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ニセコ東急 グラン・ヒラフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サンモリッツ大橋から眺めたニセコ グラン・ヒラフエリア(2006年)

ニセコ東急 グラン・ヒラフ: NISEKO TOKYU Grand HIRAFU)は、北海道虻田郡倶知安町にあるリゾートスキー場[1]

概要

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ニセコアンヌプリの裾野に広がる「ニセコユナイテッド」(ニセコアンヌプリ国際スキー場ニセコビレッジ・ニセコ東急 グラン・ヒラフ・ニセコHANAZONOリゾート)の1つ[2]スキー場宿泊施設があり、ひらふエリアを東急リゾーツ&ステイ、花園エリアを香港資本の日本ハーモニー・リゾートが運営し、両エリアを山腹の連絡コースや山麓のシャトルバス(冬季のみ運行)で行き来することができる。また、ヒラフエリアを巡回するシャトルバス、各リゾート間と俱知安市街を結ぶシャトルバスもある(いずれも冬季のみ運行)。

ニセコは、ひらふ地区を中心に口コミによって2000年代はじめからオーストラリア人観光客が増え始め[3]、オーストラリア資本によるマンションやコンドミニアムなどの不動産開発が進んだ。特に、倶知安町字山田は2006年から3年連続で住宅地の地価上昇率全国1位になった[4][5][6]。2000年代後半からはアジア地域でも注目されており、中華人民共和国(香港)やマレーシア資本による開発が進んでいる[7]

沿革

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日東商船を使った合成板のファイバーボードを増産する計画があり、高橋清吉倶知安町長(当時)のトップセールスによる誘致もあって町内に工場を建設し、原料の竹を切り出すための軽便索道を造ることになった[8][9]。ところが、工場建設中に日本国外からの競合製品が大量に輸入されるようになり、工場は立ち行かなくなってしまう[9]。その頃、『全日本スキー選手権大会』を比羅夫口コースで行う計画があったが、大会開催に必須のチェアリフトが無かった[8]。そこで、工場の索道をリフトにすることを思いつき、北海道スキー連盟と倶知安町が北海道ファイバーボードに陳情し、リフト設置が実現した[8]

