ドンキーコングジャングルビート

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ドンキーコング ジャングルビート
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ニンテンドーゲームキューブ
Wii
開発元 任天堂
発売元 任天堂
人数 1人
メディア 光ディスク
発売日 GC:
日本の旗2004年12月16日
欧州連合の旗2005年2月4日
アメリカ合衆国の旗2005年3月14日
Wii:
日本の旗2008年12月11日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
ESRBE10+(10歳以上)
PEGI: 3+(3歳以上対象)
デバイス タルコンガ使用(GC版)
ヌンチャク使用(Wii版)
売上本数 GC:20万本
Wii:14万本(2012年4月
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ドンキーコングジャングルビートDONKEY KONG JUNGLE BEAT)は、任天堂からニンテンドーゲームキューブ用ソフトとして発売された横スクロールアクションゲーム2003年7月に設立された任天堂東京制作部が初めて手がけたソフトである。2008年12月11日に『Wiiであそぶ ドンキーコングジャングルビート』としてWiiに移植された。

ゲーム概要[編集]

ドンキーコングが様々なステージを進み、ステージの奥にいる動物の王を倒して「王の中の王」を目指す。このようにゲーム上の目的はあるものの、「王の中の王」を目指す理由などのバックボーンは特に設定されていない。

基本的にはゲームキューブの周辺機器であるタルコンガを使用してゲームを進めていく。タルコンガの右側を叩くとドンキーコングが右に移動、手拍子をするとステージ内の仕掛けが作動するなど、タルコンガの性能を生かした操作となっている。一応、通常のゲームキューブ用コントローラを使用することも可能である。

本作では、ドンキーコングの声をプロの声優である長嶝高士が演じ、以後の作品におけるスタンダードとなった。

アーケード用のメダルゲーム、『ドンキーコングジャングルフィーバー」「ドンキーコングバナナキングダム』は本作をベースに作られている(発売元はカプコン)。

Wii版での変更点[編集]

Wii版ではタルコンガを使用せず、ヌンチャクでドンキーコングを移動させ、Wiiリモコンを振って敵を攻撃をするという仕様に変更となった。なお、他の『Wiiであそぶセレクション』シリーズにもいえることだが、ゲームキューブ用コントローラの使用もできない。

画質はハード性能にともない若干ながら向上している。また、移植に伴い新ステージの追加やゲームバランスの再調整が行われている。

GC版ではストーリーのバックボーンが設定されていなかったが、Wii版では公式サイトにおいて、「ジャングルの住人を苦しめる悪のコング(各エリアのボス)を成敗するべく『ジャングルの王』たるドンキーコングが立ち向かう」という一応のストーリー設定がされた。

メインキャラクター[編集]

ドンキーコング
主人公。各国のコング達を倒すために冒険に出る。
キッキ
白い小猿。ドンキーに助けを求めにきた。他にも大勢の仲間がいる。

ジャングルブラザーズ[編集]

ドンキーの冒険の手助けをしてくれる動物達「ジャングルブラザーズ」が登場するステージがある。

モーシン
。ドンキーを背中に乗せて、雪山をアニマルフレンドランビのように豪快に爆走する。
ムッサー
ムササビ。ドンキーを掴んでパラシュートのようにゆっくりと降下する(スーパードンキーコング2コークスと同じ)。
シャッチー
シャチ。ドンキーを乗せて泳ぐという点はエンガードと同じだが、エンガードとは異なり縦横無尽に泳ぎ回り、水面からジャンプすることも可能。
ヘリバード
。ドンキーを掴んで空を飛ぶ、アニマルフレンドのスコークスにあたるキャラクター。

ボスキャラクター[編集]

それぞれの世界に登場するボスキャラクター達。当然ながら、ステージが進むにつれ様々な強化がされていく。モロピー、ジンゾウとカンゾウ以外は残り体力を300以下にすると怒り始めパワーアップする。モロピーは400以下で、ジンゾウとカンゾウはどちらか一方を倒すと残った方が怒り始める。

