ニコチンアミド

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ニコチンアミド
識別情報
CAS登録番号 98-92-0 チェック
PubChem 936
ChemSpider 911 チェック
UNII 25X51I8RD4 チェック
EC番号 202-713-4
KEGG D00036 チェック
ChEMBL CHEMBL1140 チェック
特性
化学式 C6H6N2O
モル質量 122.12 g mol−1
融点

128-131 °C

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

ニコチンアミド(nicotinamide、Nam)は、ニコチン酸(ビタミンB3/ナイアシン)のアミドである。ニコチンアミドは水溶性ビタミンで、ビタミンB群の一つである。この他、ナイアシンアミド(niacinamide)、もしくはニコチン酸アミド(nicotinic acid amide)とも呼ばれている。

解説[編集]

ナイアシンとしても知られるニコチン酸はin vivoでニコチンアミドから変換されるがビタミンとしての機能はそれぞれ全く同じである。しかしニコチンアミドには、偶発的ナイアシン変化による薬理学的毒性効果はない。したがって、ニコチンアミドはコレステロールを還元せず、皮膚の紅潮も引き起こさない[1]

細胞では、ナイアシンはNADNADPから組み込まれるが、ニコチンアミドとニコチン酸のその経路は非常に似ている。NAD+とNADP+は、酵素的酸化還元反応において広く用いられる補酵素である[2]

摂取障害[編集]

過剰症
大人がニコチンアミドを一日に3g以上摂取すると肝臓毒性を引き起こす可能性がある[3]
欠乏症
ペラグラ症を発症する[4]

出典[編集]

  1. ^ Jacenollo, P. (1992). Niacin versus niacinamide
  2. ^ Belenky P; Bogan KL, Brenner C (2007年). “NAD+ metabolism in health and disease”. Trends Biochem. Sci. 32 (1): 12–9. doi:10.1016/j.tibs.2006.11.006. PMID 17161604. http://www.dartmouth.edu/~brenner/belenky07a.pdf 2007年12月23日閲覧。. 
  3. ^ Knip M, Douek IF, Moore WP, et al. (2000年). “Safety of high-dose nicotinamide: a review”. Diabetologia 43 (11): 1337–45. doi:10.1007/s001250051536. PMID 11126400. 
  4. ^ 一ノ宮愛、西本勝太郎、ペラグラの1例 日本臨床皮膚科医会雑誌 33巻 (2016) 4号 p.477-482, doi:10.3812/jocd.33.477

関連項目[編集]

外部リンク[編集]