ノート:プラチャンダ・パス

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pathの音について[編集]

प्रचण्ड पथ (prachanda path)のथ(th)は、英語th音、すなわち[θ]や[ð]の音ではなく、息のでる[t]音になります。ですから「プラチャンダ・パス」ではなく「プラチャンダ・パト」(あるいは「パトゥ」「パタ」)がより正しい音です。ネパール語の発音には舌を歯でかむ音はなく、逆にthank youをネパール式に発音すると、「タンキュー」になります。(theは「ダ」daになります)

ネパールのマオイストのことを研究している専門家が「プラチャンダ・パス」と表記している例を見かけるので、非常に驚かされるのですが。。。 thの音については、ネパール語の初歩を少しでもかじっていれば、誰でも知っている常識です。 

試しにgoogleで検索してみると、「プラチャンダ・パス」ではいくつかのページが出てきますが、「プラチャンダ・パト」では悲しいことに一つも出てきません。上記のような「専門家」と呼ばれる人たちが間違ったカタカナ読みを発表してしまうと、そちらの方が正しいということになってしまうのでしょうか。。。 日本ではまだ歴史の浅い単語なので、今のうちに正しておいたほうが良いと思います。(カトマンドゥvsカトマンズの例もあります)

ちなみにपथ़(path)は、サンスクリット語起源の単語で「道」の意味で、たまたま英語のpath(パス)も同じ意味なので、誤解が生じているのだと思われます。  実はこの単語は過去にも同様に誤解され例があり、たとえばカトマンズの町を南北に走る「カンティパト」(कान्तिपथ़、kantipath)という名の道路は「カンティパス」と表記されてしまっていることがよくあります。

(この説の出典・論拠は、あらゆるネパール語学習書の「文字と発音」を紹介しているページと、ネパール語の辞書、および「カンティパト」を紹介しているガイドブックおよびウェブサイト・ブログ等です。) --Jjjooojjj 2008年7月14日 (月) 11:15 (UTC)[返信]