ナポリピッツァ

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ナポリピッツァの一つ「マルゲリータ」

ナポリピッツァは、イタリア料理ピザの一種。イタリア語では Napoli Pizzaや、Pizza Napoletanaと表記する。

文字通りナポリピザと言う意味だが、ナポリでは伝統的なピザの材料や製造方法が「真のナポリピッツァ協会(Associazione Verace Pizza Napoletana)」と「ナポリピッツァ職人協会(Associazione Pizzaiuoli Napoletani)」により定められている。日本でもナポリピッツァの専門レストランなどがある。

ナポリピッツァの特徴のひとつに、コルニチョーネがある。コルニチョーネはピザの縁の部分のことで、ナポリピッツァでは厚く、空気が熱で膨張して風船のように膨らむ。

種類[編集]

イタリア政府は次の3種類と定義している。厳密には直径35cm以下、トッピングがナポリ郊外産であることが条件。ピッツアイオーロと呼ばれるピザ焼き職人が現地に約3000人いる[1]

トマトモッツァレッラチーズバジリコ(バジル)。この名称は、マルゲリータ王妃にちなんでいる。王妃が、バジルの緑、モッツァレッラチーズの白、トマトソースの赤がイタリアの国旗(三色旗)を表しているようだとして、いたく気に入ったことが由来と言われている。
  • マルゲリータ・エクストラ
モッツァレッラチーズを、水牛から絞った乳で作ったものを使う。
トマト、ニンニクオレガノ

プルチネッラの看板[編集]

真のナポリピッツァ協会に認定されたピッツェリアには、ナポリの道化師であるプルチネッラがピザを焼いている看板が掲げられている。

世界無形文化遺産への登録[編集]

ナポリピッツァの生地は、手で回して円形状に広げて作るラウンドピッツァである。イタリアは、ナポリのピッツァイオーロ(ピッツァ焼き職人)の技を世界無形文化遺産に登録することを目指してユネスコに申請を行っていたが、2017年12月7日登録された[2]

脚注[編集]

  1. ^ ナポリピザ職人の技、無形遺産に/生地クルクル 世界の技『読売新聞』朝刊2017年12月15日(国際面)
  2. ^ ナポリの街はお祝いムード、ピザ職人技が無形文化遺産に AFP(2017年12月8日)2017年12月14日閲覧

関連項目[編集]