ニューグレン

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ニューグレン
基本データ
運用国 アメリカ合衆国
開発者 ブルーオリジン
運用機関 ブルーオリジン
使用期間 開発中(2016年現在)
射場 ケープカナベラル空軍基地LC-36英語版
打ち上げ数 0回(成功0回)
原型 ニューシェパード
発展型 ニューアームストロング
物理的特徴
段数 2段または3段
全長 2段: 82 m
3段: 95 m
直径 7 m
軌道投入能力
低軌道 45,000 kg (99,000 lb)[1][2]
静止移行軌道 13,000 kg (29,000 lb)[1][2]
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ニューグレンNew Glenn)は、アメリカ合衆国宇宙企業ブルーオリジン民間資本により開発している大型ロケット

概要[編集]

ニューグレンは、直径7 mの2段式または3段式のロケットである。1段目には同社が開発するBE-4エンジンが7基搭載される。同じく同社が開発したサブオービタルニューシェパード同様に、1段目の再使用が計画されている。

ロケットの設計は2012年から開始されており、2020年までの初打ち上げが目標とされている。機体の詳細は2016年9月の公式発表により始めて明らかにされた[3]

ニューグレンの名称は、アメリカで初めて地球周回軌道を飛行したジョン・グレン宇宙飛行士に由来する[4]

仕様[編集]

ニューグレンは、直径7 mの2段式ロケットを基本に、1段目の再使用を行い、またオプションとして3段目を提供する[3]

1段目には、同社が開発したBE-4メタン/LOXエンジンを7基搭載する。1段目は地上に垂直着陸させて再利用を行う計画で、この方式は先行するニューシェパードにおいて2015年から2016年にかけてテストされた[3]

2段目は1段目と直径は同じだが、搭載するBE-4は1基のみとなる。しかし2段目のBE-4は、ノズルを延長した真空環境に最適化されたバージョンとなる。推進剤も1段目と共通だが、2段目は使い捨てで運用される[3]

オプションの3段目には同じく真空環境に最適化された1基のBE-3Uエンジンが搭載される。推進剤としてはLH2/LOXを用いる。BE-3Uも同じくブルーオリジンが開発したエンジンで、こちらは既にニューシェパードにおいて大気下に最適化されたバージョンが使用されている[3]

ニューグレンは最低でも25回のミッションに耐えられるようデザインされている[5]

ニューグレンの打ち上げには、ブルーオリジンが2015年にリースしたケープカナベラル空軍基地LC-36英語版が使用される計画である[6][3]

脚注[編集]

関連項目[編集]