  • 1961年昭和36年):「ニセコ高原観光」発足(親会社は日東商船[10])。「ニセコひらふスキー場」オープン[8]、スキーリフト(高原リフト)設置[11][12]
  • 1962年(昭和37年):『全日本スキー選手権大会』(アルペン)開催[11][13][12]
  • 1965年(昭和40年):「サンモリッツリフト」がアルペン競技会場となったコースにスキーリフト(アルペンリフト)設置[10][12]
  • 1970年(昭和45年):『第25回国民体育大会』冬季大会開催[11][14]。「ニセコ国際ひらふスキー場」と改称[8][12]
  • 1976年(昭和51年):アルペンリフト・ニセコアンヌプリ国際スキー場・ニセコモイワ国際スキー場(現、ニセコモイワスキーリゾート)・大和ルスツスキー場(現、ルスツリゾート)リフト共通回数券の取り扱い開始[15]。なお、後にニセコモイワ国際スキー場と大和ルスツスキー場が離脱し、高原リフトとニセコ東山スキー場(現、ニセコビレッジ)が参加して、ニセコアンヌプリ内4スキー場の往来が可能となる。
  • 1980年(昭和55年):ニセコ高原観光が国設ワイススキー場のリフト2基を買収[8]
  • 1985年(昭和60年):ニセコ高原観光の経営(ニセコ国際ひらふスキー場・ニセコワイススキー場)がジャパンライン系から東急不動産傘下となる[11][16][12]。日本国内で初のクワッドリフト「アルペンセンターフォー」(後の「エース第2クワッド」)が営業開始[17][18]
  • 1986年(昭和61年):『第41回国民体育大会』冬季大会開催[11][19][20]。「ホテルニセコアルペン」オープン。日本国内初となるゴンドラナイター営業開始[8][12]
  • 1992年平成4年):東急不動産の「花園地区大規模リゾート開発計画」による「ニセコ東急ゴルフコース」オープン。「ニセコひらふ花園スキー場」オープン[16][21][12]
  • 1993年(平成5年):ニセコ高原観光が電子リフトチケットシステム「ニセコフリーパスポートシステム」(富士電機、樫山工業、山武ハネウエルのジョイントベンチャー)導入[22][21][12]
  • 1998年(平成10年):北洋銀行の関連会社である交洋不動産が事業継承したサンモリッツリフトが「ニセコフリーパスポートシステム」導入[22][23]。ニセコワイススキー場営業休止(その後、地元企業の「ニセコワイス観光」が施設を借りて再開したが、2009年に再び休止)[24]
  • 2001年(平成13年):「東急リゾートサービス」(現:東急リゾーツ&ステイ)設立[16]
  • 2003年(平成15年):電子リフトチケットシステムを、SKIDATA社のものにアップグレード。
  • 2004年(平成16年):オーストラリア資本の「日本ハーモニー・リゾート」がニセコ花園スキー場を買収[11][25][12]。サンモリッツリフトがニセコ国際ひらふアルペンコースとホテルニセコアルペンをニセコ高原観光に売却し[11]、東急リゾートサービスが運営受託[16][12]。これにより、ニセコひらふ開設後初めて経営が一本化した[11][23][12]。「ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ」と改称[25][12]。サンモリッツリフトが特別清算[23][25]
  • 2005年(平成17年):ニセコ東急ゴルフコースを日本ハーモニー・リゾートへ売却(運営はニセコ高原観光が継続)[26][25]。倶知安町がひらふ第1駐車場管理センターを東急リゾートに売却し、「ウェルカムセンター」としてリニューアルオープン[11]
  • 2007年(平成19年):香港企業のPCCWの子会社「PCPD」が日本ハーモニー・リゾートを買収[27][28]
  • 2011年(平成23年):ゴンドラの架け替え、「マウンテンセンター」オープン、レッスンエリア新設[29][12]
  • 2012年(平成24年):ニセコ高原観光が「ニセコ東急リゾート」と社名変更[30]。「.Base」(ドットベース)オープン[31]。ニセコ高原ホテル売却[16][32]。東急リゾートサービスがコンドミニアム型ホテル「四季ニセコ」の運営受託(2016年に運営受託終了、後述参照)。
  • 2015年(平成27年):ニセコ東急リゾートが営業休止中の「ニセコワイススキー場」(現在のホワイトアイルNISEKO)を日本ハーモニー・リゾートへ売却[24]
  • 2016年(平成28年):ニセコ東急ゴルフコースの運営が日本ハーモニー・リゾートとなり、「HANAZONO GOLF」と改称[16][33]。東急リゾートサービスがコンドミニアム「綾ニセコ」の運営受託[16][34]
  • 2020年(令和2年):韓国のハンファグループが元ニセコ高原ホテルの敷地を買収。再開発に乗り出すことが明らかになった[35]
  • 2021年(令和3年):11月30日に「ニセコ東急 グラン・ヒラフ」と改称[36]
  • 2022年(令和4年):倶知安町議会で3月22日に、スキー場周辺のひらふ坂近辺を含めた地区のリゾート開発にともなう土地取引のルール改定とともに字山田の一部となっている同地域の住所を「ニセコひらふ」に変更する事を決定し、同年10月1日に施行[37][38][39]

施設

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スキー場

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ニセコ東急 グラン・ヒラフ

遠景(2014年2月)
所在地 〒044-0080
北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条2丁目9-1
座標 北緯42度51分46秒 東経140度42分00秒 / 北緯42.86278度 東経140.70000度 / 42.86278; 140.70000座標: 北緯42度51分46秒 東経140度42分00秒 / 北緯42.86278度 東経140.70000度 / 42.86278; 140.70000
標高 1,200 m - 240 m
標高差 960 m
コース数 31本
コース面積 325ha ha
索道数 12本
公式サイト ニセコ東急 グラン・ヒラフ(WINTER - 日本語)
地図
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コース

  • 初級コース
    • ファミリーコース
    • せんの木コース
    • キング・エース連絡通路
    • 高原コース
    • 望羊コース
    • ホリデーコース(一部急斜面)
    • グリーンコース
    • 初級者迂回路
    • 白樺コース
    • 連絡コース
  • 中級コース
    • アルペンコース
    • フリココース
    • 国体コース
    • センターコース
    • 林間コース
    • ジャンボコース(一部急斜面[注 1]
    • パラレルコース
    • 羊蹄サンセット
  • 上級コース
    • スーパーコース
    • 温泉沢コース
    • 第2の壁
    • 粉雪コース
    • 見晴コース
    • ラージコース
    • ダイナミックコース