スランプバード、ハッスルバード、ナックルバード、ストライクバード
黒い卵を抱えた巨大な。ボス本体ではなく、卵に接触し、頭突きによるラッシュをすることでダメージを与えられる。羽を飛ばしたり、巨大な岩を飛ばして攻撃するほか、風起こしで追い返してくる。
スランプバードを怒らせた後とハッスルバード以降は卵に一度だけ攻撃を防ぐ(ただし気絶し移動しなくなる)黒い霧を纏うようになり、羽飛ばしと風起こしが複合される。
ナックルバード以降は岩が三方向に飛ぶようになり、ストライクバードは怒らせるとさらに一発ずつの巨大な岩を出してくる。
倒すと卵の皹が広がりながら黒い煙を吹いた後爆散し、その後何故か本体も連動して消滅する。
ゴロピー、モロピー、ドロピー、ゲルピー
筋骨隆々な二足歩行をするイノシシ。トゲトゲの赤い実や電気を纏ったココナッツを投げたり、近距離にいる相手を殴り飛ばして攻撃する。近くで手拍子をすると電気を纏っていないココナッツを吹きだすが、連続でやりすぎると防御を行い、パンチで反撃してくる。ココナッツをぶつけると気絶し、つかんで連続パンチができるようになる。
モロピー以降は特定の足場からジャンプし、電気を纏いながら突進し、着地の間際にパンチを行う攻撃が加わる。
ドロピー以降は5方向に電撃弾を発射する攻撃が加わる。
ゲルピーを怒らせるとジャンプの代わりに電気を纏い目視不能な程の超高速移動を行う。
ココナッツをぶつけて倒すとそのまま倒れるが、つかんでからのラッシュで倒すと、大ジャンプしてから鼻へのダブル・スレッジ・ハンマーでトドメを刺す演出が加わる。
機械仕掛けなのか、倒した後は両腕が煙を吹いてショートしている。
イウゾウ、キクゾウ、エンゾウ、ジンゾウ、カンゾウ
鼻が大砲のようになっている機械仕掛けの。移動はせずに高台の上に居座り、外見に違わず大砲の弾を発射して攻撃する(怒らせると3連射するようになる)。
ドンキー自身の攻撃は一切効かず、周囲にある草から生えたパイン爆弾(ブラッドパイン)によってのみダメージが与えられる。
砲撃の前兆である吸い込み中の砲門(鼻)にブラッドパインを投げると、爆弾を詰まらせ爆発し、弱点である心臓がむき出しになる。すると砲門(鼻)から4つのブラッドパインが発射されるので、それら4つと新たに草から生えた1つを心臓に打ち込むと、打ち込んだ数に応じてダメージを与えられる。これらの攻撃は、胴体に直接ブラッドパインをぶつけるよりダメージが大きい。
キクゾウ以降は鼻先の砲台をレーザー砲に変え、台から前足のみで身を乗り出し、レーザーを薙ぎ払う攻撃が加わる。
エンゾウ以降はナパーム弾のようなものを出す攻撃が追加される。
ジンゾウとカンゾウは二匹がかりで襲い掛かってくる。
大乱闘スマッシュブラザーズXで、「エレファントキャノン」という分類名であることが明らかになった。

各国の王たち[編集]

ファイナルコング以外の王との戦いでは、お互い移動せず、防御、回避を行いつつ攻防を繰り広げる戦いとなる。 どのコング達にもカウンターを行うことが出来る場面が存在し、カウンターに成功すると気絶し、ラッシュをかけることが出来るようになる。

ドレッドコング
Dの世界タルの王で、本作最初のボスでもある。その名のようにドレッドヘアーである。キッキ達が見守るなか巨大な木の枝の上で戦う。攻撃は左右のパンチのみで、交わしてからカウンターを行うと気絶し、ラッシュをかけられるようになる。
コンフーコング
Kの世界タルの王。「コンフー(功夫)」、英語名の「KARATE(空手) KONG」という名のとおり拳法家のような服装の老コング。川を流れる丸太の上で戦う。こちらの攻撃を身体を少し傾けるだけで避けたり、攻撃が連続して複数回行われる特徴を持つ。また、他のコングよりもラッシュをかけられる時間が長く、多くのダメージを与えられる。
ブシドーコング
Jの世界タルの王。「武士道」という名のためか、ちょんまげの様な髪形をしている。雨の降る中小さな丘の上で戦う。
基本的にはドレッドコングに似ているが、パンチを避けてカウンターを行おうとしても必ず避けられてしまい、反撃として回し蹴りを行ってくる。起こると回し蹴りが2段階に増える。
ヒャッカンコング
Bの世界タルの王。英語名の「SUMO(相撲) KONG」の通り力士のようなコングで、「百(約375kg)」という名のとおり非常に太った体形の超ヘビー級。下半身の毛皮はまわしのようになっている。何故か大気圏突入中の隕石の上で戦う。彼のみ相撲の如く張り手で攻撃する。
防御面はほぼ完璧で、こちらからの攻撃は殆ど通じないため、ラッシュ以外に有効な攻撃手段がない。
ちなみに、彼の戦闘BGMの中で、「はっけよい」、「のこった」等、相撲に使われる合図がかかる。また、倒した際に「突き出し」という相撲の決まり手を告げる音声がかかる。また、ラッシュをかける際は多くの敵キャラが転倒しているが、彼のみ直立不動のままである。
ファイナルコング
全ての世界をクリアすると戦うことが出来る本作のラストボス。「覇王」という肩書きを持つ最強のコング。口から赤い光が漏れており、腹部にチャンピオンベルトのようなものを巻いている。
彼のみ他の王とは戦い方が違い、コング以外のボスのようなフィールドを自由に移動しての戦いとなる。最初は顔だけの猪のような生き物に乗っており、それを倒してからファイナルコングとの直接対決となる。
また、彼のみ強化されて再び戦うことになる。

声の出演[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]