ノースウエスト航空5便エンジン脱落事故

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ノースウエスト航空 5便
Boeing 727-251-Adv, Northwest Airlines AN0210985.jpg
ノースウエスト航空の所有する同型機
インシデントの概要
日付 1990年1月4日
概要 飛行中のエンジン脱落
現場 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国フロリダ州マディソン
北緯30度38分 西経83度24分 / 北緯30.633度 西経83.400度 / 30.633; -83.400座標: 北緯30度38分 西経83度24分 / 北緯30.633度 西経83.400度 / 30.633; -83.400
乗客数 139
乗員数 6
死者数 0
生存者数 145 (全員)
機種 ボーイング727-251
運用者 ノースウエスト航空
機体記号 N280US[1]
出発地 アメリカ合衆国の旗 マイアミ国際空港
目的地 アメリカ合衆国の旗 ミネアポリス・セントポール国際空港
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ノースウエスト航空5便エンジン脱落事故は、マイアミ国際空港ミネアポリス・セントポール国際空港行きのノースウエスト航空5便が、1990年1月4日、飛行中にフロリダ州マディソン上空3万5000フィート(11,000 m)で第3エンジンが脱落し、緊急着陸した事故である[2]

事故の経緯[編集]

ノースウエスト航空5便は午前8時15分(EST)、マイアミ国際空港から離陸。午前9時10分頃に高度3万5000フィートを飛行中、突然機体後方部で大きな音がした[2]。 そのまま、5便は飛行を続けたが、パイロットはエンジンが脱落していることに気付かなかった[3]。午前9時58分、5便はタンパ国際空港に緊急着陸した[4]。乗員乗客に怪我はなく、 無事に地上へ降り立った。脱落したプラット・アンド・ホイットニー JT8D-15ジェットエンジンは、フロリダ州マディソン近くで発見された[4]

事故原因[編集]

着陸後、調査官の調べで前方トイレの外側シールが欠落しており、安全ボタンおよび内側シールの取付が適切でなかったことが判明した。シールの欠落により、飛行機が加圧されたときにトイレから液体漏れが発生し、これが凍結して第3エンジンに吸い込まれて圧縮機ブレードが損傷を受けたものと考えられた[5]。ボーイング727型機のエンジンは、極度の損傷を受けると機体胴体部からはずれるよう設計されている[2]

国家運輸安全委員会(NTSB)は事故原因を、「整備士が前方トイレの適切な保守を怠ったのが原因と考えられる」とした[5]

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ "FAA Registry (N280US)". Federal Aviation Administration.
  2. ^ a b c Weiner, Eric (1990年1月5日). “Jet Lands After an Engine Drops Off”. The New York Times. 2010年4月16日閲覧。
  3. ^ Weiner, Eric (1990年1月6日). “Pilots Had No Way of Knowing Jet Engine Fell Off, Experts Say”. The New York Times. https://www.nytimes.com/1990/01/06/us/pilots-had-no-way-of-knowing-jet-engine-fell-off-experts-say.html 2010年4月16日閲覧。 
  4. ^ a b Orsi, Jennifer (1990年1月6日). “Engine that fell from airliner found in Madison County”. St. Petersburg Times. https://news.google.com/newspapers?nid=888&dat=19900106&id=fMsNAAAAIBAJ&sjid=VnUDAAAAIBAJ&pg=7002,187351 2010年4月16日閲覧。 
  5. ^ a b MIA90IA047”. National Transportation Safety Board (1992年12月30日). 2017年10月3日閲覧。