ニコニコ堂

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株式会社ニコニコ堂
NikoNikoDo Co.,ltd.
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 熊本県熊本市
設立 1960年昭和35年)11月8日
2007年平成19年)2月25日消滅)
業種 不動産業
事業内容 不動産管理業
代表者 河喜多熊男(代表取締役社長)
特記事項:ゆめタウン熊本との合併直前の状況
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ロゴマーク入りの看板
(多良木店、現:ゆめマート
ニコニコドー店舗外観
荒尾市あらおシティモール内の店舗)

株式会社ニコニコ堂(ニコニコどう、英称:NikoNikoDo Co.,Ltd.)は、かつて熊本県熊本市に存在した企業。

概要[編集]

設立当初は衣料品店。かつての熊本におけるスーパーマーケットチェーンの中核企業であり、食品スーパー業態のニコニコドーを中心に展開していた。かつては大証2部(現物株は現在の東証2部)と福証に上場していた。

大手スーパーのダイエー(現在のイオン九州傘下)との業務提携も行っていたが、2002年平成14年)に民事再生法適用を申請して事実上倒産(この時点でダイエーとの業務提携を解消)。民事再生手続きにおいては広島市に本拠を置く同業のイズミがスポンサーとなり、ショッピングセンター4店舗をイズミの子会社であるゆめタウン熊本(元々山口県のSCゆめタウン長府の運営会社「長府商業開発」が改称したもの)に営業譲渡、翌年には「ニコニコドー」の商標と同屋号の店舗をイズミの設立した受け皿企業であるゆうあいマート(現・ゆめマート)に営業譲渡して、以後は不動産管理業を営む企業として存続していた。

2007年平成19年)2月25日付でニコニコ堂はゆめタウン熊本に吸収合併され、解散した(後にゆめタウン熊本はイズミ本体に吸収合併されている)。

沿革[編集]

  • 1960年(昭和35年)11月8日 - 会社設立。
  • 1994年(平成6年)12月21日 - 株式上場。
  • 2000年(平成12年)12月 - ダイエーと業務提携。
  • 2002年(平成14年)
    • 4月9日 - 民事再生手続きを申し立て。
    • 6月11日 - ダイエーとの業務提携を解消。
    • 7月1日 - すずかけ台店、下南部店、渡瀬店、八幡店を閉鎖、再生手続き開始後10店目。
    • 7月8日 - 業務提携先のイズミからの50億の資金援助と熊本の3店舗、佐賀の鳥栖、計4店舗の譲渡を発表。
  • 2003年(平成15年)
    • 4月17日 - 中小型店を運営する新会社「株式会社ゆうあいマート」の概要を発表。
    • 7月25日 - ニコニコ堂の残存23店舗を引き継ぐ新会社ゆうあいマート設立。
    • 10月1日 - ニコニコドーの営業をゆうあいマートへ移行、社員も転籍。当社は不動産管理会社となる。
  • 2007年(平成19年)2月25日 - 債務弁済がほぼ片づいてきたため、イズミの関連会社であるゆめタウン熊本に吸収合併し、解散。

かつて存在した店舗[編集]

※▲はニコニコドーからニコニコドースーパーバリューになり、後にニコニコドーの名称に戻った店舗。
※×は解体された店舗。
※ビッグウェイは、旧ニコニコドーグループのディスカウントストア。生鮮品の取り扱いはなし。
ゆめマートも参照のこと。

熊本県[編集]

