ノート:ダイアトム

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産地について[編集]

本場の産地については、「フランス産」とする資料と、「イギリス産」とする資料があります。本文で書いたとおり、当馬は、フランス人によって、フランスの牧場で生産され、フランス人馬主が所有し、フランス人調教師が調教し、フランス国内で走り、フランスで種牡馬になり、フランスから日本へ輸出されました。これらの状況から、本項では「フランス産」としました。「イギリス産」とする資料もありますが、どういう理由でイギリス産としているのか、ちょっとよくわかりません。

  • 「フランス」派
    • 『日本の種牡馬録』
    • 『サラブレッド種牡馬銘鑑』
    • 『凱旋門賞の歴史』 - おそらく同書は「フランス調教馬」の意味でフランス馬といっている。たとえば日本からフランスに入厩したメジロムサシなども「フランス馬」と表現されている。
  • 「イギリス」派
    • 『サラブレッド血統事典』
    • JBIS英国産と登録。
    • en:Diatome - 英語版ウィキペディアではイギリス産。
    • サラブレッド・ヘリテイジ アイルランドダービー勝馬一覧2013年3月14日閲覧。 - 1972年優勝馬のスティールパルス(Steel Pulse)の父馬がDiatome(GB)となっている。しかし、同サイト内のロトシールド家のモートリー牧場では、「Dictaway later produced Diatome (1962, by Sicambre) at Meautry」つまり「後にDictawayはDiatome(1962年生、父Sicambre)をモートリー牧場で産んだ」とあり、これを信用するならば、明らかにダイアトムはフランスで出生しています。英文のサイトでも産地をGBとするものがほとんどですし、JBISのような準公的なところでもGBと登録されているので、何か根拠があるのだろうと思います。理由や経緯はともあれ、出生当時イギリス産と登録されたとか。--零細系統保護協会会話2013年3月16日 (土) 16:41 (UTC)[返信]

祖先馬の毛色について[編集]

結論だけ先に言うと、「どうするのが最良かは悩ましいが、『情報源Aではa、情報源Bではb』のように両論併記するのがよい・・・?」という話。

この編集に関連して。

  • ここらの話はダイアトム限定でなく馬全般に共通する問題です。プロジェクト:競馬/執筆者向ヒント集/さまざまなノウハウ/毛色問題プロジェクト:競馬/スタイルマニュアル/解説/血統表/毛色・生年・生産国馬の毛色も参照。
  • 基礎的な前提として、毛色の表現は、(1)国によって(2)時代によってまちまちです。そして(3)異言語・異文化間では、毛色についての表現は1対1で対応していません。
    • 欧米圏では、たとえば「bay or brown」のように「A or B」という毛色表現(登録)があります。日本にはこうしたのはなく、かならず「○毛」のどれかに定められます。この違いにより、外国では「AorB」なのに、日本では「A」になっているという馬がたくさんいます。
    • たとえばアメリカ産で日本輸入馬のリアルシャダイは、アメリカでは「dark bay or brown」(dkb/br)と正式に登録されていますが、日本では「黒鹿毛」で登録されています。
  • (A)日本産馬や日本輸入馬など、日本国内で血統登録を受けた馬については、日本での公式情報を(一応の)「正」として取り扱うのでもよいとは思います。しかし日本に輸入されたことのない外国馬については、別に日本の血統登録機関や日本語情報源が権威というわけでもないです。
  • (B)さらに、外国語の「A」は、日本語の「○毛」に1対1で対応しません。たとえば「dark bay」は、日本では「鹿毛」に登録される場合と「黒鹿毛」に登録される場合があります。「brown」だと(ふつう)「青鹿毛」か「黒鹿毛」です。となると、「dark bay or brown」(dkb/br)は、「鹿毛」か「黒鹿毛」か「青鹿毛」です。
  • (C)さらに、情報源自体の問題もあります。一般論としていわゆる「信頼できる情報源」に該当しても、印刷物であれば誤植、オンラインデータベースであれば誤入力、といった問題があるでしょう。
  • というわけで、どうするのが最良かは私もわかりません。

ダイアトムについては、SifとHoneyway1941の毛色について、この問題が生じています。例としてHoneywayについては下記の通り。(Sifは割愛)

