ノート:ロシアの共和国

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「名義上の国民」という訳語について[編集]

この記事では、титульная нация (Titular nation) という語に対して「名義上の国民」という訳語が用いられていますが、нация は「民族」と訳す方が適切なのではないかと考えます。『ロシアを知る事典』(平凡社、2004年)では、「ナーツィア」(нация) は「〈国民国家の主体となる民族〉を意味する」と記されています。また、神戸大学の学生による修士論文にも「共和国や自治共和国が与えられた「民族」をソ連ではナーツィヤ (нация) といった。自治共和国とは、ロシアやウズベクなどの共和国内にある下位の自治単位である」と書かれています。

ソ連の共和国などでは「基幹民族」などという用語も用いられます。ロシアの共和国においてもこの用語を用いることが妥当かどうかは私には判断しかねますが、「国民」と訳すと「ロシア連邦の国籍を有する者」という印象を受けるため、私は「民族」という用語が適切だと判断しました。皆様のご意見をお伺いしたく思います。--H-JAM 2009年12月28日 (月) 18:34 (UTC)

「Titular nation」は「その共和国の、名義上の主体となる民族」ということなのかなと思いましたが、定訳が見つからず苦し紛れでこうなったという感じです。
調べてみるとソ連の民族階層では、「本来国民国家を持てる規模の民族」であるナーツィヤ、その下にナロードノスチ(亜民族、自治州や自治共和国レベルを持てる民族)、プレーミャ(部族、自治管区レベルを持てる民族)というものがあったようですね。
何か「その共和国の主体となる民族」という感じになるいい語句はないでしょうか。--Nopira 2009年12月29日 (火) 01:29 (UTC)
そうですね。問題は「Titular」に対する訳をどうするか、ですね。真っ先に思いつくのが、上にも挙げた「基幹民族」という訳です。Googleで少し調べてみたところ全くあり得ない訳というわけではないようですし(実際いくつも例が見つかりました)、Wikipediaでもトゥバ族という記事でそのような表現がなされています。ただこれが定訳なのか、それとも他により適切な訳が存在するのかは、専門でないため私には判断しかねます。--H-JAM 2009年12月29日 (火) 20:15 (UTC)
基幹民族という訳は確認しました。もしほかに案がなければ基幹民族に置き換えてみます。ありがとうございました。--Nopira 2009年12月30日 (水) 00:36 (UTC)
多民族連邦国家ロシアの行方 (ユーラシア・ブックレット) (単行本)(ISBN 9784885954429)では、「タイトル民族」といった訳語が使われていたかと記憶しております。これのみを推すものではありませんが、御参考までに。--Kinno Angel 2009年12月30日 (水) 16:45 (UTC)
私もその本を読んだときに、少し見慣れない訳し方をするな、と思った記憶があります。それが「タイトル民族」であったかどうかはあいにく覚えていませんが、こういった表記の仕方は他にも見られるものなのでしょうか。また、別の論文で「名称民族」という表現も見かけたことがあります。こちらもどの程度使われている表現なのか調べてみます。--H-JAM 2009年12月31日 (木) 02:28 (UTC)