ナンド・デ・コロ

ナンド・デ・コロ
*Nando de Colo*
	アスヴェル・バスケットでのデ・コロ; （2025年）
アスヴェル・バスケット No.12
ポジション	PG / SG
所属リーグ	LNB; ユーロリーグ
基本情報
フランス語	Nando de Colo
国籍	フランス
生年月日	1987年6月23日（38歳）
出身地	ノール＝パ・ド・カレー地域圏; パ＝ド＝カレー県サント＝カトリーヌ
身長	196cm (6 ft 5 in)
体重	91kg (201 lb)
キャリア情報
出身	ショレ・バスケット
NBAドラフト	2009年 / 2巡目 / 全体53位[1]
	サンアントニオ・スパーズから指名
プロ選手期間	2006年–現在
選手経歴
2006-2009; 2009-2012; 2012-2014; 2012-2014; 2014; 2014-2019; 2019-2022; 2022-	ショレ・バスケット; バレンシアBC; サンアントニオ・スパーズ; →オースティン・トロス; トロント・ラプターズ; PBC CSKAモスクワ; フェネルバフチェ・ベコ; アスヴェル・バスケット
受賞歴
	2× ユーロリーグチャンピオン (2016, 2019); ユーロリーグMVP (2016); ユーロリーグファイナルフォーMVP (2016); 3× オールユーロリーグファーストチーム (2016–2018); 3× オールユーロリーグセカンドチーム (2015, 2019, 2021); ユーロリーグ得点王 (2016); 7× ユーロリーグ50–40–90クラブ (2015–2021); 2× ユーロリーグフリースロー成功率1位 (2011, 2017); ユーロリーグ2010–2020オールディケイドチーム (2020); ユーロリーグ25周年記念チーム (2025); ユーロカップ優勝 (2010); オールユーロカップファーストチーム (2010); 5× ユナイテッド・リーグチャンピオン (2015–2019); 3× ユナイテッド・リーグMVP (2015, 2016, 2018); 5× オールユナイテッド・リーグファーストチーム (2015–2019); ユナイテッド・リーグプレーオフMVP (2017); ユナイテッド・リーグ殿堂入り (2021); 6× ロシアリーグ（英語版）チャンピオン (2014-2019); BSLチャンピオン (2022); LNBシーズンMVP (2008); 3× LNBオールスター (2007, 2008, 2024); LNBオールスターゲームMVP (2007); オールLNBチーム (2023); LNB最成長選手賞 (2008);
	Stats Basketball-Reference.com
	Stats NBA.com
代表歴
キャップ	フランス
獲得メダル
フランス
オリンピック
FIBAワールドカップ
ユーロバスケット

ナンド・デ・コロ（Nando de Colo、1987年 6月23日 - ）は、フランスのノール＝パ・ド・カレー地域圏パ＝ド＝カレー県サント＝カトリーヌ (パ＝ド＝カレー県)出身のプロバスケットボール選手。身長196cm、体重91kg。ポジションはポイントガードまたはシューティングガード。フランスプロリーグのショレ・バスケットでプロデビューし、NBAのサンアントニオ・スパーズ、トロント・ラプターズでプレー経験がある。

来歴

2006年から2009年まで、フランスプロリーグのショレ・バスケットでプレーし、2009年のNBAドラフトでスパーズから全体の53位指名を受けたが、その年には契約をせず、スペイン男子プロバスケットボールリーグ1部ACBのバレンシアBCに所属し2012年までプレーした。2012年オフに、スパーズと契約し入団した^[1]。 2014年2月20日、オースティン・デイとのトレードで、トロント・ラプターズに移籍した。

CSKA モスクワ

2014年7月9日にPBC CSKAモスクワと3年契約し^[2]^[3]、2015年5月、オール・ユーロリーグ・セカンド・チームに選出され^[4]、2016年にはユーロリーグチャンピオンとなり、2016年のユーロリーグMVPとユーロリーグ・ファイナル・フォーMVPを獲得している^[5]^[6]^[7]。 2016年6月15日、新たな3年契約を結んだ^[8]。2016年の全欧プレーヤーオブザイヤーにも選ばれている^[9]。