情報源 解説 詳細 毛色
“Register of Throughbred Stallions 1950”(vol.XIX) ダービー伯爵家が監修している英国のガチ血統書 p.102 HONEYWAY Brown
EQUIBASE.com ジョッキークラブ全米サラブレッド競馬協会デイリーレーシングフォームによるアメリカの公式情報源 Honeyway (GB) BR(=brown)
equineline.com ジョッキークラブのサイト。EQUIBASEと概ね同等 Honeyway (GB) Brown
Family Tables of Racehorses vol.IV 2』(2003) 世界標準のガチ血統書 p.898 9-h Adelaide branch br(=brown)
『日本の種牡馬録1969』 旧サラブレッド血統センター(現在は競馬ブック運営)刊行 p.199(バリモスニセイの血統) 黒鹿毛
『日本の種牡馬録IV』(1982) 旧サラブレッド血統センター(現在は競馬ブック運営)刊行 p.197(ダイアトムの血統) 鹿毛
p.371(プルバンの血統) 黒鹿毛
p.549(ウエスタンリバーの血統) 黒鹿毛
『サラブレッド種牡馬銘鑑第3巻』(1974) JRAの刊行 p.154(プルバンの血統) 黒鹿毛
p.192(レッドイーグルの血統) 黒鹿毛
『サラブレッド種牡馬銘鑑第4巻』(1977) p.122(ダイアトムの血統) 黒鹿毛
競馬ブックweb 競馬ブックの公式データベース ダイアトムの母父 黒鹿毛
JBIS 公益社団法人日本軽種馬協会による、日本における(事実上の)公式情報源 Honeyway(GB) 鹿毛青鹿毛
netkeiba.com ネットドリーマーズの運営サイト Honeyway 鹿毛
ここから下は「信頼できる情報源」でないサイト
優駿たちの蹄跡 国内最古級の個人サイトhtml ダイアトムの母父
レッドイーグルの母父
黒鹿毛
凪的電脳塞馬 国内最古級の個人サイトhtml ダイアトムの母父 黒鹿毛
種牡馬profile 国内最大級の個人サイトhtml ダイアトムの母父 黒鹿毛
bogus 国内最大級の個人サイトphp Honeyway血統表 鹿毛
JAIRS(ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの血統データベース)では毛色情報を提供していない
  • というわけで、英語圏では「brown」で確定です。
  • 日本語の紙の情報源では、「黒鹿毛」。『日本の種牡馬録IV』(1982)の(肝心の)ダイアトムのp.197だけ「鹿毛」ですが、他ページではみんな「黒鹿毛」ですから、これはp.197が誤植とみるのが妥当でしょう。
  • 日本語のネット情報源では、競馬ブックが「黒鹿毛」、JBISとnetkeibaが「鹿毛」です。競馬ブックはサラブレッド血統センターを吸収合併しています。netkeibaは、ぶっちゃけこの手のソースとしては何枚か信頼度が劣ります。
  • いわゆる個人サイトなので反則なんですが、古典的な代表的な血統サイトでは「黒鹿毛」です。これらはみなhtmlで、きっと、1馬づつページを手入力しているでしょう(コピペしているかもしれませんけど)。bogusはphpを使っているデータベースなので、1箇所入力すると全頭でそれが反映されるでしょう。いずれにしてもこれらのサイトは、何か別の情報源を使って入力しているはずです。上記3サイトは成立年代からしてJBISではないはずで、きっと紙の情報源だろうと思います。
  • これらの結果をどう考えるかですけど、私は「日本語では黒鹿毛が優勢/圧倒的」と考えます。
  • 問題の一つは、訳語の問題として、必ずしもbrown=黒鹿毛ではない、というところです。brownは「青鹿毛」になることもあります。(en:Equine_coat_color#Basic coat colorsのbrownも参照)
  • そしてHoneywayに関しては日本国内の組織は権威ではありません。
  • どの情報源にしても、誤植・誤入力の可能性を排除しきれませんが、英語情報源の場合には、Honeywayについてはたとえ誤植であっても「公式情報だ」と言い張ることはできます。日本語情報源はいずれも「公式」ではないです。
  • FamilyTable4はサラブレッド血統センターとJRAの共同で(正式な権利を取得して)刊行されているので、(資本からみると)情報源の系統としては『種牡馬録』『種牡馬銘鑑』「競馬ブックweb」と同系統とも言えます。
  • JBISとnetkeibaはアクセスが容易だということは言えるでしょう。

