ノート:八味地黄丸

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家康の八の字薬について[編集]

家康の常備薬については、公共放送でも誤認して放送[1]されるほど、間々、八味地黄丸(八味丸)と混同されるようですが[1]、「八の字薬」は和剤局方に掲載されている処方「無比山薬丸」(無比山薬円とも)の加方あるいは変方であるとされています[1][2][3]。無比山薬丸は、江戸時代の書物によっては多少構成生薬の変動はあるものの、地黄、山茱萸、山薬、沢瀉、茯苓、五味子、ニクジュヨウ、杜仲、牛膝、巴戟(天)、免絲子などで構成されており[1]太字が八味地黄丸と重複)、八味地黄丸の変方とみなすことができるとされています[3]。更に、八の字薬には海狗腎(カイクジン:オットセイのペニス)が加えられておりますので[1][2]、「八味地黄丸=八の字薬」という読み取れる記載は少なくとも改める必要があるほか、八味地黄丸に関連する一項目として家康を登場させるのが妥当か否かについても検討が必要と考えます。

  1. ^ a b c d 宗田一「徳川家康と『八之字薬』」『和漢薬』1986年、400号、p121-124
  2. ^ a b 難波恒雄「なぜ富山に売薬業がおこったのか:反魂丹の謎」『薬史学雑誌』1996年、31巻、2号、p155-156
  3. ^ a b 原敬二郎「丸剤の歴史と当院における丸薬の治療について」『漢方の臨床』1998年、45巻、4号、p479

--Tatsundo h 2009年7月24日 (金) 10:26 (UTC)--下線部を修正。Tatsundo h 2009年7月24日 (金) 15:56 (UTC)[返信]

「八味地黄丸=八の字薬」と解釈される文章でした。ご指摘ありがとございます。 八味地黄丸の項目に家康をいれる、いれないの是非については議論の余地があります。 広くご意見を寄せていただければと思います。以上の記載は、2009年7月25日 (土) 13:45 Hirobiro0913さんによるものです。--Tatsundo h 2009年7月27日 (月) 03:45 (UTC)[返信]

お返事ありがとうございます。まずは、八の字薬が八味地黄丸の変方である旨、修正いたしました。--Tatsundo h 2009年7月27日 (月) 03:45 (UTC)[返信]

出典を詳しく調べて下さり、ありがとうございます。おかげさまで私も色々と勉強させていただいております。 今後とも何かお気づきの点がありましたら、ご指摘くださいますようお願いいたします。 --Hirobiro0913 2009年8月28日 (金) 02:39 (UTC)[返信]