ノート:クラウディングアウト

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クラウディングアウトは、会社での比喩が分かりやすい。従業員が日業業務に忙殺されているところに、社長が新規プロジェクトを立ち上げれば、従業員の日常業務が圧迫されてしまう(古典的モデル)。ところが社内に遊んでいる資金があり、従業員の稼働率も低下している場合、社長が新規プロジェクトを立ち上げれば会社の業績が向上する可能性がある(ケインズモデル)。社長も会社も借金だらけであり、しかも従業員の稼働率が低下している場合、新規プロジェクトのために資金調達しようとすれば借入れ金利が急騰する可能性があり、会社全体での借金計画が破綻する可能性がある。この比喩の問題点は、株式会社は有限責任だが、行政は無限責任である点。日常業務に忙殺されていても、会社の将来のために新規プロジェクトに挑戦しなければならない可能性は、国や行政にもある。--121.112.179.28 2007年10月30日 (火) 03:36 (UTC)[返信]

説明の先出し[編集]

説明の先出しになってしまっている箇所を戻しました。複数の人間による「つぎ足し編集」の弊害で、Wikipediaでよく発生することなのですが

  • 「運動をすると汗をかく。この場合適切に水分を補給するのがよい」
  • 「運動をすると、水分を十分に取っていれば、汗をかく。この場合適切に水分を補給するのがよい」

下は意味内容的にはまったく適切ですが解説がくどくなってしまいます。「雇用のひっ迫」については国内雇用がひっ迫している状況で財政政策を仮にやったとして、低金利誘導をしたとしても供給能力の上限(国内供給の飽和)が起こりますのでいずれにせよ需要の流出がおこると考えます(ないしは国内賃金の上昇、海外労働力の移入etc.)。この過程はクラウディングアウト(政策による押し出し効果)とは論点がずれそうなので外しておく方が混乱が無いように思います。--大和屋敷 2009年6月30日 (火) 07:57 (UTC)[返信]

増税のクラウディング効果・・・[編集]

増税でクラウディング効果があるというのは何か根拠があるのでしょうか?検索してもそのような記載がほとんど見つからないし、言葉の意味からしても(「押し出す」)そぐわないと思われるのですが。ほとんどのところは金融市場におけることしか書いてないようです。(もちろん、wikipedia参照以外のところで) 代表的なもの→(http://www.mof.go.jp/jouhou/soken/kenkyu/ron168.pdf) 増税では総需要が抑制されて、投資(+消費)が全体的に抑制されるというのはわかるのですが、「押し出して」いないような? 金融市場を流通する資金が総需要に比べて少ない(限界がある)ので財政支出のための国債等による資金調達が貸出利率の上昇で民間投資を「押し出す」のではないでしょうか。間違ってたらすいません。(ちなみに、租税が減少した場合でも利率が上がる可能性があるそうです。[1]--211.129.190.48 2009年7月1日 (水) 11:44 (UTC)[返信]

脚注2のリンク先に「一般に完全雇用を前提とする古典派経済学にあっては、政府支出の増大は、それが租税で調達されようと、国債で調達されようと民間支出はクラウド・アウトされる」とあります(P.2)。しかし「増税がクラウドアウト効果をもつ」とは書いていませんね。ここは前提の「一般に完全雇用を前提とする古典派経済学にあっては」が非常に重要で、ケインズの想定する経済観においては「租税を調達して公共投資をおこなうこと」は金利が適切に誘導されているかぎり景気を拡張させる可能性があります。国債で調達する場合とおなじことですね。--大和屋敷 2009年7月1日 (水) 23:09 (UTC)[返信]
ちょっとここ最近のIPアドレスさんの編集で気になったのですが、投稿者が自分の知っていることや理解をもとにWikipediaを編集してしまうことは独自研究の原因になりかねませんので、投稿や編集はなるべく引用元をはっきりさせて行うようお願い致します。これは自分自身への自戒の意味も込めてですが。--大和屋敷 2009年7月1日 (水) 23:14 (UTC)[返信]

「実際の例」項目での要出典について[編集]

【現実に問題とされるケースとしては・・・意図しない高金利をもたらす場合に散見される】についてですが、その後のアメリカの事例でよかないですかね?別の趣旨での「要出典」でしょうか?この一文はあとの具体例(アメリカ・日本の例)への導入部にすぎず、語「クラウディングアウト」を再度説明しているにすぎない箇所なのでちょっと面食らいました。当記事の最冒頭の脚注1(goo辞書[2])と違う点で「別の出典が必要」という趣旨?--大和屋敷 2010年12月13日 (月) 06:47 (UTC)[返信]

記載にある、国家への信頼が揺らいでいることによる金利上昇が起きやすい事態というのは一般的にはクラウディングアウトではないので、これをクラウディングアウトと明確に分類分けしている出典およびそのようなケースの方が一般的なクラウディングアウトより多く見られることの根拠となる出典を求めたものです。また、スラックがあってもクラウディングアウトは発生するので、完全雇用状態とそうでない状態に分けてクラウディングアウトを分けて述べている出典も求めています。
単なる金利上昇による設備投資抑制はクラウディングアウトではありません。あくまで、公的な事業の拡大により民間活動が押し出される、というのがクラウディングアウトの基本的な意味です。経常赤字や財政赤字は本来関係ありません(これは下の方にある、人々の増税予想による貯蓄増加による財政政策の効果が弱まわるところについても同様。中立命題、あるいは合理的期待形成の話であって、クラウディングアウトではありません。マンデル・フレミング効果のところはまだクラウディングアウトと見なせなくはないですが、それもあまり一般的ではない。この記事は全体としてクラウディングアウトそのものの解説からズレているものが多いと思います)。--Econiche 2010年12月13日 (月) 07:15 (UTC)[返信]
  • あ、なるほど。その部分は「筆の滑り」として取ってしまっても問題ないんじゃないでしょうか。Wikipediaは匿名の複数の編集者が自分の関心だけをもって投稿しますので、深い意味なく不用意に記述しちゃうことは良くある話しですので、明らかに(別の意味が生じてしまって)問題のある箇所を削除なり修正なりで構わないと思います。--大和屋敷 2010年12月13日 (月) 07:29 (UTC)[返信]

マンデルフレミング効果[編集]

継ぎ足し編集の結果として文脈が乱れていましたので整除しました。最後の一節「現実の実効為替レート~」云々の節は、為替チャートを見せて「ほら、だから積極財政だと円高、緊縮財政だと円安になるだろ」とでも言いたいのだろうと思いますが、さすがにそのような大雑把すぎる議論は経済学ではありませんのでコメントアウトしました(先後関係と因果関係の混同)。マンデルフレミングモデルの項にも全く同じ記述がありましたがそちらもコメントアウトしてあります。--大和屋敷 2010年12月25日 (土) 05:04 (UTC)[返信]

この部分はMFモデルの実証を示すことを目的としたものではないと思われるので、当を得ない批判に思える。直前の円高にはならない、への実例提示として有用な内容と思われる。--Hairsongs 2010年12月25日 (土) 14:53 (UTC)[返信]
すみません。そういう堅苦しい文言ではなく噛み砕いていってもらえませんか?--大和屋敷 2010年12月25日 (土) 15:07 (UTC)[返信]