リフト

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運転速度は天候などにより減速運転する場合あり
リフト名定員路線長運転速度毎時輸送能力建設年月フード備考
キング第1ペアA・B線(休止中) 2名 582m 1.6m/s? 1,200名 1983年 なし 旧称:高原第1A・B線、2024年より電源不良のため運転中止中
キング第2クワッド(休止中) 4名 1,139m 4.0m/s 920名 1988年 なし 2021~2022シーズンから休止中
キングゴンドラ8名1,845 m6.0 m/s2,000名1984年なし2011年にリニューアル 旧称:ヒラフゴンドラ
キング第3シックス6名1,353m5.0m/s3,085名2025年あり2025年に運行開始予定 シートヒーターが搭載されている
キング第41名526 m2.0 m/s?720名1983年なし旧称:ニセコ高原第7
キングホリデーペア2名669 m2.0 m/s600名2007年なし旧称:ホリデー第1ペア
スインギングモンキー2名532 m2.0 m/s900名2005年なし旧称:ノーネームペアリフト
エースファミリークワッド4名841 m5.0 m/s2,400名2017年なし2017年12月に運行開始[40]
エースゴンドラ10名1,677 m6.0 m/s2,800名2024年なし2024年12月に運行開始[17]
エース第3ペア2名883 m2.0 m/s?1,200名1983年なし旧称:ニセコアルペン第3B線 2026年に4人乗りフード付きリフトへ架け替え予定
エース第4ペア2名722 m2.3 m/s1,200名1984年なし旧称:ニセコアルペン第4

キング第1A線・B線ペアは、1961年12月17日にその前身となるニセコ高原第1リフトが完成し、1968年に2線化、1971年にその内の1基をペアリフト化、1983年に両線ともペアリフトとなって現在に至る[8]

その他、キング第1A線・B線ペア乗車停留場付近とホリデー第1ペア乗車停留場の付近に設けられたキッズエリア内と、ひらふ第1駐車場からキング第1A線・B線ペアに至るまでの間にマジックカーペットがある。駐車場とリフト乗車停留場の間に設けられているマジックカーペットについては、ゲレンデが駐車場よりも高い位置にあるため、利便性を高める目的で設置されている。

廃止したリフト
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リフト名定員路線長運転速度毎時輸送能力建設年月フード 最終営業年 廃止年備考
ニセコ高原第2A線1名不明不明不明1961年[8]なし 不明 不明1988年廃止、後にニセコ高原第2クワッド(現在のキング第2クワッド)に掛け替えられた
ニセコ高原第2B線2名不明不明不明1971年[8]なし 不明 不明同上
ニセコ高原第31名不明不明不明1967年[8]なし 不明 不明
ニセコ高原第4A線1名

2名[8]
不明不明不明1970年[8]なし 不明 2007年旧称:高原望羊リフト、1978年にペアリフト化
ニセコ高原第5(ホリデー第2?) 1名999m不明不明1973年[8]なし 不明 2006年エース第3ペア降車停留場付近の1000mヒュッテ内に、かつて当該リフトで使われていたリフト支柱番号標の1枚が展示されている。ホリデーは第2が欠番となっており、位置的にこのリフトがホリデー第2であると推定される
ニセコ高原第6A線1名不明不明不明1972年[8]なし 不明 不明ニセコ高原第6C線(後のキング第3トリプル、2016年4月廃止)が完成後、しばらく運行されていた後に廃止
キング第3トリプル3名1,186 m4.0 m/s1,800名1985年あり 2016年4月 2016年4月旧称:ニセコ高原第6C線、2016年4月で廃止[41]
ニセコアルペン第1A線1名不明不明不明1965年[8]なし 不明 不明アルペンセンターフォーリフト(後のエース第2クワッド)完成に伴い廃止
ニセコアルペン第1B線1名不明不明不明1976年[8]なし 不明 不明同上
エースファミリーペア2名598 m1.8 m/s1,200名1983年なし 2017年4月 2017年7月旧称:ニセコアルペン第1D線、2017年7月で廃止[40]
ニセコアルペン第2A線1名不明不明不明1967年[8]なし 不明 不明アルペンセンターフォーリフト(後のエース第2クワッド)完成に伴い廃止
ニセコアルペン第2B線1名不明不明不明1977年[8]なし 不明 不明同上
ニセコアルペン第3A線1名