代表歴

2010年世界選手権、2012年ロンドンオリンピック、2016年リオデジャネイロオリンピックに出場している。

個人成績

略称説明
GP	試合数	GS	先発出場試合数	MPG	平均出場時間
FG%	フィールドゴール成功率	3P%	スリーポイント成功率	FT%	フリースロー成功率
RPG	平均リバウンド数	APG	平均アシスト数	SPG	平均スティール数
BPG	平均ブロック数	PPG	平均得点	PIR	パフォーマンス指数
太字	キャリアハイ		リーグリーダー		優勝シーズン

NBA

レギュラーシーズン

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2012–13	SAS	72	6	12.8	.436	.378	.795	1.9	1.9	.6	.1	3.8
2013–14	SAS	26	3	11.6	.452	.323	.818	1.7	1.2	.6	.1	4.3
2013–14	TOR	21	0	9.2	.367	.364	1.000	1.3	1.6	.3	.1	3.1
通算		119	9	11.9	.429	.363	.835	1.8	1.7	.5	.1	3.8

プレーオフ

シーズン	チーム	GP	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG
2013	SAS	5	2.8	.250	.000	1.000	.8	.4	.0	.0	.8
2014	TOR	1	4.0	---	---	---	1.0	.0	.0	.0	.0
通算		6	3.0	.250	.000	1.000	.8	.3	.0	.0	.7

ユーロリーグ

シーズン	チーム	GP	GS	MPG	FG%	3P%	FT%	RPG	APG	SPG	BPG	PPG	PIR
2010–11	バレンシアBC	19	19	21.5	.335	.276	.957*	2.6	1.6	1.4	.2	10.1	8.2
2014–15	PBC CSKAモスクワ	28	10	24.4	.493	.471	.920	3.2	3.1	1.3	.0	14.4	16.6
2015–16		27	27	27.7	.526	.460	.908	3.6	5.0	1.1	.1	19.4*	24.3*
2016–17		28	23	27.1	.516	.426	.959*	2.9	3.9	1.0	.0	19.1	20.8
2017–18		32	15	27.1	.542	.492	.950	2.3	3.7	1.3	.1	16.7	18.9
2018–19		34	24	24.3	.500	.431	.946	2.5	3.4	.9	.0	14.7	16.4
2019–20	フェネルバフチェ・ベコ	24	17	28.7	.576	.400	.956	3.0	3.0	.6	.0	15.9	16.5
2020–21		32	31	27.5	.516	.403	.936	3.2	3.9	1.4	.0	15.8	18.8
2021–22		21	5	22.1	.478	.316	.871	2.2	3.8	1.3	.2	11.9	14.1
2022–23	アスヴェル・バスケット	29	24	23.7	.477	.411	.917	2.6	3.5	1.0	.0	13.8	15.5
2023–24	アスヴェル・バスケット	21	3	21.9	.418	.380	.877	1.8	4.1	1.1	.0	12.1	13.7
通算		295	179	25.2	.494	.413	.930	2.7	3.6	1.1	.1	15.2	17.1

フランス代表

大会	出場試合数	PPG	RPG	APG
2009年バスケットボール男子欧州選手権	9	7.3	1.9	1.2
2010年バスケットボール世界選手権	6	8.8	1.8	2.2
2011年バスケットボール男子欧州選手権	11	6.5	2.1	0.9
2012年ロンドンオリンピック	6	7.0	2.7	2.3
2013年バスケットボール男子欧州選手権	11	7.4	2.1	1.1
2015年バスケットボール男子欧州選手権	9	13.1	5.2	3.7
2016年リオデジャネイロオリンピック	6	14.7	2.5	2.5

脚注

^ “Spurs Sign Nando De Colo”. spurs.com NBA. 2012年7月14日閲覧。
^ “CSKA Moscow snags De Colo on two-year deal”. Euroleague.net (2014年7月9日). 2014年7月11日閲覧。
^ “Nando De Colo has become the first Frenchman in CSKA history”. cskabasket.com (2014年7月9日). 2014年7月11日閲覧。
^ “All-Euroleague First and Second Teams announced”. euroleague.net 2015年5月8日閲覧。
^ “2015–16 Alphonso Ford Top Scorer Trophy: Nando De Colo, CSKA Moscow”. Euroleague.net. (2016年5月3日) 2016年5月3日閲覧。
^ “2015–16 Euroleague MVP: Nando De Colo, CSKA Moscow”. Euroleague.net (2016年5月12日). 2016年5月16日閲覧。
^ “De Colo celebrates title as Final Four MVP”. Euroleague.net. (2016年5月16日) 2016年5月15日閲覧。
^ “Nando De Colo signed new contract with CSKA”. cskabasket.com. (2016年6月15日) 2016年6月15日閲覧。
^ [*Eurobasket.com European Awards - 2016 Men Basketball.]