結局、「Honeywayの毛色は正式にはbrownと登録されている。brownはふつう日本語では黒鹿毛か青鹿毛にあたる。日本語情報源では、Honeywayの毛色を黒鹿毛とするものと鹿毛とするものがある」的な事になります。(ふつうはbrownが鹿毛になることはありえないので、JBISが何かの間違いをしている、と私は個人的には推測(独自研究)しますけど)注釈でそんなことを長々と書くのが(いちおう)「正解」。

しかしまあ、いちいちそんなこと書くか?というのもあり、いっそ毛色表記をやめれば?てのもあります。--柒月例祭会話2022年8月4日 (木) 14:20 (UTC)[返信]

  • (追記)紙の情報源が絶対とも言い切れないです。ひとつ上の話題でも示したように、ダイアトムの「生産国」は、『種牡馬銘鑑』などでは「フランス産」ですが、EQUIBASE.comなどでは「GB」になっており、正直よくわかりません。--柒月例祭会話2022年8月4日 (木) 14:33 (UTC)[返信]
    当該の編集をした者です。曖昧な情報を加える形になってしまい、お手数をおかけしてすみません。JBISとnetkeibaが一致していましたので、「鹿毛」表記が少数派だとは思いませんでした。
    競走馬記事全体の方針に関してはコメントできませんが、この馬の記事については
    1. 「黒鹿毛」表記の出典を追加して、注釈で「Aでは黒鹿毛、Bでは鹿毛と登録されている」などとする
    2. 「黒鹿毛」表記の出典に入れ替えて、「黒鹿毛」に変更する
    3. equinelineあたりを出典にして、“BR”表記に変更する
    4. 毛色情報を除去してしまう
    あたりが選択肢にあがるでしょうか。どれであっても反対しません。
    将来別の人がJBISやnetkeiba見てwp間違ってるじゃん、等となるのを防ぐとすると1が(冗長ですが)ベターかなと思います。
    余談ですがPJ:HRのサブページにプロジェクト:競馬/スタイルマニュアル/解説/血統表なんてのがあったのですね。初めて知りました({{競走馬血統表}}の使用方法とやや違うようですけれど)。ありがとうございます。--霧木諒二会話2022年8月6日 (土) 03:08 (UTC)[返信]
    返信 従前は十分には出典がなかったですし、JBISとnetkeibaが一致すれば、従前のが間違いと考えるのは当然です。1が(やや冗長かもですが)最もちゃんとした対処でしょうかねえ。4の「毛色情報を除去」というのが、不確実な情報を防止するという点では確実なのですが、実際上は既に数千の馬記事で毛色が書かれていますから、この方法はあまり現実的でないなあという感じはします。
    実は、いまJBISにメールで「もしかしてHoneywayの毛色間違っていませんか」と問い合わせをしています。どういう回答がくるかはわかりません。(過去には何度か、父母などの明らかな血統表の間違いを訂正してもらっていますが、今回のような場合には「経緯はどうあれこれで登録されちゃっているので変更できない」的な回答かもしれません。)当座はその返信を待ってみようと思っています。(かつてJBISの血統サービスが始まった頃には即レスだったのですが、運用はじまって10年以上経っていますから、どんな感じに話が進むかはわからないです。相手にされないかも。)--柒月例祭会話2022年8月6日 (土) 06:11 (UTC)[返信]

報告 JBISのHoneywayの毛色が「青鹿毛」に修正されました。他の日本語情報源で多い「黒鹿毛」との整合性がまた問題になりますけど、(個人的には)brownの和訳としては青鹿毛が妥当(黒鹿毛はdark bayがポピュラー)かなー、とは思います。--柒月例祭会話2022年8月13日 (土) 01:58 (UTC)[返信]

