ノート:月世界旅行 (映画)

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2022年1月14日 (金) 13:46 (UTC) における版の編集について[編集]

先月の翻訳加筆により、記事の内容と出典が充実したことに感謝いたします。この時代の作品は中々情報が少なく、これだけの質量のある記事を作るのは難しいと思うのですが、英語版の翻訳のおかげでこれまでのどの日本語情報源よりも詳しい作品解説になっており、作品について新たな発見もいろいろでき、初期の映画の理解を深めることができるようなものになっていると思います。ただ、翻訳した内容だけでは数点気になったことがありましたので、折角翻訳していただいて大変申し訳ないのですが、より良い記事にしたいという意図もあり、2022年1月14日 (金) 13:46 (UTC) における版で記事全体におよぶ編集を行わせていただきました。

まず、記事全体で細かい点で文や用語の変更や修正、仮リンクの追加をしました。社名や人名の表記は、参照のしやすさを考えて、日本語の情報源に従ったものに変えています。英語表記のままの部分も、同様に日本語表記に改めています。また、部分的に加筆をしています(製作のきっかけや日本公開の話など)。

以下、特記しておきたい編集のポイントについて説明します。

  1. メリエス作品のタイトルは、『魔術師メリエス 映画の世紀を開いたわが祖父の生涯』の「ジョルジュ・メリエス全作品リスト」に従っています。
  2. リード文にグランドホテル方式と書かれていましたが、これはキャスティングの方法のことではなく、特定の場所を舞台にして複数の登場人物の出来事を描く物語の手法であるため、用語の使い方として正しくありません。英語版ではアンサンブル・キャストとなっているので、それと言語間リンクでつながっているグランドホテル方式と訳出してしまったと思われるのですが、そもそもグランドホテル方式とアンサンブル・キャストは厳密には意味の異なる用語ですので、グランドホテル方式の記事の内容自体に問題があります(いずれノートページで問題提起する予定でいます)。ただ、英語版通りにアンサンブル・キャストと書いたとしても、本作がこの手法に該当するかどうかは疑問です。アンサンブル・キャストは特定の主人公を置かず、数人の俳優が同格のメインの役柄を演じるという手法であるにもかかわらず、本記事のリード文では「メリエス自身が主人公のバルベンフィリ教授を演じ」と書いているので矛盾してます。おそらく演劇用語のアンサンブル(その他大勢)が正しいのではないかと思うのですが、そもそも本文中でキャスティングの方法について言及がまったくなく、リード文に出典があるわけでもないので、今回の編集では単純に「フランスの演劇俳優たちが出演している」という表現にとどめておきます。
  3. スタイル節は、翻訳した内容だけではいまいち分かりにくい印象のあるところが数か所ありましたので、日本語文献などを使って内容や文章を大幅に変更しています。とくに3段落目の「カメラのセットアップ」というのが、あまりピンとこない言葉で、いまいち何を指しているのかが分かり辛かったので、ショットの構成の仕方というトピックで説明の仕方を変えました。5段落目も「メリエスの映画への影響を否定するわけではないが」の言い回しが分かりにくい印象を覚えたのですが、そもそもこの部分の内容は出典のリンクを見ただけでは十分に検証することができませんでしたので、日本語資料をもとに、初期映画研究において、本作や他の同時代の作品を現代映画と別の枠組みとして捉えるというトピックで内容を改めました。アトラクションの映画についても、翻訳した文だけではそれがどういうものなのかという説明が分かり辛いので、これも説明の仕方を変えました。
  4. スタイル節の1段落目の「このスタイルを選んだことは、メリエスの初期の最大の革新的手法の一つであった」は出典がないので除去しました。
  5. 評価節は、内容が公開当時の反応に限定されており、現代の批評家のレビューなどが書かれているわけではないうえに、公開節と内容がやや被りしていたり(海賊版の話)、公開節の記述と直接つながっている話だったりするため、公開節と一緒にして内容をまとめました。
  6. 公開節に配給会社という言葉が出ていましたが、初期映画の時代はまだ配給というシステムは確立されておらず、基本的にスター・フィルム社などは興行師たちに直接フィルムを販売していたので、その点も修正しました。
  7. 影響に関しては、リード文に「映画史上でも最も象徴的でよく参照されるシーン」「映画史上最も影響力のある映画の一つ」と言っているだけありますので、その具体的な例をある程度示した方がいいと思い、検証可能性が満たされる範囲で加筆しました。
  8. 『死ぬまでに観たい映画1001本』は日本語版がありますので、それをもとに修正変更しています。なお、同書にメリエスの演じた役が「バルベンフィリ教授」と記されていましたので、表記をそれに改めました。--石川太郎左ヱ門会話) 2022年1月14日 (金) 14:10 (UTC)[返信]
返信 全体的な校閲ありがとうございました。バルベンフィリの読みなど、英語以外の人名や固有名詞の対応もさることながら、グランドホテル方式などまったくおっしゃる通りで、最初に仮訳した時は、たぶん何か齟齬があると思って省いていたようなところでしたので、単純な是正のみならず、理由を知ることができて感謝しております。そのような感じで、他にも私なりにも疑問や不安があった場所が多々あったのですが、それらも今回の対応でほぼ解消されており、どうもありがとうございました。--EULE会話) 2022年1月15日 (土) 03:29 (UTC)[返信]