外部リンク

ナンド・デ・コロの通算成績と情報 NBA、NBA日本、Basketball-Reference、Basketball-Reference (G League)、ESPN、Eurobasket、RealGM
ACB.com-ナンド・デ・コロ- （スペイン語）
ProA-ナンド・デ・コロ- （フランス語）
NBAドラフト・エクスプレス-ナンド・デ・コロ- （英語）

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[1] “Spurs Sign Nando De Colo”. spurs.com NBA. 2012年7月14日閲覧。

[2] “CSKA Moscow snags De Colo on two-year deal”. Euroleague.net (2014年7月9日). 2014年7月11日閲覧。

[3] “Nando De Colo has become the first Frenchman in CSKA history”. cskabasket.com (2014年7月9日). 2014年7月11日閲覧。

[4] “All-Euroleague First and Second Teams announced”. euroleague.net 2015年5月8日閲覧。

[5] “2015–16 Alphonso Ford Top Scorer Trophy: Nando De Colo, CSKA Moscow”. Euroleague.net. (2016年5月3日) 2016年5月3日閲覧。

[6] “2015–16 Euroleague MVP: Nando De Colo, CSKA Moscow”. Euroleague.net (2016年5月12日). 2016年5月16日閲覧。

[7] “De Colo celebrates title as Final Four MVP”. Euroleague.net. (2016年5月16日) 2016年5月15日閲覧。

[8] “Nando De Colo signed new contract with CSKA”. cskabasket.com. (2016年6月15日) 2016年6月15日閲覧。

[9] [*Eurobasket.com European Awards - 2016 Men Basketball.]

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[9]

サンアントニオ・スパーズ2012-2013年シーズンのデプス
'2012年レギュラーシーズン序盤のデプス
ポジション	スターター	2nd.	3rd.	控え (inactive)
PG:ポイントガード	トニー・パーカー	ゲイリー・ニールマヌ・ジノビリ 6th man	パトリック・ミルズ	コーリー・ジョセフ
SG:シューティングガード	ダニー・グリーン	ゲイリー・ニールマヌ・ジノビリ 6th man	ナンド・デ・コロ
SF:スモールフォワード	クワイ・レナード	スティーブン・ジャクソン
PF:パワーフォワード	ティム・ダンカン	マット・ボナー
C:センター	ボリス・ディアウ	ティアゴ・スプリッター	デュワン・ブレア
'2012年レギュラーシーズン終盤のデプス
ポジション	スターター	2nd.	3rd.	控え (inactive)
PG:ポイントガード	トニー・パーカー	ナンド・デ・コロゲイリー・ニール 6th man	コーリー・ジョセフパトリック・ミルズ
SG:シューティングガード	ダニー・グリーン	ナンド・デ・コロゲイリー・ニール 6th man	コーリー・ジョセフパトリック・ミルズ	マヌ・ジノビリ(故障)
SF:スモールフォワード	クワイ・レナード	スティーブン・ジャクソン(4月退団)
PF:パワーフォワード	ティム・ダンカン	マット・ボナー		ボリス・ディアウ(故障) 2012公式サイトスタッツ
C:センター	ティアゴ・スプリッター	デュワン・ブレア	アロン・ベインズ	ボリス・ディアウ(故障) 2012公式サイトスタッツ
'2013年プレイオフのデプス
ポジション	スターター	2nd.	3rd.	控え (inactive)
PG:ポイントガード	トニー・パーカー	コーリー・ジョセフゲイリー・ニールマヌ・ジノビリ 6th man	パトリック・ミルズ	ナンド・デ・コロボリス・ディアウ (1stラウンド故障欠場) ティアゴ・スプリッター (2ndラウンド故障欠場) アロン・ベインズ
SG:シューティングガード	ダニー・グリーン	コーリー・ジョセフゲイリー・ニールマヌ・ジノビリ 6th man	パトリック・ミルズ
SF:スモールフォワード	クワイ・レナード	ボリス・ディアウマット・ボナー	トレイシー・マグレディ
PF:パワーフォワード	ティム・ダンカン
C:センター	ティアゴ・スプリッター		デュワン・ブレア

