ナリス化粧品

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株式会社ナリス化粧品
Naris Cosmetics Co.,ltd.
種類 株式会社
略称 ナリス
本社所在地 日本の旗 日本
553-0001
大阪府大阪市福島区海老江一丁目11番17号
北緯34度42分3.1秒 東経135度28分32.2秒 / 北緯34.700861度 東経135.475611度 / 34.700861; 135.475611座標: 北緯34度42分3.1秒 東経135度28分32.2秒 / 北緯34.700861度 東経135.475611度 / 34.700861; 135.475611
設立 1932年4月
業種 化学
法人番号 9120001035958 ウィキデータを編集
事業内容 化粧品製造・販売・通信販売・訪問販売・外食業
代表者 代表取締役社長 村岡弘義
資本金 16億156万9000円
売上高 203億7517万1000円
(2023年3月期)[1]
営業利益 6億2298万5000円
(2023年3月期)[1]
経常利益 7億5756万9000円
(2023年3月期)[1]
純利益 1億7634万6000円
(2023年3月期)[1]
総資産 274億3655万9000円
(2023年3月期)[1]
従業員数 690名(2019年3月末・連結)
主要子会社 ナリスアップコスメティックス
ナリスウォーターシステム
ナリスコスメティックフロンティア他
外部リンク https://www.naris.co.jp/
https://journalbynaris.jp/
https://www.naris-online.jp/
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株式会社ナリス化粧品(ナリスけしょうひん)は、大阪府大阪市福島区海老江に本社を置く訪問販売を販売形態とする大手化粧品メーカーである。

コーポレート・スローガンは「美しさを科学する」。「ナリス」の名称は、英語の「Nourishment」(滋養を与える)が由来である。

沿革[編集]

  • 1932年4月 - 創業
  • 1936年- 自社ブランドの「ナリス」の化粧品製造販売を開始
  • 1945年代 - ふき取り用化粧水「コンク」の開発
  • 1955年代 - 消して描く「マーブルメーキャップ」理論を開発
  • 1967年 - 兵庫県三木市に工場竣工。同時に研修センターを開設
  • 1974年 - ヨーロッパのエステティク美容導入
  • 1975年 - 本社ビル竣工(現・大阪ビル)
  • 1978年 - 新工場を竣工
  • 1983年 - 通信販売事業を開始。
  • 1986年 - 店販事業を開始。
  • 1990年 - 福岡ビル竣工
  • 1992年 - 創業60周年 本社を移転
  • 2004年 - 「アクメディカ薬用アクネクリアジェル」の外部の被包に承認を受けていない効能効果を表現していたため、自主回収を実施[2]
  • 2005年 - 「ナリスグロリアートIフォルムネックUV」ほか多数の製品について液漏れしているとの顧客クレームがあったため、調査したところ、中栓の一部に成型不良品が混入したためと判明、自主回収を実施[3]
  • 2013年 - 「バランティクスコルネオバランサーII」に別の製品である「バランティクスコルネオバランサーI」の中身を充てんしたことが判明したため、自主回収[4]
  • 2019年 - 兵庫工場敷地内に新工場を竣工
  • 2021年 - 有価証券報告書のEDINETでの開示を停止[5]、経営の透明性が後退
  • 2023年 - 有価証券報告書(2014年~2021年)に記載した取締役3名(林正範・伊藤健司・西田隆一の各氏)の入社前の経歴が誤っていたとして、大量の訂正有価証券報告書をEDINETにて提出するも、従来記載されていた経歴が抹消されただけで、真の経歴はほとんど伏せられ、不透明となっている[5]

スポンサー番組[編集]

過去の提供番組[編集]

スポットCM、その他広告[編集]

  • 2012年、関東などでは朝の時間帯に「ナリスビューティスタジオデ・アイム」がスポットCMで流れていた。2013年も同様だった。
  • その他、東京都内で企業名を屋外広告として新大久保駅前のビル屋上などに大型看板として出していたが、上記の理由で現在は撤退している。また、三交百貨店伊勢店にも屋外広告があった。但し、2014年時点では沖縄那覇市国際通りのビルの屋上に看板広告がある。

CMタレント[編集]

現在
過去

脚注[編集]

注釈[編集]

  1. ^ 2016年10月より

出典[編集]

外部リンク[編集]