コメント 問い合わせと報告ありがとうございます。それを踏まえてどう対処しましょうか。
  • シカンブル (brown) は、鹿毛から黒鹿毛に修正(見落としていました)。
  • 母Dictaway (brown) は、黒鹿毛のまま。
  • 父父プリンスビオ (bay) は、鹿毛のまま。
  • 父母Sif (brown) は、黒鹿毛から鹿毛に戻す?
  • 母父Honeyway (brown) は、JBISを元に青鹿毛に修正し、netkeibaでは鹿毛と注釈を入れる?
  • 母母Nymphe Dicte (bay) は、鹿毛のまま。
うーん整合が取れないですね…。--霧木諒二会話2022年8月16日 (火) 04:38 (UTC)[返信]
返信 これは本当に悩ましい問題です。
基本的には「一度も日本に入ったことがない馬」(=日本国内で毛色登録されていない)ものが対象。
(A)そもそも外国語情報源でも、毛色情報にバラツキは結構ある。
これは私も完全には把握していないのですが、同じ馬がイギリスとアメリカで毛色表記が違う(他の国でも)という例がみられます。おそらく国ごとに登録管理する機関が違うのでそういうことが起きるのでしょうけど、旧い馬では資料の正確性大丈夫なのか、という不安もあります。ときにはロジシャン#粕毛か芦毛かのようなこともあります。
(B)翻訳の問題
既に説明した通り、英単語の「dark bay」は日本の「黒鹿毛」と「鹿毛」に、「brown」は日本の「黒鹿毛」と「青鹿毛」に相当。そこへもってきて英語で「dark bay or brown」と書かれると、「鹿毛」か「黒鹿毛」か「青鹿毛」になる。で、日本語情報源は「AorB」方式を採らないので、この3者のうちどれかになる。法則性は謎。
(C)これについてはJBISもあまり当てにならない(おそらく今回のようなのが無数にある)
私は自分のHPでは、もう日本語で書かない(「dark bay or brwon」のままにする)という方法を採っています。
Jawpの場合、「(不正確かもだけど)少なくとも日本語の出典はあるんだぜ」ということにしてJBISに準拠しちゃう、というのは一つの現実的な選択肢だとは思います。
それか「外国馬の毛色は書かない」と決めちゃうかですが、これは既存の大量の記事をどうするか・この方法が浸透するかが怪しい。(そもそもテンプレートは毛色の入力を想定したつくりになっていないのに、brタグつかって無理やり入れるのが横行しすぎてしまっている)
超思い切った策としては、テンプレートの変数を修正して「毛色・生年・生産国」のパラメータを新設し、従前のデータを表示させなくする・・・ですが、支持を得るのは無理だろうなあと思います・・・うーん。
いずれにしてもプロジェクト‐ノート:競馬でいちど合意形成するべきなんだろうな、とは思います。しかしそうしたところで、既にある数千の競走馬記事を全部直すのは無理だし・・・というところで私は思考停止してしまっています。--柒月例祭会話2022年8月16日 (火) 05:11 (UTC)[返信]
(追記)要は、このダイアトムの記事だけチャチャっと注釈つけて終わらせるならそれでもいいと思います。ガチでやるならPJ競馬に諮って、過去10数年の積み重ねを大きく変える、って感じ。しょうじきな話私には後者でいく気力はないです・・・(仮に後者でいくなら、議論に1年ぐらいかけて、ほかにも修正すべきことがないか検討してもいい)--柒月例祭会話2022年8月16日 (火) 11:58 (UTC)[返信]
(資料)
情報源 信頼度 Sicambre Prince Bio Sif Dictaway Honeyway Nymphe D.
Equineline 公式 br b br br br b
Equibase 公式 br b 未登録 未登録 br 未登録
Racingpost br 未登録 未登録 未登録
JBIS 黒鹿毛 鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 青鹿毛 鹿毛
netkeiba 黒鹿毛 鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 鹿毛 鹿毛
競馬ブック 黒鹿毛 鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 鹿毛
P.Online br b br br br b
個人A 黒鹿毛 鹿毛 鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 鹿毛
