクスナムンを生き返らせる事を彼女に約束し逃亡、アナクスナムンは自害する。死者の書を手に死者の都ハムナプトラへ赴き儀式を行うイムホテップだが、完遂を目前にして王の兵団が乱入。儀式の中断によりアナクスナムンの蘇生は失敗、部下の神官たちは罰として生きながらミイラにされ、イムホテップは“その残酷さゆえに一度も行われた事が無い”という禁断の呪い「ホムダイ」にかけられる。

1923年[1]。外国人部隊所属のリック・オコーネルは、部隊がトゥアレグ族に敗北、部下のベニーにも見放され、1人で砂漠を放浪するはめになる。3年後、死刑が確定し、カイロ刑務所に服役していたオコーネルの元を、カイロ博物館に勤務する女性エヴリンとその兄でお宝目当てのジョナサンが訪れ、救い出す。

船でハムナプトラに向かうオコーネル一行は、同じくハムナプトラを目指すアメリカ人のグループと、彼らの案内役を務めるベニーに遭遇する。途中で謎の組織からの攻撃を受け、船は沈没するも、彼らはハムナプトラに辿り着いた。

敵対しながら発掘作業を進める2つのグループを再び謎の組織が襲い、「去らねば死ぬ」と言い残して去る。そして、アメリカ人達は死者の書を、エヴリン達は謎の石棺とそこに眠る生乾きの奇妙なミイラを発見する。拝借した死者の書をエヴリンが解読し音読すると、叫び声をあげるミイラ。イムホテップが蘇った。

イムホテップは人々の生気を吸うたびに完全復活していき、呪いから復活するとエジプトに10の災いが起きると言われ、イナゴの大群の襲撃、火球の落下、日蝕、水が血に染まるなどの異変が次々とおきる。オコーネル一行は太古よりイムホテップの復活を防いで来た集団「メジャイ」らと協力し、イムホテップを倒す相談をしている途中、イムホテップはアナクスナムンを復活させるための生け贄としてエブリンを選び、連れ去る。 「メジャイ」のリーダーのベイとオコーネルたちは再びハムナプトラに向かい、イムホテップを倒す方法が書かれている黄金の書、アムン・ラーの書を発見し、エヴリンを救うために最後の戦いを挑む。

登場人物[編集]

