ニコラス・ウォード (第2代バンガー子爵)
第2代バンガー子爵ニコラス・ウォード（英語: Nicholas Ward, 2nd Viscount Bangor、1750年12月5日洗礼 – 1827年9月11日）は、アイルランド貴族、政治家。
生涯[編集]
初代バンガー子爵バーナード・ウォードとアン・ブライ（Ann Bligh、1789年2月7日没、初代ダーンリー伯爵ジョン・ブライの娘）の息子として生まれ、1750年12月5日に洗礼を受けた[1]。1769年4月18日、オックスフォード大学クライスト・チャーチに入学した[2]。
1771年[3]から1776年までバンガー選挙区の代表としてアイルランド庶民院議員を務め、1781年5月20日に父が死去するとバンガー子爵の爵位を継承した[1]。しかし、第2代バンガー子爵は狂気に陥り、バンガー子爵の財産管理委員会（The Committees of his person and estates）は1785年4月11日にアイルランド貴族院の議決で借地契約の締結を許可された[1]。
1827年9月1日、生涯未婚のままキャッスル・ウォードで死去、弟エドワードの息子エドワード・サウスウェルが爵位を継承した[1][3]。
出典[編集]
- ^ a b c d Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary, eds. (1910). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Ab-Adam to Basing) (英語). Vol. 1 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. p. 413.
- ^ Foster, Joseph, ed. (1891). Alumni Oxonienses 1715-1886 (英語). Vol. 4. Oxford: University of Oxford. p. 1498.
- ^ a b "Bangor, Viscount (I, 1781)". Cracroft's Peerage (英語). 4 March 2008. 2019年10月19日閲覧。
| アイルランド議会 | ||
|---|---|---|
| 先代 バーナード・ウォード ジョン・ブラックウッド |
庶民院議員（バンガー選挙区選出） 1771年 – 1776年 同職：ジョン・ブラックウッド |
次代 ピアース・バトラー エドワード・ウォード |
| アイルランドの爵位 | ||
| 先代 バーナード・ウォード |
バンガー子爵 1781年 – 1827年 |
次代 エドワード・サウスウェル・ウォード |