2名
約430 m[注 2]1.8 m/s[注 2]600名

1,200名[注 2]
1971年[8]なし 不明 2007年後述参照
ホリデー第3(休止中?)1名991m1.6~1.8m/s?不明1982年[8]なし 不明 休止中旧称:ニセコ高原第6B線、2009年あたりから休止中となっており、2016年にゲレンデマップから削除された、しかし、まだ稼働することは可能で、作業用として使用していると考えられる。
ホリデー第1 1名 796m 不明 600名? 1978年 なし 2007年 2007年 旧称:高原第4B線 2007年にホリデー第1ペアに架け替えられる。
ヒラフゴンドラ(高原ゴンドラ) 4名 1878m 4.0m/s 1200名 1984年 2011年 2011年 2011年に8人乗りゴンドラへリニューアル、廃止後もセンターフォーのサマーゴンドラ営業の際に搬器が利用されていた。
エース第1ペア 2名 627 m 1.6 m/s? 678名 1981年[8] なし 2020年2月 2023年 旧称:ニセコアルペン第1C線、1987年に山頂が少し上部に延伸された。エースゴンドラ完成に伴い廃止
エース第2クワッド(センターフォー) 4名 1,719 m 4.0 m/s 1,800名 1985年 なし 2024年4月 2024年4月 旧称のアルペンセンターフォーより、センターフォーが別名として残る。2024年のシーズン終了をもって、同路線の10人乗りゴンドラへ架け替え[17]
キング第3クワッド 4名 1,356m 5.0m/s 2,400名 2016年 あり 2025年3月 2025年3月 2016年にキング第3トリプルから架け替え[41]、2025年3月31日をもって営業終了し、6人乗りフード付きクワッドに架け替えられる。電気設備等を他のリフト更新に流用予定。

ニセコアルペン第3A線リフトは当初1線のみのシングルリフト(アルペン第3リフトと呼称)として運行が開始され、後に平行してペアリフト(第3B線)が増設され、A・Bの2線体制での運用となる。その後1987年に滑車を増強し、搬器をペアリフトに換装してしばらくの間運用されていた[8]が、後に廃止となり、現在は第3B線がエース第3ペアと名称変更して運用されている。

スキーセンター・レストハウス・ヒュッテ

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マウンテンセンター

  • 〈1F〉チケットカウンター、インフォメーション、マウンテンセンターショップ、HIRAFU MARCHE(ヒラフマルシェ)
  • 〈2F〉レストラン&カフェ「タンタ・アン」、ニセコ高橋牧場(タンタ・アン内)

マウンテンセンターアネックス

  • 〈1F〉GOSNOWスノースクール(英語のみで行われるスキー・スノーボードスクール[42])受付、更衣室、コインロッカー、喫煙所
  • 〈2F〉ニセコ東急 グラン・ヒラフ レンタル アネックス店

2019年(令和元年)に、先に開業したマウンテンセンターと合わせてスキー場利用客の利便性向上を目的に建設・開業した[43][44].Base

  • 〈1F〉チケットカウンター、インフォメーション、ニセコ東急 グラン・ヒラフ レンタル .Base店、更衣室
  • 〈2F〉ニセコ東急グラン・ヒラフスキースクール、無料休憩所、BASE MOUNTAIN KIOSK(カフェ)

レストハウス エースヒル

  • レストラン、レストハウスエースヒル売店

前身は1972年(昭和47年)に同場所付近にて建設されたアルペン825ヒュッテで、ヒュッテ設置場所の標高が825mである事に由来する[45][12]。後にアルペンセンターヒュッテという名称で現在の建物に建て替えられ、ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフへの改称時に現在の名称となった。 ヒュッテ キングベル

  • レストラン、北からの贈り物(アイスクリームショップ)、ヒュッテキングベル ショップ

前身は1972年(昭和47年)に同場所付近にて建設されたニセコ高原ヒュッテ[45]、後の1983年(昭和58年)に着工して現在の建物となったものが見晴台ヒュッテという名称で1988年(昭和63年)にオープンし[45]、ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフへの改称時に現在の名称となった。 レストハウス エースヒルの前身となるアルペン825ヒュッテと同じく1972年(昭和47年)に建設された[45]。なお、2019 - 2020シーズンより休業中で、公式ウェブサイトからも記載が外されている。

