ナチョ・リブレ 覆面の神様
| ナチョ・リブレ 覆面の神様 | |
|---|---|
| Nacho Libre | |
| 監督 | ジャレッド・ヘス |
| 脚本 |
ジャレッド・ヘス ジェルーシャ・ヘス マイク・ホワイト |
| 製作 |
ジャック・ブラック デヴィッド・クローワンズ ジュリア・ピスター マイク・ホワイト |
| 製作総指揮 | スティーヴ・ニコライデス |
| 出演者 | ジャック・ブラック |
| 音楽 | ダニー・エルフマン |
| 撮影 | ハビエル・ペレス・グロベット |
| 編集 | ビリー・ウェバー |
| 製作会社 | ニコロデオン・ムービーズ |
| 配給 | パラマウント映画 |
| 公開 |
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| 上映時間 | 92分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 英語 |
| 製作費 | $35,000,000[1] |
| 興行収入 |
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『ナチョ・リブレ 覆面の神様』(Nacho Libre)は、2006年に公開されたアメリカ合衆国のコメディ映画。ジャック・ブラック主演。
ストーリー
[編集]イグナシオは、自分も育てられたオアハカの修道院付属の孤児院で働く修道士で、炊事係も務めている。彼はルチャドール(メキシコスタイルのプロレスラー)になることを夢見ているが、レスリングは虚栄の罪とされ、修道院では固く禁じられていた。イグナシオは孤児たちを深く思いやっているものの、資金不足のため満足な食事を与えることができずにいる。自分を厄介者扱いする修道僧や神父の冷たい仕打ちもある。また、最近孤児院に赴任してきた美しい修道女エンカルナシオンに対する自分の想いにも悩んでいた。ある夜、イグナシオは路上強盗に遭い、ある商店から孤児院用に特別に分けて貰っているトルティーヤチップスの袋を奪われてしまう。修道院へ戻る途中、彼は憧れの存在である金色のマスクをかぶった巨体のチャンピオン・ルチャドール、ラムセスが通りでサインに応じ、パパラッチに囲まれている場面を目撃する。また同時に、アマチュアのタッグマッチの大会開催のチラシも目にする。
翌日、昼食の配食時に大失敗をしたことをきっかけに、イグナシオはついに修道院の規則を破る決意をする。夢を叶え、同時に孤児院のための資金を稼ぐため、密かにルチャドールとして活動することにしたのだ。彼は自分を襲った路上強盗、無神論者のスティーブンを見つけ出し、勝てば賞金を分け合うと約束してタッグを組むよう説得する。2人はタッグパートナーとして、チラシにあった大会に参加し、イグナシオは正体を隠すため「ナチョ」と名乗り、痩せているスティーブンは「エスケレート(骸骨)」というリングネームを使う。
2人は最初の試合で敗北するが、ルチャドールは勝敗に関係なく興行収入の一部を受け取れるため、報酬は支払われる。2人に対する観客の反応も良かったことから、2人は再び試合に出る気になる。以後、毎週のように試合を重ね、イグナシオは稼いだ金を孤児たちの生活改善に使うが、なかなか勝てないことに苛立ちを募らせる。海辺の崖の上にある海鷲の巣にある卵を生で食べれば力が得られるというまじない師の助言を受けてそれを試みるが、効果は無い。彼はラムセス本人に助言を求めようとするが、傲慢な態度で一蹴されてしまう。それでも諦めず、2人はラムセスのマネージャーが開く、メキシコ屈指のルチャドールたちが集まるパーティーに忍び込む。そこで、プロとして認められるには、近く行われるバトルロイヤル形式の試合で、最後までリングに残らなければならないことを知る。
しかし潜入は失敗に終わる。スティーブンはカンディディアという太った女性に一目惚れされ、恐怖のあまり逃げ出す。一方、イグナシオはマリアッチの一員になりすまして会場に入ることに成功し、コントラバスを演奏する振りをしていたところ、マリアッチのメンバーから何か歌えと言われて、ラムセスを称える歌を即興で披露しようとするが、再びラムセスに拒絶され、2人揃って追い出されてしまう。外に出ると、敵対するルチャドールのコンビがイグナシオの三輪スクーターのタイヤを切っているところに遭遇するが、スティーブンがエローテ(焼きトウモロコシ)を投げナイフのように投げつけ、1人の目に命中させて撃退する。
翌朝、イグナシオはラムセスからの酷い扱いに失望し、レスリングを辞める決意をするが、続けたいスティーブンと激しい口論になる。その後、ミサの最中にイグナシオの修道服に火が付いてしまい、下に着ていたレスリング衣装が露見したことで、イグナシオの秘密は修道院中に知られてしまう。彼は皆の前で真実を告白し、孤児院にバスを買うための賞金を目当てに、ラムセスへの挑戦権をかけたバトルロイヤルに出場すると宣言する。結果は2位で、シレンシオというルチャドールが優勝した。修道院を追放され、イグナシオは放浪の身となる。やがてスティーブンが彼を見つけ、スティーブンが三輪スクーターでシレンシオの足をわざと轢いたことから、シレンシオが棄権したことを伝える。これにより、2位だったイグナシオがラムセスへの挑戦権を獲得する。スティーブンと2人で祈りを捧げた後、試合に臨んだイグナシオは苦戦しながらも観客の支持を集める。しかし怒り狂ったラムセスは反則に及び、試合の合間にイグナシオを襲ってマスクを剥ぎ取り、正体を暴いたうえで押さえ込む。ラムセスが勝利寸前となったその時、エンカルナシオンと孤児たちが会場に現れる。彼らの声援に力を得たイグナシオは立ち上がり、ついにラムセスを打ち破る。
こうしてイグナシオはプロのルチャドールとなり、賞金で孤児院のためのバスを購入するのだった。
キャスト
[編集]| 役名 | 俳優 | 日本語吹替 |
|---|---|---|
| イグナシオ(ナチョ) | ジャック・ブラック | 高木渉 |
| スティーブン(ヤセ) | エクトル・ヒメネス | 落合弘治 |
| シスター・エンカルナシオン | アナ・デ・ラ・レゲラ | 魏涼子 |
| ギレルモ | リチャード・モントーヤ | 岩崎ひろし |
| 海辺のまじない師 | ピーター・ストーメア | 諸角憲一 |
| ラムセス | セサール・ゴンザレス | 乃村健次 |
| チャンチョ | ダリウス・ロセ | 横川貴大 |
スタッフ
[編集]- 監督:ジャレッド・ヘス
- 製作:ジャック・ブラック、デヴィッド・クローワンズ、ジュリア・ピスター、マイク・ホワイト
- 製作総指揮:スティーヴ・ニコライデス、デイモン・ロス
- 脚本:ジャレッド・ヘス、ジェルーシャ・ヘス、マイク・ホワイト
- 撮影:ハビエル・ペレス・グロベット
- 音楽:ダニー・エルフマン
- 編集:ビリー・ウェバー
応援ソング
[編集]- カリート「Go!Go!カリート」
出典
[編集]- ^ a b c “Nacho Libre (2006)” (英語). Box Office Mojo. 2010年8月3日閲覧。