ハッとして!Good

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ハッとして!Good
田原俊彦シングル
初出アルバム『ベストオブ田原俊彦』
B面 青春ひとりじめ
リリース
規格 EPシングル(EP:7A0008)
ジャンル アイドル歌謡曲
時間
レーベル NAVレコード
作詞・作曲 宮下智
プロデュース ジャニー喜多川
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(2週、オリコン
  • 1980年度年間22位(オリコン)
  • 1981年度年間93位(オリコン)
  • 1位(ザ・ベストテン
  • 1980年年間18位(ザ・ベストテン)
  • 田原俊彦 シングル 年表
    哀愁でいと
    (1980年)
    ハッとして!Good
    (1980年)
    恋=Do!
    (1981年)
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    ハッとして!Good」(ハッとしてグー)は、1980年(昭和55年)9月21日にリリースされた田原俊彦の2枚目のシングル

    解説[編集]

    • クラシックピアニストである宮下智(ペンネーム。本名は盛岡夕美子)の作詞作曲によるオールドジャズ風の軽快な楽曲である。
    • この曲で田原自身初のオリコン1位を初登場週で獲得。同チャートでは62万枚を超えるヒットとなった。自身のセールス記録では「哀愁でいと」に次ぐ2番目のヒット曲となる。初登場1位はオリコンチャート史上5曲目。また、発売日は日曜日で、店舗の地域により店頭に並ぶ日が揃わない時代に、実質3日間の売上で達成した。
    • 1980年大晦日第22回日本レコード大賞では、同曲で松田聖子らを抑えて最優秀新人賞を受賞した。受賞の歌唱時にたのきんトリオのメンバー(近藤真彦野村義男)の出演後、突如田原の友人らが駆けつけたため、田原は思わず男泣きしながら胴上げされるシーンがあった。
    • グリコアーモンドチョコレート・セシルチョコレートのCM曲となり、田原本人も出演し松田聖子と共演した。歌詞の内容と同じく、高原のテレフォン・ボックスで電話をかける松田に田原がバッタリ出会い、ハッと一目ぼれした後でチョコレートを共に食べるストーリー仕立てとなっている。
    • フジテレビ系『夜のヒットスタジオ』は番組スポンサーが森永製菓であったため、競合関係にある江崎グリコのCM曲であったA面の『ハッとして!Good』の代りに、B面の『青春ひとりじめ』を”新曲”と称して1980年(昭和55年)9月から12月まで計4回披露している。
    • 2011年(平成23年)にはニュービーズのCMにおいて藤本美貴によってカバーされた。
    • 2011年7月6日リリース、二階堂和美『にじみ』の初回特典に本作のカバーを収録したCDが配布された。

    背景[編集]

    • 1980年9月のシングル発売予定とCMソングへの採用がすでに決定し、キャニオン・レコードのディレクターだった羽島亨は楽曲候補を10曲以上制作した。しかし、プロデューサーのジャニー喜多川が納得せず、制作は難航した。しかし、8月に入って宮下が羽島に持ち込んだ楽曲「Sweet Situation」がやっと採用された。羽島は喜多川にプレゼンするにあたって、預かった譜面をもとにデモテープを作成する時間がないため、ギター片手に喜多川の前で歌ってみせたという。
    • 変更された曲のタイトルは、サビの歌詞を気に入った喜多川が発案し、採用された。
    • 編曲した船山基紀は、以前から挑戦したかったグレン・ミラー楽団のようなビッグ・バンドによるジャズサウンドを本作で展開した。当初、時代に合わないサウンドが採用されるか不安だったものの、矢嶋マキのロックンロールなピアノ演奏のポップさを聴いて自信を深めたという。船山は本曲について、「自身の編曲作品の中でもベストと言える出来である」と発言している。

    収録曲[編集]

    1. ハッとして!Good
      作詞・作曲:宮下智
    2. 青春ひとりじめ
      作詞:さがらよしあき/作曲:網倉一也

    パーソネル(A面のみ)[編集]

    • ディレクター: 羽島亨(キャニオン・レコード)
    • ミキシングエンジニア: 渡辺誠[1]
    • ドラム: 山木秀夫
    • ベース: 長岡道夫
    • ギター: 芳野藤丸
    • キーボード: 矢嶋マキ
    • ブラス: 数原晋、新井英治、ジェイク・H・コンセプション
    • ストリングス: 多忠昭グループ
    • コーラス: 小出博志、東郷昌和(BUZZ
    • タップ: 山木秀夫

    脚注[編集]

    [脚注の使い方]
    1. ^ 羽島亨「ライナーノート」(『BEST OF TOSHIHIKO TAHARA』)(ポニーキャニオン、1998年)

    参考資料[編集]

    • アルバム『田原俊彦A面コレクション』(ポニーキャニオン、1986年)
    • アルバム『BEST OF TOSHIHIKO TAHARA』(ポニーキャニオン、1998年)
    • アルバム『船山基紀 サウンド・ストーリー 時代のイントロダクション』(GT music、2020年)
    • 2011年11月26日 朝日新聞 「うたの旅人」

    関連項目[編集]