ノート:ボグド・ハーン政権

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改名の提案[編集]

ジェプツンタンパ8世が君主に即位して成立したモンゴルの政体(1911-1924)についてのこの記事の名称を、「ジェプツンタンパ政権」と改名することを提案します。 「ボグド・ハーン」とは「聖なる王さま」の意味の尊称。当時のモンゴル人ならともかく、後世の、外国人である我々が1911年から1924年までのジェプツンタンパ八世に敬称を用いる必要も理由もない。日本の今上天皇を「明仁」で立項している百科事典が、外国の、しかも過去の君主政体に敬称を使用するのがおかしい。--Dalaibaatur 2010年5月8日 (土) 14:51 (UTC)

  • (反対)こちらについては、明確に反対します。たしかに、字句の意味をつき詰めれば、オカシな話になります。本によっては「ボグド政権」と略していますので、これでは「聖なる政権」となってしまいます。しかし、WPは言語辞典ではなく百科事典ですので、まずは書籍における使用頻度、歴史学会における用語、等を尊重すべきかと。「ジェプツンタンパ政権」という語は、残念ながら存じ上げません。--Ashtray 2010年5月11日 (火) 12:28 (UTC)

学者による日本語の呼称をチェック。

  • 二木博史今泉博岡田和行訳/モンゴル科学アカデミー歴史研究所『モンゴル史』(1)(恒文社1988)の第一章(pp.51-91)
    • ジェプツンタンパ8世個人への呼称:ボグド・ゲゲーン(pp.63,66,67,68,75)、ボグド(p,65,81,82,83,84)、ホトクト(p.88,ただし引用史料の用語)
    • 政権名:自治モンゴル政府(pp.55,57)、モンゴル政府(pp.56,5759,60,61,64)、ボグド政府(p,60,6771)、外モンゴル政府(p.63,65)、ボグド・ハーン政府(p.64)、ボグド政権(p.71)
    • 本書の場合、「政体の名称の一部」としてはともかく、ジェプツンタンパ8世個人を「ボグド・ハーン」と呼称した例はありません。政権名については実に多彩。
  • 田中克彦『草原と革命』(恒文社1984)所収「モンゴル独立闘争の基本的性格」(pp.121-152)
    • ジェプツンタンパ8世個人への呼称:活仏(p.121,)
    • 政権名:自治政府(p.121,128,133,136)、活仏政府(p.127)、自治活仏政府(p.128)
  • 中見立夫「モンゴルとチベット」(『地域からの世界史6内陸アジア』(朝日新聞社,1992, pp.135-156)
    • 8世個人への呼称:活仏ジェブツンダンバ・ホトクト、ジェブツンダンバ・ホトクト
    • モンゴル元首の称号:皇帝(ボグド・ハーン) 
    • 政権名:「いわゆるボグド・ハーン政権」(p.142。初出時)。初出以降「ボグド・ハーン政権」
  • 宮脇淳子『モンゴルの歴史』(刀水書房,2002, pp.232-240)
    • 即位前:ジェブツンダンバ八世、即位後:ボグド・ハーン
    • 政権名:ボグド政府

研究者によるこの政権に対する呼称は、まさに人ごとに相違するありさまで、「ボグド・ハーン政権」なる呼称は決して定着・確定しているとはいえない状態です。この記事名がベストとも思えませんが、研究者による用例なしということで、とりあえず「ジェプツンタンパ政権」への改名提案は取り下げます。--Dalaibaatur 2010年5月16日 (日) 08:08 (UTC)

了解しました。--Ashtray 2010年5月21日 (金) 11:51 (UTC)