ハエン

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Jaén

  


 アンダルシーア州
 ハエン県
面積 424.30 km²
標高 573m
人口 114,238 人 (2017年)[1]
人口密度 269.24 人/km²
住民呼称 jiennense、jaenés/-esa
守護聖人 San Eufrasio、Virgen de la Capilla、
Santa Catalina de Alejandría
Jaénの位置(スペイン内)
Jaén
Jaén
スペイン内ハエンの位置
Jaénの位置(ハエン県内)
Jaén
Jaén
ハエン県内ハエンの位置

北緯37度46分11秒 西経3度47分20秒 / 北緯37.76972度 西経3.78889度 / 37.76972; -3.78889座標: 北緯37度46分11秒 西経3度47分20秒 / 北緯37.76972度 西経3.78889度 / 37.76972; -3.78889
ハエン公式サイト

ハエンスペイン語: Jaén)は、スペインアンダルシア州ハエン県ムニシピオ(基礎自治体)。ハエン県の県都である。

人口はハエン県の6分の1を占め、県の行政・産業の中心である。化学製品、なめし革、蒸留酒クッキー織物などの工場がある。スペイン有数のオリーブの産地であり、毎年オリーブエクスポを開催する。ハエン大学スペイン語版にはオリーブ研究機関があり、この分野で貢献している。

歴史[編集]

8世紀にスペインにムーア人が侵攻したあと、この都市はジャイヤーンجيّان)と呼ばれ、商業の中心地として発展した。ムーア人の要塞や城砦が今でも残っている。ルネサンス様式のカテドラルは1532年に建設が始まり、18世紀に完成された。そのほかの名所には、街のどこからでも見えるサンタ・カタリーナ城がある。この城は、ムーア人が築いた砦を増強したもので、街の西にある山頂にそびえている。また、ビジャルドンパルド宮殿の地下には、アンダルシアでもっとも重要なムーア人の遺構であるアラブ式浴場がある。

ハエンは地元で「液体の黄金」と呼ばれるオリーブオイルの大規模な産地であり、「オリーブオイルの首都」として知られる。

サッカークラブのレアル・ハエンの本拠地であり、ヌエボ・エスタディオ・デ・ラ・ビクトリアスペイン語版で試合が行われる。

人口[編集]

ハエンの人口推移 1900-2010
出典:INE(スペイン国立統計局)1900年 - 1991年[2]、1996年 - [3]

ギャラリー[編集]

出身著名人[編集]

関連項目[編集]

参考文献[編集]

  • 谷克二、邸景一ほか『旅名人ブックス65 アンダルシア』日経BP企画、2004年

脚注[編集]

外部リンク[編集]