ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ

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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ』(英語表記:Negative Happy Chainsaw Edge)は、角川書店から発行されている滝本竜彦小説、およびそれを原作としたラジオドラマ作品・漫画作品・映画作品。

概要[編集]

滝本のデビュー作。幸せとは、とは何なのかを学園テイストの世界観を交え、若者的な立場から考えている。

この作品の出版前、滝本が村上達朗(ボイルドエッグズの作家エージェント)に作品を送った際、村上に文章の大半を(作中の全3章ある内の第1章以外をほとんど)書き直すよう言われた(ビジネス未来人より)。文庫版では、同じくライトノベル作家である西尾維新による解説が巻末に収録されている。

第5回角川学園小説大賞において、特別賞を受賞している。また、「このライトノベルがすごい!」の2005年度版において、発売から数年が過ぎた作品でありながら54位にランクインするなど、ユーザーからも高い評価を得ている。

2002年にラジオドラマ化、2007年に漫画化、2008年に映画化された。

あらすじ[編集]

平凡な高校生の山本陽介は、買い物の帰り道にチェーンソーを持った男と戦う女子高生の雪崎絵理と出会う。 絵里は、チェーンソー男と遭遇した時から突如常人離れした身体能力が発現し、それ以来不死身のチェーンソー男と互角の死闘を繰り広げているという。

いくら攻撃をしても全く倒せないチェーンソー男をめぐり、陽介の日常が大きく変わろうとしている……。

登場人物[編集]

山本 陽介(やまもと ようすけ)
本作の主人公。高校2年生。2年からの成績は悪く、寮生活を漠然と送っている。
雪崎 絵理(ゆきざき えり)
本作のヒロイン。陽介とは違う高校の1年生。ある日を境にチェーンソー男と戦う様になり、それを倒す事が本当の幸せだと思っている。チェーンソー男と遭遇した際、突如常人離れした身体能力が発現し、以来不死身のチェーンソー男と互角の死闘を繰り広げている。
渡辺(わたなべ)
陽介の友人。同じく不良で万引きを繰り返している。事あるごとに自分には才能があると自称するが、どれも成功をしたためしが無い。
能登 弘一(のと ひろかず)
陽介・渡辺の友人。バイク事故で死去した。不健康で貧弱な人間であるが独特の善悪感情を持っており、自己に忠実でなかったり、事なかれ主義の人間を見ると激怒し、手がつけられなくなる。
チェーンソー男
チェーンソーを持つ謎の男。毎日夜中に現れては絵理と奮闘している。不死身で顔は若者か老人か区別がつかないものの、絵理と同等かそれ以上の化け物じみた身体能力を有している。
加藤先生
下宿のお姉さん

書籍情報[編集]

ラジオドラマ[編集]

2002年NHK青春アドベンチャーによりラジオドラマ化され、全10回で放送された。

声の出演[編集]

漫画[編集]

映画公開に先立って、『月刊少年エース』2007年12月号から作画・佐伯淳一で連載されていた。単行本は全2巻が刊行されている。

映画[編集]

ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ
監督 北村拓司
脚本 小林弘利
製作 日活
デジタルフロンティア
出演者 市原隼人
関めぐみ
音楽 高橋哲也
主題歌 GReeeeN「BE FREE」
撮影 小林元
配給 日活
公開 2008年1月19日
上映時間 109分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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第4回日本映画エンジェル大賞佳作入賞。

キャッチコピーは、「誰でも一度は死にたがる…なんとなく」。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

外部リンク[編集]