日本語吹き替え(以降、「吹替」)の声優名は、ビデオ・DVD版、日本テレビ版(2002年3月22日の『金曜ロードショー』で初放送)の順に表記。

リック・オコーネル
演 - ブレンダン・フレイザー / 吹替 - 森川智之堀内賢雄
外国人部隊に所属していたアメリカ人。面倒事を嫌うが、勇猛果敢に溢れ、判断力に優れる。3年前にハムナプトラ付近での戦闘中に謎の超常現象によって命拾いした。その後、放浪の末に逮捕されて処刑されかけたところをエヴリンらに救われ、共にハムナプトラへ向かう事となる。
エヴリン・カナハン
演 - レイチェル・ワイズ / 吹替 - 石塚理恵田中敦子
カイロ博物館に勤務するイギリス人女性。好奇心や冒険心が旺盛で、時にはしたたかさも見せる。博物館での資料発見をきっかけにハムナプトラ探索に乗り出す。その後は“死者の書”を解読し、事件の幕上げ役となる。
ジョナサン・カナハン
演 - ジョン・ハナー / 吹替 - 田原アルノ中尾隆聖
エヴリンの兄であるペテン師で、根っからの遊び人でもあるお調子者な三枚目。常に金儲けが頭にあり、ハムナプトラ探索への協力もお宝が目当てである。また、機転が利き、射撃の心得もある。最後の戦いではアムンラーの書をなんとか読み、オコーネルやエヴリンを危機から救う。
アーデス・ベイ
演 - オデッド・フェール / 吹替 - 谷口節大塚明夫
太古よりハムナプトラを守護し、イムホテップ復活を防いできた集団「メジャイ」の戦士で、剣術の達人。一見頑なだが、初めて乗る飛行機に興奮するなど茶目っ気も見せる。ハムナプトラを目指すリックらを度々妨害するが、イムホテップの復活後は共に闘う。
イムホテップ
演 - アーノルド・ヴォスルー
約3000年前の大神官。セティ1世の愛人であるアナクスナムンと禁断の恋に落ち、彼女と共にセティ1世を殺害、自身はその場から逃亡する。その後、自害したアナクスナムンを生き返らせるためハムナプトラへ赴き儀式を行うが、完遂を目前にして捕えられ、ハムナプトラに封印された。しかし、永い時を経て“死者の書”の解読により蘇生、エヴリンをアナクスナムン復活の器とした儀式の成功を企むが、最終的にはリック達に敗れて再び封印される。
アナクスナムン
演 - パトリシア・ヴェラスケス
イムホテップと恋に落ちたセティ1世の愛人。セティ1世殺害後に自ら囮となってイムホテップを逃がし、自害して果てた。
ベニー
演 - ケヴィン・J・オコナー / 吹替 - 檀臣幸岩崎ひろし
外国人部隊でのリックの部下。狡猾で、自己中心的である。3年前のハムナプトラでの戦闘ではリックを見捨てて逃走したが、リックらと同じくハムナプトラ発掘を目指すアメリカ人グループの案内役として偶然に再会した。イムホテップ復活後はその部下となる(正確には彼がイムホテップにユダヤ教の祈りを言ったためイムホテップが奴隷と勘違いした)が、イムホテップが再封印された後は一人ハムナプトラのピラミッドに取り残され、最期はスカラベの大群に貪り食われて死亡する。
カイロ刑務所所長
演 - オミッド・ジャリリ / 吹替 - 辻親八山野史人
リックが投獄されていたカイロ刑務所の所長で、ジョナサン曰く「ゴキブリみたいな奴だったが、酒の趣味はいい」。リック釈放を懇願するエヴリンらに対して自身に有利な条件付きでのハムナプトラ探索同行を提案、共にハムナプトラへ向かうが、発掘中にスカラベが体内に侵入し命を落とす。
バーンズ
演 - タック・ワトキンス / 吹替 - 青山穣佐久田修
財宝目当てにハムナプトラへと向かったアメリカ人グループのメンバー。イムホテップに襲われて重傷を負い、一旦はカイロへ逃げ帰るもイムホテップの下に連れ去られ、生気を吸収されて死亡、アメリカ人グループの犠牲者第一号となる。
ヘンダーソン
演 - スティーブン・ダンハム / 吹替 - 中多和宏楠大典
金髪が特徴のアメリカ人グループメンバー。ハムナプトラ行きの船でメジャイの戦士からジョナサンを救う。その後はカイロにてイムホテップに襲われ、アメリカ人グループの犠牲者第三号となる。
チェンバレン博士
演 - ジョナサン・ハイド / 吹替 - 納谷六朗小川真司
挙動不審なエジプト学者。ハムナプトラ行きの目的は学術的調査であるが呪いを信じないエヴリンとは違いハムナプトラの呪いに注意をしており死者の書を読み上げていたエヴリンを止めようとした。カイロへ逃げ帰った後は単独行動を取るも遂に捕まり、リック達が発見した際には既にミイラ化し、アメリカ人グループの犠牲者第二号となっていた。
ダニエルズ
演 - コーリー・ジョンソン / 吹替 - 小室正幸山路和弘
アメリカ人グループのリーダー格。イムホテップから逃げる途中、車から振り落とされ、イムホテップに生気を吸収されてグループ最後の犠牲者となり、その生気を吸収したイムホテップは完全な復活を果たした。

評価[編集]

関連イベント[編集]

お化け屋敷

次作[編集]

脚注[編集]

[ヘルプ]

外部リンク[編集]