ノート:ネオカリマスチクス綱

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すみません。本体の形に関する記述がないように思いますが、どうでしょうか。--Ks 2008年9月3日 (水) 08:36 (UTC)[返信]

書きたいのですが正直良く知らないのです。加筆をお願いします。杉山(2005)など日本語の文献はツボカビ全体について記述されたものが多く、ネオカリマスティクスに当てはまる部分を選別できずにいます。要は菌類に関する基礎知識が足りないのですが…。藻類ほど文献を持って無いですし。これには書いてありそうですがすぐには読めません。何かオンラインで参照できる資料(英語、独語、仏語)があれば読んで加筆しますが、ご存じないでしょうか。- NEON 2008年9月3日 (水) 09:13 (UTC)[返信]
上記のPDFがオープンアクセスになっていました[1]。かなり古い論文はありますが、写真と形態解説が多く載っていて良い感じです。- NEON会話2012年4月20日 (金) 13:41 (UTC)[返信]

記事名[編集]

改めて読むと、この記事、門のものですよね?その下に綱、目、科まで同じ名になっていて、その下にはこの名の属もあるわけですね。現時点では科まで単形なので記事は不要でしょうが、科と属はあり得るわけで、この記事名には門がついてしかるべきでしょう。あるいは科の記事、と言うことにしてもいいかとは思いますが、いかがでしょうか。--Keisotyo会話2023年6月6日 (火) 04:33 (UTC)[返信]

だいぶ時間が経っていますが、先日このノートに気がついたのでコメントいたします。ご指摘の通り、このページはネオカリマスティクス属ではなくネオカリマスティクス類全体について記述されているため、ページ名は変更する必要があるかと思います。ただ、どのページ名にするのが良いのか、ちょっと迷うところがあります。実は加筆・整理を考えているのですが、この点どうすべきかと迷っていました。ご意見いただければありがたいです。Hibbett et al. (2007) によってネオカリマスティクス門が提唱され、これが一般的になってはいますが、最近の解析では、ネオカリマスティクス類がツボカビ門(ツボカビ綱+サヤミドロモドキ綱)の中に含まれる可能性も示唆されており、ネオカリマスティクス綱としてツボカビ門に含めることもあるようです(e.g. Spatafora et al. 2016)。もちろんこの系統関係を受け入れた上でネオカリマスティクス綱、ツボカビ綱、サヤミドロモドキ綱をそれぞれ独立門とすることもあり、現時点ではこれが一般的であるのかもしれません(e.g. Wijayawardene et al. 2022)。ですので、ページ名は「ネオカリマスティクス門」でいいのかもしれませんが、「ネオカリマスティクス綱」(ネオカリマスティクス門とする体系とツボカビ門とする体系を併記)の方が安全なのかな...という気もしています。昨年、「サヤミドロモドキ綱」の新設しましたが、このページの名称も併せて考えるべきだったかもしれません。また、別の問題として、「ネオカリマスティクス」と「ネオカリマスチクス」があり、どちらが一般的か確かめる必要があるのかもしれません。--Neobodo会話2023年7月26日 (水) 13:05 (UTC)[返信]

改名提案[編集]

上記のように、この記事は「Neocallimastix」だけに関するものではなく、Neocallimastix を含む生物群に関するものであるため、改名を提案します。上記のようにツボカビ門の1綱とすることもあり[1]、綱にしておいた方が安全だとは思いますが、現時点では「門」として扱われることが最も多いと思われます[2][3][4][5](下リストも参照)。また、日本語の表記としては「ネオカリマスティクス」と「ネオカリマスチクス」があり、使用例を調べてみると以下のようになります。もちろん全てチェックできたわけではありませんが、「ネオカリマスチクス」の方が一般的なようです。以上の点から、本記事名を「ネオカリマスチクス門」とすることを提案いたします(「ネオカリマスチクス類」でもいいのかもしれませんが、最近複数の科が提唱されたこともあり、範囲がはっきりしないような気がします)。ご意見あればお願いいたします。また、改名と合わせて大幅加筆・整理を行う予定です。また、現時点で「ネオカリマスチクス門」はリダイレクトにありません。

ネオカリマスチクス門

  • 巌佐庸, 倉谷滋, 斎藤成也 & 塚谷裕一, ed (2013). “ネオカリマスチクス門”. 岩波 生物学辞典 第5版. 岩波書店. pp. 1053–1054. ISBN 978-4000803144 
  • 稲葉重樹 (2014). “除外された偽菌類”. In 細矢剛, 国立科学博物館. 菌類のふしぎ 第2版. 東海大学出版部. pp. 99–104. ISBN 978-4486020264 
  • 日本菌学会 (編), ed (2013). “1.7.1 ツボカビ門”. 菌類の事典. 朝倉書店. pp. 17–20. ISBN 978-4254171471 

ネオカリマスティクス門

  • 瀬戸健介 (2020). “真菌類基部系統群の分類および系統に関する研究 特に藻類寄生性ツボカビを対象に”. 日本菌学会大会講演要旨集 日本菌学会第64回大会: 16. doi:10.11556/msj7abst.64.0_16. 