個人B 黒鹿毛 鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 鹿毛
個人C 黒鹿毛 鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 鹿毛
個人D 黒鹿毛 鹿毛 黒鹿毛 黒鹿毛 鹿毛 鹿毛
※Racing Postは「u」。たぶんきっとunknownかなにか。旧い馬の情報はあまり充実していない
(文例)
(注釈1)英国競走馬血統書『Register of Throughbred Stallions 1950(vol.XIX)』及び米国競馬会の公式血統サイトであるEquinelineでは「Brown」(br)と登録されている[1][2]。日本語情報源では、「青鹿毛」(公益社団法人日本軽種馬協会・JBIS)[3]、『日本の種牡馬録IV』(1982年、サラブレッド血統センター)・『サラブレッド種牡馬銘鑑第4巻』(1977年・日本中央競馬会)・競馬ブックでは「黒鹿毛」[4][5][6]、netkeiba(ネットドリーマーズ)では「鹿毛」[7]
ガチだとこんな感じ。英米公式情報源では「登録」という語を使い、日本語情報源では「登録」という表現を避ける。あとは帰属化。
しかし、こんな鬱陶しい長文を血統表の6頭に1頭づつ6回付与するかと思うと誰もがゲンナリはしますね・・・
あと、フランス生産馬について、英国・米国情報源を「公式」といっていいのか・・・?
今回はJBISにHonewayの毛色のみ問い合わせして「青鹿毛」に修正されました。Sicambreほかの「br」についても個別に問い合わせすれば修正されるかもしれないし、されないかもしれない。正直、今回JBISがHoneywayを「黒鹿毛」に修正すれば、正確性はさておき一貫性の観点ではbrownは黒鹿毛ってことにしたんだなあ、と割り切れたのですが。ちゃんと「青鹿毛」になったので、他のbrownとの整合性が・・・--柒月例祭会話2022年8月17日 (水) 09:32 (UTC)[返信]
コメント 返信を放置していてすみません。どのくらいの信頼度なのかは判断できませんが、フランスの情報源を調べてみました。
情報源 Diatome Sicambre Prince Bio Sif Dictaway Honeyway Nymphe Dicte
フランスギャロ NOI NOI BAI NOI NOI NOI BAI
IFCE Noir Pangare Noir Pangare Bai Noir Pangare Noir Pangare Noir Pangare Bai
で、今後の方向性についてですが…。私も血統表テンプレートに踏み込むのは避けたいです。この記事で済ませるとすると、提案された注釈を資料間で整合が取れていないHoneywayにだけ追加するのはどうでしょうか。--霧木諒二会話) 2022年11月19日 (土) 03:21 (UTC) テーブルとインデントを修正。--霧木諒二会話2022年11月19日 (土) 03:25 (UTC)[返信]
超亀レスですみません。ややこしさと面倒臭さと、話をでかくするとでかくなっちゃう(問題そのものの些細さの割に対象範囲が広い)的なことを勘案すると、今回はHoneywayだけで済ますのでよい(しかたがない)と思います。
問題全般をどうするかですが、正直、どうすればいいのかわからない、という感じです。問題そのもののややこしさと、それを説明するのに簡潔かどうか独自研究になっちゃう的なのと、いちいち毎回その説明する?的な。
一案ですが、PJ競馬か、テンプレートにサブページを作り、解説/注釈ページとして、この毛色と訳語の問題を総説的に解説し、あとはテンプレートからその解説/注釈ページへのリンクを(常時)表示するようにしておく、とか?うーん。それは独自研究ではないか?的な疑念はぬぐえません。--柒月例祭会話2022年11月19日 (土) 06:04 (UTC)[返信]
いえ、超亀レスだったのは私ですのでお気になさらず。それではHoneywayに注釈を追加する方向で行きましょう。解説ページを作成するとしても、かけた手間ほどの利点があるかという疑問はありますね…。--霧木諒二会話2022年11月19日 (土) 12:37 (UTC)[返信]
報告 㭍月例祭さんの文案を元にした注釈を付けるかたちで毛色情報を復帰(シカンブルは黒鹿毛に修正)しました。紙媒体の出典については本ノートで提示していただいた情報に基づいていますので、ご確認ください。--霧木諒二会話2022年11月21日 (月) 12:05 (UTC)[返信]

