ノート:パラバサリア

ページのコンテンツが他言語でサポートされていません。

お伺いしたいのですが、英語版ではこの群の下に四つの群が置かれていますね。それよりこっちの方が新しい扱いということですか?というのは、この分野あんまり知らないのでなんですが、シロアリの腸内微生物にピルソニンファとかいう連中がありますが、以前は多鞭毛虫といわれた連中です。あれもこの近辺じゃないかという気がしたんですが、ここには居場所がなさそうなので、どうなのかなと。--Ks 2007年2月27日 (火) 10:18 (UTC)[返信]

en:Parabasalid の分類体系はリファレンスが見つからなかったので、とりあえず参考文献に従った分類で書きました。多分英語版の方が新しい体系なのですが、どれくらい一般的なものかはちょっと分かりません。文献が見つかったら書き換えようと思います。
Pyrsonympha-nympha の名を持ちますがオキシモナス類に含まれ、パラバサリアとは違う系統です。ファウナが似ている事もあり、以前は両者は近縁な生物として扱われていましたが、2001年頃に出た分子系統解析の仕事で否定されていた気がします。このへんは資料がまとまったらオキシモナス類として執筆する予定です。- NEON 2007年2月27日 (火) 10:34 (UTC)[返信]
ありがとうございます。--Ks 2007年2月27日 (火) 10:38 (UTC)[返信]
英語版の原生生物の体系はほとんどが国際原生生物学会の委員会による合意体系(Adl et al. 2005)で、良し悪しはともかく1980年の体系と同様に一般化していくことでしょう。超鞭毛虫が単系統でないことはほぼ確実です。直接体系立てた文献ではないのですが、Brugerolle and Patterson (2001)が電子顕微鏡、Ohkuma et al. (2005)が分子系統解析で、だいたいそんなもんじゃないかと。
  • Brugerolle, G. and Patterson, D.J. (2001). “Ultrastructure of Joenina pulchella Grassi, 1917 (Protista, Parabasalia), a reassessment of evolutionary trends in the parabasalids, and a new order Cristamonadida for devescovinid, calonymphid and lophomonad flagellates”. Organisms Diversity & Evolution 1 (2): 147-160. doi:10.1078/1439-6092-00012. 
  • M. Ohkuma, T. Iida, K. Ohtoko, H. Yuzawa, S. Noda, E. Viscogliosic, and T. Kudo (2005). “Molecular phylogeny of parabasalids inferred from small subunit rRNA sequences, with emphasis on the Hypermastigea”. Molecular Phylogenetics and Evolution 35 (3): 646-655. doi:10.1016/j.ympev.2005.02.013. 
--Mzaki 2007年2月27日 (火) 18:49 (UTC)[返信]
ありがとうございます。取り急ぎ Abstract を確認しました(私の環境ではフルテキストが落とせないようなので)。個人的に Brugerolle の写真が見たい事もあり、どこかで立ち読みしてくるか、複写依頼に出そうと思います。- NEON 2007年2月28日 (水) 07:31 (UTC)[返信]