ハシバミ

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ハシバミ
Corylus heterophylla var thunbergi2.jpg
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: ブナ目 Fagales
: カバノキ科 Betulaceae
: ハシバミ属 Corylus
: ハシバミ
C. heterophylla var. thunbergii
学名
Corylus heterophylla var. thunbergii
和名
ハシバミ
英名
Asian Hazel

ハシバミ(榛、学名Corylus heterophylla var. thunbergii英語名:Asian Hazel)は、ブナ目カバノキ科ハシバミ属に分類される被子植物の一種である、落葉低木

生物的特徴[編集]

分布[編集]

ロシア沿海地方から東アジア北東部の全域、詳しくは、ウスリー川流域(ロシア沿海地方)、および、アムール川流域(中国東北部を含む)から中国陝西省にかけての地域、ならびに、朝鮮半島日本列島北海道本州九州)に分布する。

形態と生態、ほか[編集]

樹高は、2~3m、大きいもので5m。株立ちになることが多い。<br>

樹皮は、薄茶色でザラザラしている。<br>

葉は、互生し、掌状に丸く硬くザラザラしている。長さ6~12cm、巾5~12cm位で不揃いな鋸歯がある。先端は急に尖って。若い葉の中心部が赤茶色に成っていることがある。<br>

花期は3~4月頃で雌雄同株。雄花は尾状花序で、雌花は芽鱗に包まれたまま開花して赤い柱頭だけが目立つ。<br>

果実(堅果)は食用にできるが、世界的に流通しているヘーゼルナッツは本種の同属異種にあたるセイヨウハシバミ(西洋榛)である。

文化的特徴[編集]

呼称[編集]

榛色[編集]

日本の伝統的色名の一つ「榛色(はしばみいろ)」は、セイヨウハシバミの実(ヘーゼルナッツ)の色に由来している。