質問を2点。[編集]

出典をテンプレート化していて2点ほど疑問がありました。

  • 「ロチルド男爵にとっては、4度目のガネー賞勝利となったが、これはフランソワ・デュプレと並んでガネー賞の最多記録である[注釈3:この最多勝記録は2012年現在破られていない]」
    出典として付されたフランスギャロのサイトをアーカイブで見る限り1位はマルセル・ブサックの6勝で、デュプレとロチルドは2位タイのように見えます。出典として並べられている『凱旋門賞の歴史』や『フランス競馬百年史』でも最多記録とされているのでしょうか。
  • 「ソレミアの半兄プロスペクトウェルズがダイアトム賞の勝馬である[出典24][出典25]」
    • 出典24(フォーラムですねこれ)はアーカイブで見ると“2d (略), Saint-Cloud Prix Diatome”なので勝ち馬ではなくて2着馬だと思います。
    • 出典25は2010年のダイアトム賞の結果で、ここにはプロスペクトウェルズは出走していないようです。

--霧木諒二会話2022年11月19日 (土) 13:08 (UTC)[返信]

返信 うーん・・・10年前に編集したものなので「記憶」はまったくないのですが、にしても・・・。
1点目については、文献を確認するまでちょっと保留にさせてください。
フランスギャロの記述はたしかにご指摘どおり。私がぱっと見で(よく見ずに)「Next on the list are:」のとこにある上2名が首位と思い込んでしまったのか・・・?
「ガネー賞」は1948年までは「サブロン賞」の名前で、ブサックの6勝のうち5勝は「サブロン賞」時代のもの。「ガネー賞」としては4勝のデュプレとロチルド男爵が同点首位だ、と言えなくもないかも・・・うーん
仮に文献側で「ガネー賞」としては最多だという記述があるとしても、「サブロン賞」時代を加えると話が変わるというのは、注釈を使うなり、なにか書くべきですね。
2点目については全くご指摘どおりですね・・・これも(多分きっと)「2d」を見落としたのかなあ。irishracingのリンクに至っては、たしかに「Prospect Wells」なんてどこにもいない。(名前の一部が同じ)「Magic Prospect」はいるけど5着だし、何が何だか・・・。ひょっとすると、この出典は「3歳馬による2400メートルの競走で、通例、7月の上旬に行われる。」部分の出典のつもりだったのかもしれない・・?今見ると出典の付け方が稚拙です・・・
たぶんきっと、投稿当時はソレミアはホットな話題だったので名前を出したかったのだろうけど、今となってはそもそもいらん情報な気が。(ひとつ上の「評価」説も独自研究臭いし)
「種牡馬時代」節の「日本時代」にある注釈6についてですが、当時は「1973年の2勝馬について詳細不明」とある部分。2013年当時はきっと不明だったのでしょうけど、今あらためて確認すると、これはポアントウキングのことですね。おそらく2013年の時点ではJBISがそこまで充実していなかったのだろうと思います。--柒月例祭会話2022年11月20日 (日) 02:45 (UTC)[返信]
『凱旋門賞の歴史1965-1982』と『フランス競馬百年史』の当該ページをチェックしました。ダメですね。両書には「ダイアトムがガネー賞を勝った」ことは書かれていますが、最多勝云々の記述はありません。ギャロのサイトを私が勝手に誤読して付け加えたものでしょう。論外、アホですね。--柒月例祭会話2022年11月20日 (日) 07:01 (UTC)[返信]

賞金に関して。[編集]

資料によって賞金額が「1,198,413フラン+90,000ドル」と「1,643,013フラン+90,000ドル」の二種類あって、444,600フランもずれがあるという話について、思いついたことを書きます(※完全に想像です)。

フランス・フランによると「1957年に493.7フラン=1ドル」「1960年1月、フランは1/100のデノミネーションを実施」とあります。よってレートが激しく動いていなければ(ブレトン・ウッズ体制下なので動いていないはず)、1965年の為替レートは1ドル=4.937フランくらいだったと推測されます。そしてワシントンDC国際の賞金であろう90,000ドルをこのレートでフランに換算すると444,330フランとなり、ずれと非常に近い値になります(レートが1ドル=4.94フランだったらちょうど同じ)。

つまり「1,198,413フラン+90,000ドル」と「1,643,013フラン(ドルの賞金もフランに換算して合計)」の記録がどこかで混ざって「1,643,013フラン+90,000ドル」という情報が生まれたのではないかなあ、と思った次第です。まあ立証するのは無理そうですが。--霧木諒二会話2022年12月8日 (木) 11:27 (UTC)[返信]