ドン・ムーマウ

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ドン・ムーマウ(Donn Moomaw、1931年10月15日 - )は、元アメリカンフットボール選手で、長老派教会教役者である。

カリフォルニア州サンタアナで出生し、サンタ・アナ高等学校に通った[1]

UCLAのチームでは、センターとラインバッカーを務めた。1950年、1952年にはそれぞれオールアメリカンに選ばれた。

1953年NFLドラフト1巡全体9位でロサンゼルス・レイダースに指名されたが日曜に試合出場をしたくない彼はNFLではプレーをせず、日曜には試合のないCFLトロント・アルゴノーツと契約、1953年に7試合に出場した。1955年には同じCFLのオタワ・ラフライダーズで2試合に出場した。

UCLA時代の背番号80番は永久欠番となっている。1973年、カレッジフットボール殿堂入りを果たした[1]。1984年にUCLAのスポーツ殿堂入りを果たした。

後に長老派教会の教役者となったムーマウは、ロサンゼルスベル・エア長老派教会の牧師を1964年から1993年まで務めた。 この間、カリフォルニア州知事ロナルド・レーガン、及び妻ナンシーと交友した。1981年、レーガンの大統領就任式に際して祝祷を行った。

1993年、5人の女性と「性的接触」をしたとして、辞職を余儀なくされた[2]

脚注[編集]

  1. ^ a b College Football Hall of Fame Member Biography, collegefootball.org
  2. ^ Tanya Barrientos, "IN MINISTRY, DEALING WITH TEMPTATIONS OF THE FLESH THE CONCERN IS THAT AFFAIRS CAN BE HARMFUL." Philadelphia Inquirer, March 22, 1995.