ノート:トリスタン和音

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トリスタン和音(―わおん)は、

ヘ(F)、ロ(B)、嬰ニ(D♯)、嬰ト(G♯)

・・・と説明があります。説明どおりですと、ロ(B)は書き誤りと考えられます。正しい表記では「B」は変ロ、「H」はロです。

楽譜も一緒に掲載されているので、良く分かりますが、ロは(H)であり、変ロが(B)です。(*B-A-C-Hの音階!)

また説明の本文からも「和声学で言う減五七の和音の一種である。また一般に同じ音程(下から順に増4度、長3度、完全4度)からなる和音をもいう。」と書かれていて、変ロでは増4度にはなりません。


またイ短調サブドミナントII の変化した

ロ(B) - 嬰ニ(D♯) - ヘ(F) - イ(A) ・・・・という箇所も同様です。

「ロ」はBではなく、Hと表記します。

また「G#」という書き方も「Gis」、と言う風に書いたほうが専門的になると思われます。


また、この部分の楽譜を見て分かるように、冒頭のa-fの進行音、低音のh-Gisを除き、全ての要素が半音階で動いている故に、 調性的に不安定であると言えます。

ただ作曲者のワーグナーは、ヴェステルン・ハーゲンがワーグナーからの言葉として、この曲に用いられている無限旋律ともに、故意に作曲したものではないことを言明しています。

ワーグナーの和音については、「属13の和音の世界初の単独使用」(?????属15だったか?????)

うろ覚えですが、作者最後の作品「Parsifal」のクンドリーが出現する時のオーケストレーションで使用しています。

長文多謝。--TheGreatMilkyWayRailRoad 2010年2月23日 (火) 15:32 (UTC)[返信]

> ロ(B)は書き誤りと考えられます。正しい表記では「B」は変ロ、「H」はロです。
正しい英語音名です。
> また「G#」という書き方も「Gis」、と言う風に書いたほうが専門的になると思われます。
音名を英語表記からドイツ語表記にしたからと言って専門性が増すわけではありません。
本文に何語の音名で書いてあるのか明示するとこのような混乱が起こらず親切でしょう。--魔私利戸 2010年2月26日 (金) 16:30 (UTC)[返信]

私としては、本ページの作者が「B」を日本語で言う「シ」=「B」音と表記している間違いを指摘するのが目的でした。H=し、BはH音にフラットがついた音です。

また、余計なことを書いてしまいますが、本文中に言う「和声学で言う減五七の和音の一種である。」とあることも重要ですが、本当の和音の特殊性は、独立して用いられていて半終始形、完全終止に解決されずにいることだと思います。 --TheGreatMilkyWayRailRoad 2010年3月7日 (日) 14:15 (UTC)多言多謝。[返信]

> 本ページの作者が「B」を日本語で言う「シ」=「B」音と表記している間違いを指摘するのが目的でした。
ですからこれは間違いではありません。
あなたは音名の日本語表記とドイツ語表記しかご存じないのではありませんか?
ドイツ語表記なら間違いですが、本文に「ロ(B) - 嬰ニ(D♯) - ヘ(F) - イ(A)」とあるように、嬰ニがドイツ語表記の Dis ではなく英語表記の D# と書かれている点、「へ(F) - 変イ(A♭) - 変ハ(C♭) - 変ホ(E♭)」の変イ、変ハ、変ホもドイツ語表記の As、Ces、Es ではなく、英語表記の A♭、C♭、E♭と書かれていることから、この記事は英語音名で統一されていると読めます。
なにも間違いはありません。音名・階名表記#各国の音名・階名表記を参照。
それから私はトリスタン和音の和声的解釈は知りませんので、他の詳しい型の書き込みを待ちましょう。--魔私利戸 2010年3月7日 (日) 23:48 (UTC)[返信]