サンアントニオ・スパーズ2013-2014シーズンのデプス
'2013年レギュラーシーズン前半のデプス
ポジション	スターター	2nd.	3rd.	控え (inactive)
PG:ポイントガード	トニー・パーカー	パトリック・ミルズマヌ・ジノビリ 6th man	コーリー・ジョセフナンド・デ・コロ
SG:シューティングガード	ダニー・グリーン	パトリック・ミルズマヌ・ジノビリ 6th man	コーリー・ジョセフナンド・デ・コロ
SF:スモールフォワード	クワイ・レナード	マルコ・ベリネリ
PF:パワーフォワード	ティム・ダンカン	マット・ボナー	ジェフ・エイアーズ
C:センター	ティアゴ・スプリッター	ボリス・ディアウ	アロン・ベインズ
'2013年レギュラーシーズン後半のデプス
ポジション	スターター	2nd.	3rd.	控え (inactive)
PG:ポイントガード	トニー・パーカー	パトリック・ミルズマヌ・ジノビリ 6th man	コーリー・ジョセフ
SG:シューティングガード	ダニー・グリーン	パトリック・ミルズマヌ・ジノビリ 6th man	コーリー・ジョセフ
SF:スモールフォワード	クワイ・レナード	マルコ・ベリネリ	オースティン・デイ
PF:パワーフォワード	ティム・ダンカン	マット・ボナー	ジェフ・エイアーズ
C:センター	ティアゴ・スプリッター	ボリス・ディアウ	アロン・ベインズ
'2014年プレーオフのデプス
ポジション	スターター	2nd.	3rd.	控え (inactive)
PG:ポイントガード	トニー・パーカー	パトリック・ミルズマヌ・ジノビリ 6th man	コーリー・ジョセフ
SG:シューティングガード	ダニー・グリーン	パトリック・ミルズマヌ・ジノビリ 6th man	コーリー・ジョセフ
SF:スモールフォワード	クワイ・レナード	マルコ・ベリネリ	ジェフ・エイアーズアロン・ベインズマット・ボナー	ダミオン・ジェームズ
PF:パワーフォワード	ティム・ダンカン	ボリス・ディアウ		オースティン・デイ
C:センター	ティアゴ・スプリッター	ボリス・ディアウ		オースティン・デイ

表話編歴ユーロリーグファイナル4MVP
1980年代	1988 ボブ・マカドゥー 1989 ディノ・ラジャ
1990年代	1990 トニー・クーコッチ 1991 トニー・クーコッチ 1992 プレドラグ・ダニロビッチ（英語版） 1993 トニー・クーコッチ 1994 ザーコ・パスパリ（英語版） 1995 アルヴィーダス・サボニス 1996 ドミニク・ウィルキンス 1997 デビッド・リバース（英語版） 1998 ゾラン・サヴィッチ（英語版） 1999 タイアス・エドニー（英語版）
2000年代	2000 ゼリコ・レブラカ（英語版） 2001 マヌ・ジノビリ＆アリエル・マクドナルド（英語版） 2002 デヤン・ボディロガ 2003 デヤン・ボディロガ 2004 アンソニー・パーカー 2005 シャルーナス・ヤシケヴィチュス 2006 セオドロス・パパルーカス 2007 ディミトリオス・ディアマンティディス 2008 トラジャン・ラングドン 2009 ヴァシレイオス・スパヌリス
2010年代	2010 フアン・カルロス・ナバーロ 2011 ディミトリオス・ディアマンティディス 2012 ヴァシレイオス・スパヌリス 2013 ヴァシレイオス・スパヌリス 2014 タイリース・ライス（英語版） 2015 アンドレス・ノシオーニ 2016 ナンド・デ・コロ 2017 エクペ・ウドー 2018 ルカ・ドンチッチ 2019 ウィル・クライバーン（英語版）
2020年代	2020 受賞者なし 2021 バシリエ・ミチッチ 2022 バシリエ・ミチッチ 2023 エディ・タバレス 2024 コスタス・スロウカス（英語版）

来歴