  • クリスタルモールはません(熊本市) → ゆめタウンはません
  • ビッグウェイはません店(熊本市)※ クリスタルモールはません内に入っていたがニコニコドー時代に撤退
  • サンピアンシティーモール(熊本市) → ゆめタウンサンピアン
  • あらおシティモール(荒尾市) → ゆめタウンあらお
  • 荒尾店・ビッグウェイ荒尾店×(荒尾市)※ あらおシティモール内開店に伴い、移転のためニコニコドーは閉店。 ビッグウェイはその後も旧ニコニコドーフロアにまで拡張して営業を続けていたが約1年後に閉店し閉鎖。長い間建物はそのままにされていたが解体され、現在は駐車場跡を含め住宅地へ、旧入口は拡張・延長され市道となっている。
  • 上熊本店(熊本市) → ドン・キホーテパウ上熊本
  • 鏡店×(八代郡鏡町<現:八代市>) → 建物解体
  • 城東店(熊本市) → イワサキグループエース並木坂店
  • 天水店(玉名郡天水町<現・玉名市>)※ ニコニコドースーパーバリュー天水店として開店 → ニコニコドー天水店 → ホームセンターサンコー天水店 → ホームセンターダイキ天水店
  • 東町店(熊本市) → じじや(居酒屋) → 九州すし市場(回転寿司)
  • 下南部店(熊本市) → エブリワン下南部店
  • 渡瀬店▲(熊本市) → ドラッグイレブン帯山店
  • 近見店×(熊本市)→ 衣料部に変更 → 熊本ゼミナール近見校 → リニューアルピアノ専門店「ピアノタウン熊本南」(大谷楽器近見教室)→2015年6月に解体開始。
  • 飽田店(熊本市)
  • 島崎店(熊本市)
  • 八幡店×▲(熊本市) → ドラッグストアコスモス川尻店→2012年下期に閉店後、解体。跡地には、ファミリーマート
  • 託麻店(熊本市) → ニコニコドー研修センター → スーパードラッグコスモス託麻店
  • 田迎店▲(熊本市) → イワサキグループエース田迎店
  • 萩原店×(熊本市)→ ドラッグストアコスモス田迎店 ※ 2008年平成20年)建替えに伴い解体
  • 新土河原店(熊本市)→業務用製品卸店「ラップス熊本」。
  • 江津2号店衣料部(熊本市)※現・江津店の道を挟んだ向かい側 → 同仁堂(1F・ドラッグストア)・歯科、美容室(2F)→ミーツ江津ゆめマート別棟店
  • すずかけ台店▲(菊池郡菊陽町
  • 阿蘇店(阿蘇町<現・阿蘇市>)※国道57号線沿いに存在した。
  • 内牧店(阿蘇郡阿蘇町<現・阿蘇市>)
  • NEXT店(阿蘇町<現・阿蘇市>)※衣料品のみ
  • 大津店(菊池郡大津町
  • 大津店衣料品部(菊池郡大津町)
  • 小川店×(下益城郡小川町<現・宇城市小川町>) → 建物解体 → セブン-イレブン
  • 野原店(荒尾市)→ 建物解体 → エブリワン野原店
  • 健軍店×(熊本市) → 建物解体 → パチンコ店
健軍商店街(現 ピアクレス)の中にあり、当時マルショク健軍店(のちにサンリブ健軍店)とユニード健軍店(のちにダイエー健軍店となり閉鎖)のライバル店だった。
  • 東野店×(熊本市) → 地場スーパー → 地場スーパー → 建物解体 → ローソン熊本東野三丁目店
  • 南熊本店× (熊本市) → 建物解体→ Actyくまもと

福岡県[編集]

佐賀県[編集]

  • 鳥栖シティモール(鳥栖市) → ゆめタウン鳥栖 → スーパーセンターイズミ鳥栖店

長崎県[編集]

  • ビッグウェイ大村店(大村市)→ ニコニコドー大村店 → ゆめタウン大村(ゆめタウン受け皿店舗であったが僅か数カ月で閉店) → エレナ大村中央店+ナフコ南大村店

企業スポーツ[編集]

ニコニコ堂は熊本のいちローカルスーパーマーケットチェーンだったが、かつて女子陸上競技部を有していたことで全国的にも知られる存在だった。地元熊本出身の岡田正裕(現・拓殖大学陸上競技部監督)が監督に就任して以降実力をつけ、松野明美ソウルオリンピック女子1万メートル代表)らの台頭もあって、全日本実業団対抗女子駅伝競走大会でも第10回大会(1990年平成2年))の3位を始め上位入賞の経歴を持っている。

また、社会人野球部・ラグビー部も保有しており、野球部には佐伯真貴(元・熊本ゴールデンラークスコーチ兼捕手)やビクトル・メサ2013年WBCキューバ代表監督)らが、ラグビー部には藤井雄一郎(現・福岡サニックスブルース部長兼監督)らが所属していた。

関連項目[編集]