グラン・ヒラフゆかりの鐘

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小助川翁の鐘[8][46][47][48][49]
札幌地方裁判所判事[注 3]北海学園大学教授などを歴任した小助川弦(97歳まで現役のスキーヤーとして活動)によって、遭難救助用の鐘として設置された。1971年(昭和46年)12月26日、小助川(当時80歳)が同スキー場での滑走中に負傷し、当時のサンモリッツリフト専務・永江勝郎をはじめとするスキー場関係者から手厚い救護を受けた。完治後、小助川から「スキー場の役に立ててほしい」と贈られた5万円の寄付金を基金として、1973年(昭和48年)1月に設置。遭難者が自身の位置を知らせるため、あるいは救助隊や1000mヒュッテの場所を遭難者に伝えるための合図として運用されていたが、安全祈願や記念に鳴らす鐘としても親しまれている。

ヌプリの鐘[8][47][50][51][52]
吉田茂首相秘書官や東京都内の空港グランドサービス(後のJALグランドサービス)社長などを歴任し、東京ニセコスキークラブを結成するなど同地に縁の深かった菱刈隆文1974年(昭和49年)に急逝。1977年(昭和52年)3月、菱刈の妻の富美が夫の遺志を継ぎ、遭難防止を願って倶知安町スキーパトロール赤十字奉仕団(日赤パトロール)へ寄贈した。名称はニセコアンヌプリにちなんで「ヌプリの鐘」と命名された。

初代の鐘は1983年(昭和58年)に腐食のため二代目に交代し、現在は麓の「ひらふ第1駐車場」およびウェルカムセンター横の日赤パトロール小屋前に、銘板「スキー安全の鐘」とともに展示されている(原則として打鐘不可)。2021年(令和3年)の日赤パトロール創立50周年記念式典では、記念として実際に鳴らされた。また二代目の鐘も、支柱を含めた老朽化により2020年(令和2年)8月に完全撤去された。現在は一般公開されておらず、ニセコ東急グラン・ヒラフの事務所にて保管されている。

#リフト中の「キング第4」画像左側には当時のヌプリの鐘の設置が確認できる。

宿泊施設

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綾ニセコ

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綾ニセコ
AYA NISEKO
綾ニセコ 外観(2022年3月撮影)
綾ニセコ 外観(2022年3月撮影)
ホテル概要
運営 東急リゾーツ&ステイ
部屋数 79室
駐車場 30台
開業 2016年12月15日[34]
最寄駅 倶知安駅
所在地 〒044-0080
北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条4丁目4-5
公式サイト 綾ニセコ 公式サイト
テンプレートを表示
  • 客室
    • アトリエ (20.11 m²)
    • スタジオ (47.24 m²)
    • 1.5ベッドルーム (69.44 m²)
    • 2ベッドルーム (85〜87 m²)
    • 3ベッドルーム (154〜156 m²)
    • レジデンス (225〜308 m²)
    • ペントハウス (277〜373 m²)
  • 館内施設
    • レセプション&コンシェルジュ
    • 温泉
    • スパ
    • ジム
    • ジンジャーレストラン
    • KIYOE Gallery Niseko
    • iGATE IKEUCHI
    • スキーバレー ※冬季のみ
    • ニセコキッズクラブ(託児所) ※冬季のみ
    • 多目的ルーム (120.2 m²) ※夏季のみ

過去に存在した宿泊施設

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ホテルニセコアルペン

「ホテルニセコアルペン」は、2023年(令和5年)3月31日をもって老朽化のために閉館・解体され、跡地にはコンドミニアムタイプの宿泊施設が建設されることが決定している[53][54][55][56]

