ハッセル (ヴェーザー)

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紋章 地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州: ニーダーザクセン州
郡: ニーンブルク/ヴェーザー郡
ザムトゲマインデ: ザムトゲマインデ・グラーフシャフト・ホーヤ
緯度経度: 北緯52度48分19秒 東経09度11分57秒 / 北緯52.80528度 東経9.19917度 / 52.80528; 9.19917座標: 北緯52度48分19秒 東経09度11分57秒 / 北緯52.80528度 東経9.19917度 / 52.80528; 9.19917
標高: 海抜 20 m
面積: 17.67 km2
人口:

1,722人(2021年12月31日現在) [1]

人口密度: 97 人/km2
郵便番号: 27324
市外局番: 04254
ナンバープレート: NI
自治体コード:

03 2 56 010

行政庁舎の住所: Bahnhofstraße 53
27324 Eystrup
ウェブサイト: hassel-weser.de
首長: ハイコ・ランゲ (Heiko Lange)
郡内の位置
地図
地図

ハッセル (ドイツ語: Hassel) は、ドイツ連邦共和国ニーダーザクセン州ニーンブルク/ヴェーザー郡に属す町村(以下、本項では便宜上「町」と記述する)で、ザムトゲマインデ・アイストルプを構成する自治体の一つである。

地理[編集]

位置[編集]

ハッセルは、ブレーメンハノーファーとのほぼ中間に当たり、ヴィルデスハウゼー・ゲースト自然公園とシュタインフーダー・メーア自然公園との間のヴェーザー川沿いに位置する。ハッセルは砂地の背後にある湿地に位置する。

町域の広がり[編集]

ハッセルの町域は、北はフェルデン郡のベルメ=ドリュッバー(デルフェルデンに属す小集落)と接するが、この町境に面するハッセル側の集落がユッバーである。この他にリューベラント、ハイトヒューゼン、ヘーメンハイデの一部がこの町に属し、デルフェルデンと境を接している。南のアイストルプやヘーメルハウゼンと接する地域は、アルフーザー・アーエ自然保護地区を含み、ホーヤの東にあるヴェーデゼーが市境となっている。ヘーメルハウゼンのヘーメルゼー北のハッセラー・ブルーフも町域に含まれる。

行政[編集]

この町はアイストルプを本部所在地するザムトゲマインデ・アイストルプに属す。ザムトゲマインデ・アイストルプとザムトゲマインデ・グラーフシャフト・ホーヤとの合併に伴い、2011年1月1日以降はザムトゲマインデ・グラーフシャフト・ホーヤに属すこととなる。

議会[編集]

ハッセルの町議会は11議席からなる。

首長[編集]

名誉職の町長はハイコ・ランゲ (UWGH) が務めている。

紋章[編集]

緑地に金の嘴を持つ銀のツルの首が天秤皿の間に配されている。秤の、向かって左上に銀の殻斗がついた金のハシバミの実、右上に金の萼がついた銀のバラが描かれている。

ハッセル (Hassel) という名前はハシバミの木 (Hasselstrauch) に由来する。ハシバミの木はゲルマン時代には神に奉納するもので、昔この地域にその林があったことを示している。秤はハッセルの刑場「ポエナ・タリオニス」を象徴している。この刑場では、何世紀も前から1846年まで処刑が行われていた。紋章のバラとツルは長らくこの地に拠った領主家(1219年に騎士のルドルフ・フォン・ハッセルという人物が記録されている)にちなんだものである。

姉妹町村[編集]

文化と見所[編集]

建築[編集]

ルター派の聖コスマエ・エト・ダミアーニ教会はレンガと大きな砂岩の切石で造られており、その大部分が12/13世紀に建設されたものである。

自然[編集]

ハッセルとホーヤの間にある川辺の森アルフーザー・アーエ自然保護地域 (22 ha) には3月末から4月初めにキケマン属の白や紫の花が咲く。

経済と社会資本[編集]

交通[編集]

この町はニーンブルク/ヴェーザーからフェルデン (アラー)に至る連邦道B215号線に直接面している。また、州道330号線や鉄道アイストルプ - ホーヤ - ジーケ線も町内と通っている。

参考文献[編集]

  • Gemeinde Hassel (Weser) (Hrsg.): Unser Heimatort Hassel. Druckerei Adam Prettenhofer, Eystrup 2000

引用[編集]

外部リンク[編集]