ネオカリマスティクス菌門、ネオカリマスティクス目

  • Moore, D., Robson, G. D. & Trinci, A. P. J. 堀越孝雄・清水公徳・白坂憲章・鈴木彰・田中千尋・服部力・山中高史訳 (2016). 現代菌類学大鑑. 共立出版. pp. 45–46. ISBN 978-4320057210 

ツボカビ門、ネオカリマスチクス目(ネオカリマスチクス門が提唱される以前のもの)

  • 徳増征二 (2005). “ツボカビ門”. In 杉山純多. バイオディバーシティ・シリーズ (4) 菌類・細菌・ウイルスの多様性と系統. 裳華房. pp. 198–203. ISBN 978-4785358273 
  • 松井宏樹 (2003). “ルーメン真菌の生理・生態およびルーメン内における役割”. 栄養生理研究会報 47 (1): 69-83. 
  1. ^ Spatafora, J. W., Chang, Y., Benny, G. L., Lazarus, K., Smith, M. E., Berbee, M. L., ... & Stajich, J. E. (2016). “A phylum-level phylogenetic classification of zygomycete fungi based on genome-scale data”. Mycologia 108 (5): 1028-1046. doi:10.3852/16-042. 
  2. ^ Wijayawardene, N. N., Hyde, K. D., Dai, D. Q., Sánchez-García, M., Goto, B. T., & Magurno, F. (2022). “Outline of Fungi and fungus-like taxa–2021”. Mycosphere 13 (1): 53-453. doi:10.5943/mycosphere/13/1/2. 
  3. ^ The MycoBank”. Robert, V., Stegehuis, G. & Stalpers, J.. 2023年8月5日閲覧。
  4. ^ Hanafy, R. A., Wang, Y., Stajich, J. E., Pratt, C. J., Youssef, N. H., & Elshahed, M. S. (2023). “Phylogenomic analysis of the Neocallimastigomycota: proposal of Caecomycetaceae fam. nov., Piromycetaceae fam. nov., and emended description of the families Neocallimastigaceae and Anaeromycetaceae”. International Journal of Systematic and Evolutionary Microbiology 73 (2): 005735. doi:10.1099/ijsem.0.005735. 
  5. ^ Voigt, K., James, T. Y., Kirk, P. M., Santiago, A. L. M. D. A., Waldman, B., Griffith, G. W., ... & Lee, H. B. (2021). “Early-diverging fungal phyla: taxonomy, species concept, ecology, distribution, anthropogenic impact, and novel phylogenetic proposals”. Fungal Diversity 109: 59–98. doi:10.1111/j.1550-7408.2012.00644.x. 

--Neobodo会話2023年8月5日 (土) 02:05 (UTC)[返信]

  • 記事名の変更には賛成なのですが、どうでしょう、門より低いレベルの記事名にしては?
現時点では一つの科の記事になっていると思うんですよ。であれば、そういう記事名であるべきではないかと思います。それに、それ以上の高い段階の分類は時折一気に変わってしまいますので、出来るだけ低いレベルで纏めた記事にした方が融通が利くと思うんですが、いかがでしょうか。--Keisotyo会話2023年8月5日 (土) 04:18 (UTC)[返信]
ご意見ありがとうございます。科については、ずっと1科(Neocallimastigaceae)のみだったのですが、今年になって4科(ただしいくつかの属は所属未定に残されている)が提唱されたようです(Hanafy et al. 2023)。ですので、現時点では1門、1綱、1目、4科となるかと思います。ということで本記事名としてはネオカリマスチクス門、ネオカリマスチクス綱、ネオカリマスチクス目のいずれかが可能だと思います。最も低次の階級となると、ネオカリマスチクス目ということになると思います。ただ、低次の階級にしておくのはあまり利点がないように思います。近年の傾向として、多くの生物群の分類において(菌類を含む)、科や目を細分することが頻繁に行われています(ネオカリマスチクス科の細分もその例です)。ですから、今回の場合はネオカリマスチクス門かネオカリマスチクス綱とした方が安全だと思います。個人的にはネオカリマスチクス綱がいいとは思っているのですが(系統的にはツボカビ綱+サヤミドロモドキ綱の中に含まれる可能性が高いため)、残念ながらあまり一般的にはなっておらず、ネオカリマスチクス門とする方がはるかに一般的なようです。もちろんネオカリマスチクス門とした場合もそこにはネオカリマスチクス綱のみが含まれますので、記事名はネオカリマスチクス綱でもいいのかな、とは思っています。--Neobodo会話2023年8月6日 (日) 11:53 (UTC)[返信]
上のご意見も一部取り入れて、記事名案を「ネオカリマスチクス綱」にしたいと思います。(Wikipedia:改名提案での表記も変えた方がいいのでしょうか?)--Neobodo会話2023年8月9日 (水) 11:12 (UTC)[返信]
「ネオカリマスチクス綱」として改名し、あわせて大幅加筆・整理を行いました。またリダイレクト「ネオカリマスチクス門」、「ネオカリマスチクス目」、「ネオカリマスチクス科」を作成しました。--Neobodo会話2023年8月13日 (日) 14:01 (UTC)[返信]