ナクパドン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
ナクパドン
Nakpadon
Nakpadon01.jpg
種類 重装甲兵員輸送車/歩兵戦闘車
原開発国 イスラエルの旗 イスラエル
運用史
配備先 Badge of the Israel Defense Forces.svg イスラエル国防軍
関連戦争・紛争 レバノン南部、ガザ地区ヨルダン川西岸地区等での治安維持活動
開発史
開発期間 1990年代
製造期間 1990年代~
諸元
重量 55 t
要員数 2名+10名

装甲 第三世代複合装甲
主兵装 FN MAG 7.62mm機関銃×4
副兵装 ソルタム60mm迫撃砲
エンジン コンチネンタル AVDS-1790-6A
ディーゼル、出力900hp
懸架・駆動 ホルストマン・サスペンション
テンプレートを表示

ナクパドン(Nakpadon)は、イスラエルによって開発され、1990年代に実戦配備された重装甲兵員輸送車歩兵戦闘車)である。ナクパドン(Nakpadon)は、ヘブライ語ヤマアラシを意味する語である[1]

開発のベースとなったのは、イギリス製のセンチュリオン戦車(イスラエルでの呼称はショット)から開発したナグマショット装甲兵員輸送車、ナグマホン歩兵戦闘車である。

概要[編集]

ナクパドンの兵員室(戦闘室)はナグマショットのそれに比べ、更に防御力が強化されている。兵員室の周囲は第三世代複合装甲および爆発反応装甲で防御され、車体サイドスカートもより厚みのある複合素材に置き換えられている。10名の兵士が乗車可能で、戦闘重量は55トン以上となっている[2]。このためエンジンはナグマホンのAVDS-1790-2AC(出力750HP)から、 メルカバMk.Iと同じ、出力900HPのAVDS-1790-6Aに変更されている。

武装としては4挺のFN MAG7.62mm機関銃[3]およびソルタム60mm迫撃砲を装備している。また、車体後部にIED起爆妨害用のアンテナが装備されたり、車体前方に昇降口を設けた派生車種も存在する[4]

ナクパドンはガザ地区ヨルダン川西岸地区などにおいて治安維持活動に投入されているが、大部分はレバノン南部での作戦向けにイスラエル北部地域に配備されている[1]

脚注・出典[編集]

関連項目[編集]

ウィキメディア・コモンズには、ナグマショット系APCに関するカテゴリがあります。