クロタチカマス

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クロタチカマス
Gempylus serpens.jpg
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
亜綱 : 新鰭亜綱 Neopterygii
上目 : 棘鰭上目 Acanthopterygii
: スズキ目 Perciformes
亜目 : サバ亜目 Scombroidei
: クロタチカマス科 Gempylidae
: クロタチカマス属 Gempylus
: クロタチカマス G. serpens
学名
Gempylus serpens
Cuvier1829
和名
クロタチカマス (黒太刀梭子魚)
英名
Snake mackerel

クロタチカマス (黒太刀魳、黒太刀梭子魚、黒太刀梭魚、黒太刀魣、学名: Gempylus serpens)は、クロタチカマス科クロタチカマス属の魚類である。

概要[編集]

南日本、世界中の温・熱帯域に分布する体長1m以上に成長する魚食性の魚で、一般に大陸斜面の中層に生息している。昼間は深海に棲み、夜間になると捕食のために海面近くまで浮上してくる。体は著しく延長し、強く側扁しており、吻端はとがり、両顎には、鋭い歯がある。なお、クロタチカマスの名の由来となった「黒太刀」とは、体色が黒っぽく、タチウオ(太刀魚)に似ていることからこの名がある。

食材・調理法[編集]

日本では、ほとんど食べられていないが、神奈川県小田原市では、ナガスミヤキとか、ナガッポナガズミと呼ばれ、珍重され食用とされている。中秋から初冬にかけては、このクロタチカマス等を狙った専門の夜釣り、スミヤキ漁が行われている。塩焼きの他、なめろうなどで食される。皮と身の間や一部身の中に骨があるため食べにくいが、背側から身を開き、身から皮に向って身をほぐして食べると比較的食べやすくなる。この食文化は、一説には、相模国早川荘を所有した小早川遠平が食して、奨励したのが始まりとされる。

近年、焼いたクロタチカマスに小田原市産のレモンを絞って食する「片浦食い」が広がっている。

外部リンク[編集]

関連項目[編集]