ニーハイ

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ニーハイ:knee high、knee-high)は、「膝上」「膝上丈」の意味で多用、誤用されている日本におけるファッションの慣用的表現。

概要[編集]

本来、ニーハイ(knee high)といえば、辞書にもあるように「膝丈」「膝までの高さの」という意味を持つ英語である。

だが、2006年頃からの膝上丈ブーツの流行により、ファッション関係者(雑誌編集者、ライターなど)が片仮名の響きに安直に飛びつき、意味を取り違えて使用したことから誤用が広がった。

現在の日本においては、ニーハイというと「膝上の高さ」という認識が一般的であり、外来語ではなく、誤用されて浸透した立派なカタカナ日本語といえる。

英語における「膝上丈」は「オーバー・ニー」あるいは「オーバー・ザ・ニー」であり、「オーバーニーソックス」あるいは「オーバーニーブーツ」などと表記される。さらに太ももまで届く丈のものは、「腿までの高さの」という意味を持つ「サイハイ」を用い、区別される。

これらのことから、英語圏の店舗において「ニーハイブーツが欲しい」と言うと、knee-highつまり膝丈ブーツが提示されることは間違いない。決して膝上丈、over-kneeの商品が出てこないだけでなく「日本人はなぜ「膝上まである丈」のことを「膝までの丈」と呼ぶのか理解できない」とも思われるので、日本語との使い分けが必要である。

  • 「いいニーハイ」の語呂合わせで11月28日が「ニーハイの日」となっている。