ホテルニセコアルペン
HOTEL NISEKO ALPEN
ホテルニセコアルペン外観(2018年7月)
ホテルニセコアルペン外観(2018年7月)
ホテル概要
デベロッパー 東急不動産
運営 東急リゾーツ&ステイ
前身 アルペン山荘[8]
階数 地下2階 - 地上4階
部屋数 125室
開業 1986年12月7日[8]
閉業 2023年3月31日[53][54][55][56]
最寄駅 倶知安駅
所在地 〒044-0080
北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条4丁目5-18
公式サイト ホテルニセコアルペン 公式サイト
テンプレートを表示
  • 客室
    • デラックス和洋室(定員5名、48.0 m²)
    • ラージツイン(定員2名、33.0 m²)
    • 和洋室(定員4名、28.8 m²)
    • 洋室(定員2名、Aタイプ22.3 m²、Bタイプ24.3 m²)
    • 和室(定員8名、15畳)
    • アンヌプリスイートルーム(定員4名、94.0 m²)
    • ジュニアスイートルーム(定員2名、57.3 m²)
  • 温泉・リラクゼーション
    • 大浴場、露天風呂、サウナ
    • 岩盤浴
    • プール(25 m×5レーン)
  • レストラン
    • 食彩 比羅夫
    • レストラン スラローム
    • Sweets & Café
  • その他
    • ホテルニセコアルペンショップ(スーベニアコーナー、コンビニコーナー、スポーツギアコーナー)
    • カラオケコーナー
    • キッズルーム(冬季のみ)
四季ニセコ

「四季ニセコ」は2012年(平成24年)12月15日に開業。2016年(平成28年)に運営受託終了となり[16][57]、後の2018年(平成30年)にはハイアット・ホテルズ・コーポレーションが運営する「ハイアット ハウス ニセコ」にリブランドされ[58]、さらに2020年(令和2年)9月1日にはチャトリウムホテルス&レジデンスが運営する「チャトリウムニセコ」にリブランドされた[59][60]。なお、「四季ニセコ」の名は建物の名称および住所としては残されている。

四季ニセコ
SHIKI niseko
ホテル概要
運営 東急リゾートサービス
駐車場 48台
開業 2012年12月15日
閉業 2018年12月15日
最寄駅 倶知安駅
所在地 〒044-0081(営業当時、現在は「044-0080」)
北海道虻田郡倶知安町字山田190-4(営業当時、現在の住所は「ニセコひらふ1条3丁目2-3 四季ニセコ」)
テンプレートを表示
  • 客室(全室スイートタイプ)
    • ペントハウス
    • 3ベッドルームスイート
    • 2ベッドルームスイート
    • 1ベッドルームスイート
  • レストラン・ショップ
  • その他
    • フロントデスク
    • スキーロッカー
    • 共用ランドリー

夏のグラン・ヒラフ

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  • #ニセコ シエスタ
  • サマーゴンドラ
  • 自然情報室エコル
  • MTBダウンヒル&フロートレイル
  • ストライダー&電動自転車レンタル
  • BBQガーデン
  • 温泉

アクセス・駐車場

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このほか、ウインターシーズンにはニセコバスにより、ニセコアンヌプリ国際スキー場ニセコビレッジ・ニセコ東急 グラン・ヒラフ・ニセコHANAZONOリゾートの4スキー場間を結ぶ「ニセコユナイテッドシャトルバス」が運行され、通常運賃のほかにニセコ全山共通リフト券の有効ポイント(回数券)を1ポイント使って利用できるが、各種時間券・日券・シーズン券を持っている場合は無料で利用できる[62][63]

脚注

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注釈

  1. この箇所は、かつてコースに併設されていた「ニセコ高原第6A・B・C線リフト(第6C線は後のキング第3トリプル→キング第3クワッド)があったことから、今でも別名「第6の壁」と呼ばれることがある。
  2. 1 2 3 下写真(アルペン第3A・B線リフト改札口兼きっぷ売り場)中の看板に表記されている運転速度・搬器間隔・所要時間から参照および計算して推測。
  3. グランヒラフウェブサイト上では札幌高等裁判所判事と記載されているが、当記事では『倶知安町百年史』および小助川(1992)の記載内容で統一している。

出典

  1. スキー場”. 東急不動産. 2019年2月26日閲覧。
  2. ニセコユナイテッド”. 2016年2月21日閲覧。
  3. ニセコ地域における外国人の観光と投資状況に関する報告書(要約) (PDF). 日本貿易振興機構 北海道貿易情報センター (2006年1月). 2016年2月22日閲覧。
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参考資料

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関連項目

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外部リンク

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