ニューワールド中山中継局

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ニューワールド中山中継局(ニューワールドなかやまちゅうけいきょく)は、宮城県仙台市泉区に置かれていた地上アナログテレビ放送中継局である[要文献特定詳細情報]

概要[編集]

平成2年法律第54号による電波法改正により導入された受信障害対策中継放送制度適用第1号として、同年(1990年)12月に開設された。

仙台市泉区実沢字中山南31番7号の仙台大観音頭頂にある[要文献特定詳細情報]

SHFで送信されており、宗教法人大観密寺が免許人となっていた[要文献特定詳細情報]

地上デジタルテレビ放送については置局予定がなく、2011年7月24日で廃局となる予定だったが、東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生を受けて、2012年3月31日まで延期された[要文献特定詳細情報]

中継局送信施設概要[編集]

[要文献特定詳細情報]

放送局名 チャンネル 空中線電力 ERP 放送対象地域 放送区域内世帯数
NHK仙台総合 69ch 映像1W/
音声100mW
映像60W/
音声6W
宮城県 7121世帯
NHK仙台Eテレ 71ch 全国放送
TBC東北放送 73ch 宮城県
OX仙台放送 75ch
MMT宮城テレビ放送 77ch
KHB東日本放送 79ch

外部リンク[編集]

参考文献[編集]

  • 北嶌秀博「テレビ受信障害対策対策に新技術 電波吸収体やSHF放送局が活躍」『エレクトロニクスライフ』、日本放送出版協会、1993年9月、152-153頁。 
  • 菅原俊雄「SHF放送を利用したテレビ受信障害対策」『電設工業』第37巻第12号、社団法人日本電設工業協会、1991年12月、107-112頁。 

関連項目[編集]