ノート:エンベロープ (ウイルス)

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エンベロープの有無[編集]

エンベロープを持つウイルスと持たないウイルスが存在しますが、エンベロープを持つあるいは持たないことによりウイルスは何らかの利益を受けているのですか?わかる方がいらしたら教えてください。Vessel 2007年10月19日 (金) 02:19 (UTC)

曖昧さ回避との分割[編集]

廃止された山手線方式になっているので、分割提案します。検索した限りでは、viral envelope の訳語としてウイルス外被が一般的なようです。他に案があればお願いします。--DKK 2009年11月2日 (月) 18:50 (UTC)

「ウイルス外被」は、ウイルス学や微生物学などの専門分野ではあまり用いられてません。やはり「エンベロープ」という名称の方が普及してますので、名称自体の変更は妥当ではないと考えてます。他分野でも似たような事情のものがあるかもしれない、ということから留保するために現在のような形にしておりましたが、(A)他分野では「エンベロープ以外への言い換え」が正式名称になっているものばかりであれば、本項目名はそのままで、冒頭節をotherusesなどの形式に変更し、「エンベロープ_(ウイルス)」の節見出しを外して、そのまま冒頭からへの書き換えを。(B)もし他分野でも「エンベロープ」という名称が正式名称になっており、曖昧回避の必要性があるのであれば分割し、分割後の名称はエンベロープ_(ウイルス)の方でお願いします(一応、その辺りも見越してそういう節名にしたものなので)。--Y tambe 2009年11月2日 (月) 23:22 (UTC)
「正式名称」というのをどういう意味で使っているのかはわかりかねますが、google検索すればさまざまな「エンベロープ」が見つかるはずです。たとえば電気や音響では、波形の最大変位の変化のことを「エンベロープ」と言います。数学でいう包絡線に似たものに思えますが、数学的に厳密にそう言えるかは疑問ですし、また実際にも包絡線と言うことはないと思います。
また、外国語版にはen:Viral envelopeなど「ウイルス」を意味する語が入っています。ウイルス以外にも細胞エンベロープ(en:Cell envelope)というものがあるようですし、正式には「ウイルスエンベロープ」で、それを略して「エンベロープ」と言っているのではないでしょうか。--DKK 2009年11月8日 (日) 09:11 (UTC)
今、手元に資料があまりありませんので、一例のみで失礼します(必要があればまた後ほど、別の資料での用例も追加します)が
  • 『医科ウイルス学』大里外誉郎 編 南江堂 第2版(1994年)(強調部も本文ママ)
  • (p.18)構造:ウイルス粒子の基本構造は(中略)その外側の被膜はエンベロープ(envelope)である.
  • (p.27)…その外側に蛋白質,糖質,脂質からなる外被(エンベロープ envelope)…
  • (p.129)この膜をエンベロープ(envelope)と呼んでいる.
という具合で、他、索引には「エンベロープ」があり、その項から、p.18, 27, 92, 129,135が参照されてます。索引中に「ウイルス外被」「外被」「ウイルスエンベロープ」の項はありません。「正式名称」というのは、こういった用例に基づいて判断しています(他、確か『戸田新細菌学』も同様だったと記憶してます。ただしひょっとしたら、日本細菌学会編の『微生物学用語事典集』には「ウイルス外被」が並記されてたような記憶もあって…最初に「あまり用いられてない」と留保したのは、このあたりの事情です。これらについてはまた後ほど、必要があれば調査します)。これらの書籍は医学系の大学、研究所でも使用される専門書であり、その中では、単に「エンベロープ」という表記が採用されています。まぁいずれにせよ、日本のウイルス学や微生物学という専門分野において、これらは単に「エンベロープ」とだけ呼ばれることが多いものであり、上で最初に述べたように「『エンベロープ』という名称の方が普及して」いる、というのは、そういうことを指します。従って、上記の対象の名称としては「エンベロープ」が優先されるべきであり、もし他の分野でも(それぞれの専門分野で、同様なレベルで)「エンベロープ」という表記が優先されるべき状況ならば、ウイルスのものについては、エンベロープ_(ウイルス)という形にすべきかと。他の分野での事例については、それぞれの分野での(上記と同様に、大学以上で用いられる程度の)専門書か、あるいはそれぞれの分野の事情に詳しい、専門家の判断も参考にすべき事例だと考えてます(なお、このような事例で「google検索」に頼りすぎるのはよろしくないかと…せめて、go.jpかac.jpで絞った結果を「あくまで参考」程度に考慮すべき案件だと思います)。--Y tambe 2009年11月8日 (日) 13:22 (UTC)
(追加)追加です。結局「ウイルス外被」については、微生物学用語集にも記載がありませんでした。
  • 『戸田新細菌学』吉田眞一他 編 南山堂 改訂32版(2007年)
    • (p.232)ウイルスによっては(中略)エンベロープ envelope でおおわれているものもある.
    • (p.234)2-A-4 エンベロープ:ウイルスの中には(中略)エンベロープと呼ばれる.
  • ブラック『微生物学』林英生他 監訳 丸善 第2版(2007年)
    • (p.274)いくつかのウイルスはエンベロープ envelopeと呼ばれる脂質二重膜に包まれている。
  • 『微生物学用語集 英和・和英』日本細菌学会用語委員会編 南山堂 1版(2007年)
    • envelope エンベロープ 《ウイルスまたは細菌の》
    • cell envelope 細胞エンベロープ
    • (viral envelopeは項目なし)
この他、『生化学辞典』(東京化学同人 第4版、2007年)では「エンベロープ」の項は「ウイルス粒子」に誘導され、「ウイルス粒子」の項では「エンベロープ」の表記が。『分子細胞生物学辞典』(東京化学同人、1997年)では「エンベロープ」の項でウイルスのエンベロープの説明があり、そこでは「外皮膜とも言う」との追記が(なお同書以外には、この表記は無いようです)、また同書で「外被」の項はウイルスのカプシド(外被タンパク質)の説明となっており、外被をエンベロープの意味で扱うのは、必ずしも妥当ではないようです。以上から「エンベロープ」という名称は、ウイルス学/微生物学だけでなく、少なくとも生化学、細胞生物学の分野においても「ウイルスのエンベロープ」を指すという意味が優先して用いられていることが伺えます。また他の用語が優先されている事実は(今回ざっと調べた限りでは)ありませんでしたので、本対象に対する項目名は「エンベロープ」ないし「エンベロープ_(ウイルス)」が妥当であると判断します。--Y tambe 2009年11月9日 (月) 03:09 (UTC)
これが「エンベロープ」と呼ばれ、「ウイルス外皮」「ウイルスエンベロープ」等は呼ばないということ、納得いたしました。「エンベロープ_(ウイルス)」で分割いたします。
なお、google検索に言及したのは、さまざまな分野でのエンベロープをリストアップするという作業を簡略にしたにすぎず、典拠としたわけではありません。--DKK 2009年11月24日 (火) 06:25 (UTC)